カテゴリ:債務整理
「武富士の時の借金ですが、日本保証という会社から、
元金70万円に延滞利息250万円をプラスして払えと言われているんですが」 ある相談者からの電話。 めちゃくちゃのような話であるが、長期間支払いを延滞していれば、 そのぐらいの金額になってしまう。決して違法ではない。 この借金を逃れるのには、時効を援用するしかない。 最後の返済から5年を経過すると、時効を援用することができる。 しかし、訴訟等起こされ判決が確定してしまうと、 そこから10年に時効は延長されてしまう。 ところで、この相談者、平成20年頃、訴訟を起こされ、出廷もせず、 ほっといたため、判決を取られてしまったようだ。 そうすると、早くても平成30年まで時効が援用できない。 そして、その間に給与差押え等の法的処置を取られれば、 さらに、そこから10年時効は延びてしまう。 運のわるいことに、この人、日本保証に嘆願の電話をした時、 聞かれるままに、現在の勤務先を話してしまったらしい。 このような状態になってしまった場合、専門家が介入しても、 満足できる解決は難しくなる こうならない前に、即専門家に相談することをお勧めします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.26 10:34:59
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