司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

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• えぇ！　判決言渡しが３月！？

  　時計の針は12時を回った。１時間待たされているが自分の番がこない。ある裁判所の法廷内、次々と、というより、ゆっくりと審理が行われている。最近、どの裁判所も法廷も満員盛況？ほとんどが、過払い訴訟と貸金請求訴訟。「それにしても遅い！」　目の前では過払い訴訟の審理中　裁判官が原告に「三洋信販が和解案を出しているようだがいかがですか？」。「金額はいいんですが、8月の支払いはちょっと・・・　・・」原告は司法書士でも弁護士でもない本人のようだ。そして続ける。「会社（三洋信販）に電話したら、（会社の方針だから、早めに欲しいのなら判決を取ってくれ、そうしたら一週間以内に払うと言われました）」「それでは終結して判決は２月００日・・・」やっと裁判官が終結宣言。それにしても判決が２月下旬とは・・・ 　続いての事件も終結。そして「最近判決が多くて、少し猶予を下さい」とついに判決言渡しが３月にずれ込んでしまった。　　ようやく自分の出番　原告席に座る　被告席はアイフル。お互いの準備書面を陳述後「前回の求釈明の件ですが」と釈明を始めようとすると、「何のことでしたか？」と完全に忘れている、そして「最近同じような事件が多いので・・」と言い訳。（これは駄目だ」！）　何とか終結したが判決言渡しは予想通り３月０日。　事件が立て込んで忙しいのはわかるが、それを素早く裁いていくのがプロの裁判官。何とかならないものか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き

  2009.12.21

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• ちょっと、いい話

    　今日はいつものテーマから離れた、ちょっといい話。何気なく見ていた書籍の紹介文から見つけました。　以下引用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　｢ご安心ください｣　これは、新聞の投書欄で見つけたいい話キャッシュカードを二枚紛失した人がいた。｢悪用されるのではないか？｣不安が胸を突上げた。あわてて銀行に連絡した。「紛失したカードがでてきても使えませんよ」挙げ句に、冷たく念押しもされた。感じの悪さがあとを引いた。 　二つ目の銀行に電話をした。｢紛失したのですが・・・｣同じ思いを覚悟した。｢ご安心ください。お客さま・・・・・・｣いきなり思わぬ返事が返ってきた。短いが、こちらの気持を汲んだ、見事なひと言だった。 　今度は、生命保険会社の販売第一線で耳にした言葉。セールスレディに電話がかかってきた。契約者の奥さんからだ。｢主人の保険が満期です。どんな手続きを・・・・・・｣　保険証券も紛失している。契約当時の印鑑もない。戸籍謄本、印鑑証明書なども必要だろう。手続きも面倒に違いない。こんな思いでいる奥さんに、とっさに答えた生保レデのひと言がよかった。｢おくさん、お任せ下さい」。 　｢ご安心ください｣も｢お任せください｣もお客さんの身になってはじめて出てくるひと言だろう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　我々の仕事も同じだ、債務に苦しんでいる人は、やっとの思いで電話をしてくる。こちらの一言で安心する人も、逆に、さらに不安に陥る人もいる。スタッフを集め緊急ミーテーング。この話しを披露する。 　最後に債務に苦しんでいる人にひと言。　「ご安心ください、お任せください、解決できない借金はありません！」今年もあとわずか、勇気ある一歩を踏み出して、新しい希望ある年を迎えてください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き 

  2009.12.17

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• なに！！　判決を取っても支払いは来年の６月？

  　帰りがけていると武富士から一本の電話。 武富士   「Ａさんの過払い金、判決通りお払いしますが、支払い時期を来年の６月にして            く れ ませんか？」　  私　   「６月！?・・ふざけんのはやめてください！！！」 武富士  「駄目ですか？　では３月では？」 　私    　「判決まで延ばしといて、さらに延ばすとはどういうことですか？」     　　 　「直ぐ払って下さい、判決とは、そういうものですよ」 武富士   「そこをなんとか・・」 　私     　「２週間待ちましょう」 武富士   「今年中ですか？それは無理です」 　私　     「もう、いいです」　武富士   「３月でですか？」 　　私    　「もう結構です、即、強制執行しますから」　　　    　  「口座番号も知っていますし・・」　武富士　　急に慌てた様子で　　　　　　　「それだけはしないで下さい、せめて１月になりませんか？」　　私　　　　「無理しないでもいいですよ」　武富士　　「折り返し電話しますから、まだいますか？」　　　私　　　「もう帰ります」　武富士　　「明日朝、必ず電話しますから・・強制執行はしないで下さい」　　今まで延ばしに延ばしておいて、判決を取られても往生際が悪い武富士、いや、この担当者だけかも知れない？「返金はできるだけ延ばせ！！」会社の命令を忠実に実行しているのだろう。　アイフルもライフも、その他の会社も、判決になれば即、支払いをしてくる。あのＪトラスト（旧ステーションファイナンス）さえ、直接依頼者に全額払いましたと連絡がきた。判決とはそういうものだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト過払い請求・債務整理の手引き　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2009.12.16

