カテゴリ:古流ほか合気道など
合気道も丸十年になる。
正直なところ、昇段審査はのぞまない。 可能なら受けたくないが、後に続く方々の「順列」を乱さない意味で道場長より通達があれば受けなければならないという不文律がある。 それで過日、審査を受け、准四段をいただいた。 技の出来よりも約20分間を息を乱さず動き続けることを念頭に置いた。 呼吸を相手に悟られないこと。 息を吐いているのか吸っているのかを傍目に分からないようにすることが隙をつくらないことにつながると考える。 とはいえ、年齢には勝てず、相手が受け身を取っている瞬間に息を深く吐いて、呼吸を整えるのに苦心した。 徒手、短刀、と続き、木刀による組太刀になって、少し余裕が生まれた。 木刀を握ると身体が静まる感覚がある。 最後の「杖取り」は今だに好きではない。 ともかく昇段したことで何かが変わることはないと思うが、今後も心身練磨のために稽古にいそしもう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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