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司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

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萩2696

萩2696

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2013.03.04
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カテゴリ:過払請求

 ある裁判所の法廷内、過払い金返還の本人訴訟が行われている。

 「(過払い利息の)充当に関して準備書面を出しますので次回期日を、それに和解の話

  も・・・」

 相手業者の代理人弁護士は焦って裁判官に食下がっている。

 しかし裁判官は、 

 「今更、準備書面を出しても仕方ないでしょう!」

 「原告も判決を求めているようですから、一応終結します」

 と相手にしない。

 そして最後に

 「和解するなら、判決までに勝手にやって下さい、こちらにも都合があるんですから・・」

 と思わぬ言葉で終結になった。

 年度末に入るので、さっさと片付けたいのだろう。なんとユニークな裁判官だ。

 

 原告席のTさんはキョトントしている。

 傍聴席の私も素早い訴訟進行に感心するばかり。

 しかし、言ってみれば、今回は相手の反論を待つことなく勝敗が決まっている案件だ。

 

 こちらの準備書面の最後にも

 「本件は分断もなく、みなし弁済を実質的に否定した最高裁判決以後に過払い金が発

 生した事案です。原告としては和解する必要も、意思もあり ませんので、即、終結を希

 望します」と付け加えておいた。

 裁判官も原告の希望に沿って裁判を進めただけだ。

 

 法廷を出ると、廊下で待ち構えていた相手業者の弁護士。

 恭しく名詞を差し出し

 「会社を説得して判決より早く返金しますから」と、しきりに和解を嘆願してきた。

 このまま判決を取られると依頼業者に言い訳ができないのだろう?

 敗戦処理の代理人は本当にお気の毒である。

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Last updated  2013.03.05 06:10:23
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