カテゴリ:過払請求
最近 本人過払訴訟が多い。本日も3人の司法書士がそれぞれの依頼者に付き添う。
私の付添いはKさん。30年来の取引で思わぬ過払い金。 「そんなにあるとは? 私は*百万円ぐらいだと思っていました、それで十分です」 欲のないKさん、最初は信じられなかったようだ。
「払い過ぎたお金を返してもらうだけです、何の遠慮もいりません!」 私の説明にようやく納得、前回は目一杯の和解案をぶっつけた。 しかし、相手の結論は出ず、持ち帰りになった。
ところが、今日になってKさん 「吹っかけ過ぎではなかったんですかね?」 また弱気が頭を持ち上げてきた。
「いいですか、先走らないでください、今回は、まず相手が回答をする番ですから」 「その後、駄目ならKさんの新たな希望額を伝えたらいいでしょう」 Kさんの気持ちを和らげて法廷に向かう。
「この前の原告の提案はいかがですか?」 裁判官の被告(相手業者)に投げかけた一言から審理が始まった。
「金額は(会社の)了解をとりましたが、返還時期が・・・・」 あっさりした被告の回答にKさんは、 「金額は問題ありませんが、返還時期は*月になりませんか?」 堂々としていて余裕のKさん。 返還時期は希望より1ヵ月後になったが無事和解となった。
「ありがとうございます、この30年間 女房や子供には不憫な思いをさせました」 「お金が入ったらまず旅行に連れて行ってあげたい」 満面笑みのKさんは裁判所を後に、自分は次の法廷に向かった。
久しぶりに晴々した気分、気持ちも高揚している。 さて、次も頑張るか! マイサイト 過払い請求・債務整理の手引き (全国から無料相談受付中) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.03.06 07:04:45
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