カテゴリ:任意整理
Sさんの勤め先は誰でも名前を知っている超一流会社。 家族と別れての単身赴任、夜はじっとしていられなかった。
そんなSさんに悪魔の手が忍び寄った。 貸金規制法で貸付が減った金融会社、そして総量規制に関係ない銀行。 取りっぱぐれはないと思い、どんどん貸し付けた。 そして、Sさんが多重債務に陥るには時間がかからなかった。
事情により自己破産も、個人再生もできない、長期分割の任意整理でいくしかなかっ た。 ある銀行に受任通知を送ったら、「保証会社の00社から代位弁済をうける予定」との 回答がきた。 00会社は、経過利息も将来利息も減額、免除しない厳しい会社。 任意整理をするメリットはない。 「××銀行は、整理しないで今までどおり払っていきましょう」 Aさんに連絡のうえ、××銀行に任意整理を取り消す辞任通知を出した。
任意整理は各債権者との交渉、その会社の方針を知る必要がある。 特に銀行は、必ず保証会社を相手にすることになる。 保証会社が分らない場合は、わかり次第、メリット、デメリットを考え、受任を取り消すこと も必要だ。 なお、銀行、保証会社の両方に債務がある場合、両方とも債務整理扱いになることも あるので、こちらも注意が必要だ。 「参考」 おもな銀行の保証会社の一例 三菱東京UFJ銀行→ アコム、ニコス 三井住友銀子→ プロミス みずほ銀行→オリコ 駿河銀行→ アコム エポス マイサイト 過払い請求・債務整理の手引き (全国から無料相談受付中、場合によっては出張相談も可能です)
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Last updated
2013.06.28 11:49:47
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