ジル・ビルヌーブ・サーキット
初開催は78年。地元ではフランス読みのシルキュイ・ジル・ビルヌーブ。
ジルが事故死するまではサーキット・イル・ノートルダムと言われていたらしいです。
初開催時にはピット及びスタート&フィニッシュラインがヘアピンのところにありました。
ここは典型的なストップ&ゴーサーキット。ブレーキパットの消耗は凄まじく、
全周回を全力で走ればブレーキはもたないとまで言われ04年にはブレーキダクトを大きくとった
トヨタとウィリアムズの4台が失格するという事も。
昨年のアロンソのポールラップと99年ジャックのラップ
エスケープゾーンが少ない為にセーフティーカーの出動も多く、荒れたレースになる事も多いです。
特に最終シケインではシューミやヒル、マンセルなど多くのチャンピオンドライバーがクラッシュしています。05年にはアロンソがウォールにマシンをヒットさせて戦列を去っています。
シューミのクラッシュとアロンソのクラッシュ
伝説のマンセルファイナルラップの自爆劇
ワン・ツーしかないフェラーリ
モナコでマクラーレンに惨敗したフェラーリ。
あの圧倒的な差はマクラーレンの強さにマッサの作戦ミスとキミのクラッシュが重なった結果でした。
北米2連戦では逆に彼等との差を詰めるチャンスと言えます。
つまりこの2戦で挽回出来なければシーズンは終わったも同然です。
モントリオールでは過去10年で実に6勝。ワン・ツー3回。ツー・スリー2回。2位を逃したのは99年のみ。と圧倒的な強さ。不安があるとするならば01年以降ポールを獲れていないことぐらい。
またモナコでマクラーレンの2台がかなりのペースで走行を重ねたのでエンジンの信頼性に不安があります。後半ペースを落としたとはいえマッサ以外全車周回遅れというのはコース全長の短さがあってもハイペースだったと言えるでしょう。
昨年のカナダGPはキミが優勝していても不思議ではなかった数少ないレースでした。
その得意なコースで今シーズンの悪い流れを断ち切る走りを魅せるのか?
好調そのままにマクラーレンが勝ってタイトル争いをチームメイトバトルに持ち込むのか?
マッサが食い下がるのか?
早くも今シーズン最初のクライマックスが訪れます。
トヨタとラルフ
更迭説が出てきてからのチームの彼に対するあまりの擁護ぷりには閉口しちゃいます。
いくらマシンが悪いからと言っても・・・
自分に合うマシンをチームが用意してくれるのを待ってるドライバーって、どーよ?
実際ヤルノはそこそこ速く走っているのだから彼と同等の速さを示してから
更にステップアップする為にラルフなマシンを作るっていうのが正しい順序のように思うのですが・・・
とか思いつつも更迭はないと裏付けのない確信だけはある(爆。
そりゃ琢磨だ中嶋だと無邪気に夢をみていた方が楽しいに決まっているのですけど・・・
いくらなんでもネ(^ ^;