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専業トレーダーとなってから、一日中ずっと無言でPCに向き合っている。
孤独だ。 誰とも会話がないことに加えて、市場に参加する大多数の人と逆向きにトレードしなければならないことも多い。 そういう仕事なので、週二日の合気道の稽古が本当に心身の健康に役立っている。 そして先月から始まったテニス教室でも、見知らぬ人と一緒に汗を流して笑顔を交換するのが本当に楽しい。 幸いにも人見知りな方ではないので、ここぞとばかりに色んな人に話しかける。 20代から60代まで、あらゆる世代の方と交流できるそのこと自体に価値があるなぁと思う。 そのテニス教室で嬉しいことがあった。 二週間前の前回、合気道で突き指をして薬指に小さく湿布をはってラケットを握っていた。 そのとき、同じクラスにいる二十代の女性が「指、どうしたんですか?」と声をかけてくれたことが嬉しかったのだが、そのこと自体はすぐに忘れていた。 その腫れもひいて、一昨日は湿布が取れて万全の態勢で参加できたのだが、コートのボールを拾っているときに、近くにいた彼女が、「指、もう大丈夫ですか?」と声をかけてくれたのが、言葉にできないくらい嬉しかった。 何でもない会話なのだが、ただ同じクラスでテニスをしてる他人の自分の指の湿布が取れたことに気付いて声をかけてくれたことに後から感動しているのだった。 ちょっとした優しさに飢えているのかもしれない。 それくらい、人と関わることが少なくなっているんだと逆に実感する。 自分に気付いてもらえることに敏感になっているのか。 なんにせよ、ありがたいことだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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