難しいハミルトンの初優勝
■予選リザルト■
Q2からQ3のタイム差です
1 ハミルトン +0.221
2 アロンソ +0.641
3 ニック +0.306
4 キミ -0.181
5 マッサ +0.432
6 ウェバー +0.652
7 ニコ +0.729
8 クビカ +0.625
9 フィジコ +0.941
10 ヤルノ +1.147
アロンソが20周目前後、ニックとハミルトンは18周目辺り。
フェラーリは22周目とかといった感じでしょうか?
金曜雑感でのセカンドタイムリザルトと予選の結果の類似っぷりに自画自賛(爆。
今回のフェラーリの予選での戦い方はあまりに不可解で
一見、最初から勝負を捨ててしまっているようにさえ思えてきます。
キミの予選でのベストタイムはQ2ではなく、なんとQ3でのタイム。
Q2は1回のみのアタックで終えてしまい脱落の危険さえありました。
しかし土曜のタイムの流れから考えると面白い事が見えてきます。
チームは燃料を積んだ状態でQ1を走り、Q2ではマッサが空タン、キミはそのままの重い状態で走行した可能性が考えられます。
つまり何らかの原因でデータが不足していたチームはこの予選セッションでレースシミレーションを行なっていたのでは?
もし単にドライバーのミスでのあの予選順位ならば
今シーズンの行方は決まったも同然です。
ハミルトンに先行されたアロンソはミスさえしなければポールは確実だったでしょう。
それを考えるとふたりの燃料量はそれ程離れてはないと思います。
ふたりの作戦によって噂されている作戦優先権の有無がハッキリしそうで楽しみです。
ただこのサーキットでポール・トゥ・フィニッシュの確率は過去10年で僅か3回。
それだけ荒れたレース展開が多いのでマクラーレンの優勝は案外難しいのかもしれません。
特にセーフティーカーが出るのはほぼ確実なので無闇に緻密な作戦を立ててなんかいると一発で下位脱落の危険もあります。
ホンダ勢最高位の佐藤ですが川井氏がコメントしていた内容を考えると
モナコでのニックのような状態になりそうな予感。
折角危険なイメージが払拭されてきているので、ここで無用なクラッシュを起さなければいいのですが・・・。
サスにトラブルを抱えていたトヨタは結局決勝を走るのを決断しましたが
ターン8の縁石は使えないそうで不安は残ります。
ムービーを観る限りではホントに危険な感じですから・・・
それにしても土曜のルノークルーの働きっぷりには驚きました。
流石です。そしてヘイキのツキのなさにも脱帽です。
ヘイキのクラッシュのムービー CSで話題になったウェバーのブレーキテスト
先行逃げ切りでは絶対終わらないレース。
ハミルトンの初優勝はやっぱりイギリスGPあたりになりそうな予感です。
ユーロF3
やっとやっとの第2戦ブランズハッチ。
予選で期待のカムイ君が4位。RDDのグロスジャンが3位。話題のニコは5位。
先日のGP2にメガネ君の代わりに走ったブエミが8位。
ポールは昨年のマカオGP6位のイギリス人、ジェームズ・ジェイク。
彼はなんと貴族!?の家柄だそうでその資金力をバックにメーカー系の支援を受けずにここまでステップアップしてきたようです。
こちらのレースも期待大です。
追記
ユーロF3第二戦が終わりました。
レース1はグロスジャンが優勝。カムイ君は見事3位表彰台。
貴族な王子(ジェイク)は2位。ニコが4位となりました。
レース2ではリバースグリットでポールになった87年生まれのイタリアンルーキー、エドアルド・モルタナが初優勝。
彼はなんとフォーミュラーカー(4輪)歴がまだ2年目だったりします。
2位がレッドブル子飼いのブエミ。3位はまたもカムイ君。グロスジャンはリタイア。
ランキングはブエミが22Pでトップ。2位に20Pでグロスジャン。
3位はニコ(14P)。カムイ君は10Pで7位。
次戦は24日、ドイツ、ノリスリンク。