カテゴリ:過払請求
連休を控え、過払い金を早めに返還してくる業者が多い。 アイフルから、Nさんの過払い金も戻ってきた。 支払いに遅延があったため、少し削られたが、入金日までの過払い利息も 付加されてほぼ、満額だ。 控訴審判決が言い渡されてから一週間以内の入金である。 とにかく、早い、今まで、徹底的に抵抗してきたのが嘘のようだ。
さて、他の事務所に依頼中だったNさんから相談をうけたのは、 昨年の4月だ。 その事務所は、満額にこだわらず、早急返還が方針。 訴訟を提起して、ある程度の金額まで頑張ってくれていたが、 Nさんは、あくまで満額が希望。
「その事務所と手を切らない限り、当事務所は動けません」 「解任するには、精神的にも金銭的にも負担が大きいですよ」 「時間がかかります、それでもいいですか?」
「覚悟しています、どんなに時間がかかっても構いません」 Nさんの信念は変らなかった。
幸い、その事務所は、金銭的の負担なく解約に応じてくれた。 しかし、履歴等の資料は渡してくれなかった。当然といえば当然である。 そして、継続中のその訴訟の取り下げられるのを待って受任した。 受任通知、履歴請求と、一からのスタートである。 再度、訴訟を提起したのは9月になっていた。
そして、第一審判決、控訴、控訴審判決といった、 いつものパターンで無事、返金になった。 時間はかかったが、Nさんの期待に応えられてよかった。
※ 過払い金の返還時期、金額は事務所により同じではありません。 途中で事務所を変えるには精神的にも、金銭的にも負担が大きいです。 自分の希望を伝え、事務所の方針を確認して依頼することが大切です。
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Last updated
2014.04.29 07:16:10
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