『6年目の鬼門』
このところ元気がなかった。なぜだ? と、つきつめていくと・・・それまで「元気の素」であった合気道の稽古から、元気を吸収できなくなったからだと気付いた。 正直なところ、稽古が楽しくない。だけど、長いこと「稽古が楽しくない」ということを自分で認めなかったのだ。だから、なぜ気持ちが「渇水状態」なのか、気付くのに時間がかかった。 なぜ楽しくないのか実際よく自分でもわからないが、上達を感じられないからかもしれないし、一緒に稽古したい先輩が来なくなって道場の雰囲気が微妙に変化しているのも一因かもしれない。しかし、週二日の稽古は欠かさず出ている。やめてしまうには惜しいから。 続けていればまた何かが開けてくるかもしれない。 思えば、スキーも丸6年で上達の限界を感じて、それまでの情熱を失った。いまではレジャー・スキーである。(SAJ1級が泣いている) さらに言えば、結婚も丸6年あたりから夫婦仲がおかしくなりはじめた。 自分にとって「丸6年」というのは鬼門なのだろうか。合気道も丸6年。情熱を失った自分を悟られないように稽古を続けているが、いずれ仲間にも伝わるにちがいない。だがそれも自然体で通すしかあるまい。 自分にも困ったものだ。。。