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交差点の少し手前に差し掛かったとき、反対側のマンションから救急車が。 交通量はそれほど多くなかったから、すんなりこちらの車線へ。 もちろん、停まって先に行ってもらう。 救急車、交差点を左折して見えなくなった。 ふと、反対側のさっきのマンションの前の人影に気付いた。 ご家族の女性・・・きっと救急車には同乗できなかった方ね。 舗道のギリギリのところに立って、私の方に、何度も何度も、深く頭を下げてらした。 胸が詰まって、涙が出てしまって。。。 私も会釈した。 お気持ち、痛いほど解る。 ちょうどが赤に変わり、遠ざかるサイレン聞きながら交差点で停車。 しばらく涙が溢れてしまった。 救急車見ると。。。「早く、どうか早く。。。どうか皆が道を譲って!」って祈るのね。 時々、知らん顔で普通に走ってるを見る。 カーステレオの音量のせいか? ボーっとして気付かないのか? 気付いても無視してるのか? それとも、どうしたらいいか解らないのかな? 端に寄って待ってたら、一般車に追い抜かれたこともあったな。 進路も譲らず、そのまま走ったり、救急車の前横切ってる 「お願い!どいて~!!」って叫びたくなる。 私も間際に気付いて焦ることがあるから、大きなこと言えないけど、 気付いたときは、本当に申し訳ない気持ちになる。 先日は、あるの前で患者さんを運ぼうとしてる救急車に、クラクション鳴らすも。 お願いだから、もう少しだけ優しくなって。 きっと経験された方は、皆同じ気持ちだろうな。。。 もう10年以上も前のこと、旅先の宿で母が倒れた。 無理な日程で、強行軍にした私が悪かった。 初めて、父と同乗した救急車。 見知らぬ土地の夜道が、ひどく長く感じて、ただ「早く、早く」と祈ってた。 暗い夜道、後部のガラス窓から、端に寄って道を譲ってくれたのライトが見えると、 心の中で手を合わせた。 本当にありがたいと思った。 主人が必死に救急車の後を追ってくれた。 一般車だから、信号無視もできず、恐らくサイレンの音を頼りに追ったんでしょう。。。 「ありがとう」 と、「気を付けて」 でいっぱいだった。 幸い、母は翌々日に一緒に帰宅できた。 あれ以来、救急車見るとその時のことが蘇る。 どんな方か? どんな状況か? は全く解らないけど、 「どうか、どうか早く、どうかみんな道を譲って!」と、毎回祈ってしまう。 今日運ばれたあの方。。。どうかご無事で。 つい数日前、ペットの救急車のことをテレビで見た。 ちゃんとした医療設備を整えた、応急処置もして下さる立派な車両。 限られた地域だし、台数も多くないし。。。 もっと広まってくれたら嬉しいな。 りゅうもほしかったな、ペットの救急車。 119番で乗せてほしいって、すごく思ったな。 いつか、ペットの救急車、ちゃんとサイレン鳴らして通れるようになるといいな。 その時も、みんなが道譲ってくれるといいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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