カテゴリ:過払請求
ある地方都市の裁判所。
CFJとの過払い本人訴訟に付き添う。Sさんはアイク、ディック時代からの取引。 Sさんに限らず、地方には古くからこれらの会社と取引していた人が多い。 昔は町にアイク、ディック、それにユニマットの看板が溢れていたようだ。
開廷した。Sさんは満額返還希望、そのことを準備書面で代弁していたので、 裁判官は淡々と訴訟を進めていく。 ところが、「和解の話をしたいんですが?」CFJが突然言い出した。 傍聴席には私以外誰もいない。他の事件の審理もないようだ。 裁判官はSさんの確認を取って「どうぞ」の一言。
その場で和解の話し合いが始まった。 CFJ 「お聞きしますが、原告(Sさん)の希望は?」 Sさん 「全部返して欲しいです」
これには、CFJも唖然とした様子、裁判官も苦笑いして 「和解はお互いに譲歩することですよ?」とAさんを諭す。
Sさんは負けてはいない、CFJに向かって 「逆にお聞きしますが、どの位なら返してくれるんですか?」
CFJが口を開いた。 「率直に言います、元金の8割でお願いします、皆さんにそうさせていただいております」
話にならない、請求額の半分程度だ。Sさんも呆れている。 裁判官も和解は無理だと判断。 「被告は主張があるようですので、もう1回だけ期日を入れます」と閉廷になる。
本件は分断もなく何の争いのない案件。「払い過ぎたお金は全額返してくれ」と言うだけ のこと。和解をする必要は一切ない。
CFJは判決が下りると返済も早い。Sさんに満額のお金が戻る日も近づいてきた。 頑張れSさん! 当事務所も今まで通り援助を惜しみません。 マイサイト 過払い請求・債務整理の手引き (全国から無料相談受付中) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.03.03 16:49:59
コメント(0) | コメントを書く
[過払請求] カテゴリの最新記事
|