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• 法廷日誌　裁判官を説得するのは業者との交渉より難しいです

     本日は００簡易裁判所に３件５名の過払い訴訟で出廷。まず、最初は対シンキの第３回目、分断で４年近くの空白期間有。分断が認められれば１００万円以上の請求が数万円に・・・。絶対に負けられない。相手は本日も擬制陳述で欠席。すべての主張は出尽くし、本日で終結だ！ 　ようやく事件番号が読み上げられ原告席に座る。提出した準備書面の陳述後、　「次回の期日を入れます」と信じられない裁判官の言葉。（えぇ・・どういう事だ！）。すかさず、「主張は出尽くしています」「次回の期日をいれてもらっても無駄です」「結審して下さい！」。「うぅーん・・」お互いの提出した準備書面を見ながら裁判官は考え込んでいる。　そして「わかりました。判決は１２月００日・・・」。　ようやく結審した。 　法廷が移り今度は対ＵＦＪニコス、この会社も最近任意での和解が難しくなった。第一回目のため次回の期日を決めるだけ。目の前で次々審理される他の事件を見ているとどうやら次回は２月００日のようだ。２ヶ月先は長すぎる、何とか１月に入れないと。　自分の番がきた。「次回の期日は２月００日の午前１０時半になりますが・・」とやさしそうな女性の裁判官。　「申し訳ありません、１月にお願いしたいんですが？」頭を下げ頼み込むと、「１月ですか？」しばらく手帳に目をやっていた裁判官「少し早いですが１月００日ならば」と期日が決まる。 　　今度は隣の法廷へ移動。対三洋信販との2回目、この会社も最後まで擬制陳述で出廷して来ない。準備書面で非常識な和解の提案をしてくるが無視、すべて判決で満額を勝ち取ってきた。ところが最近風向きが変わってきた。　数日前から、請求額の端数（１００円単位）カットでの和解を盛んに提案してきた。しかし支払い期日が来年の４月中旬。訴訟が長引けば判決を取っても入金はその位になるが、しかし本日終結できれば、入金は早まるはずだ。提案を断り、本日の成り行きを見ることにした。準備書面の陳述のあと。　裁判官　　「被告の準備書面の最後に和解案がありますがどうなんですか？」　　私　　　　「ちょっと・・」　裁判官　　「良い和解案だと思いますが？　こんな和解案みたことありませんよ！」　　私　　　　「支払い時期はちょっと・・」　裁判官　　「三洋信販は危ないんですか？　判決を取りたい気持ちはわかりますが、そ　　　　　　　　れだけがすべてではないですよ！」 　憮然とした裁判官、これ以上機嫌を損ねても仕方がない。「和解に代わる決定」を承諾する。裁判官を気持ちよく説得、こちらに有利に展開するのは、業者との交渉より難しいようです。反省、反省。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（１２月１５日の日記です）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き

  2009.12.16

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• 武富士との過払い本人訴訟の戦い方

     当ブログは毎日、沢山の方からアクセスを頂いている。債務に苦しんでいる人は勿論、同業士業、相手業者、そして自力で過払い請求をしている人も多いようです。本日は対武富士と本人訴訟で頑張っている人の相談メールを紹介させて頂きます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・｢相談メール｣はじめまして、河村（仮名）と申します。お忙しいところ、大変恐縮なのですが、一言で結構なのでご意見をいただきたくメールをお送りいたしました。現在、自分で武富士の過払い訴訟をしています。過払い金1３３万、利息を含めると1５５万円の請求をしていますが、本日裁判所でのやりとりで100万円の５回分割（４月末より）という話になりました。何日か前の武富士の資金繰りの記事などもあり、これで和解すべきか悩んでいます。自分としては、利息を含めて全額を一括で返して貰いたいです。ここ数ヶ月でもだいぶ状況が変わってきているようなので、返答も難しいとは思いますが、率直なご意見をいただけないでしょうか？簡単で結構です。お忙しいところ本当に申し訳ないのですが、どうかご意見をいただきたく、お願い申し上げます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・[当事務所の回答] 連日の報道のように、武富士の資金繰りが悪化しているのは間違いありません。しかし、あれだけの会社です。直ぐにおかしくなるとは考えられません。先日も、｢武富士韓国へ進出！！｣の記事が日経新聞で報じられていました。　現に、判決になると全額を一括で即、払ってきます。会社の上層部から、できるだけの減額、それも分割での引き延ばしをするような至上命がでているのだ思います。　　満額を一括での返済がご希望なら、終結して判決を求めるべきです。しかし、武富士はそでも執拗に減額、分割払いを要求してきます。また、和解を強行に勧めてくる業者よりの裁判官もいます。しかし、我々代理人と違い、自分の気持を正直に裁判官にぶっつけることが出来ます。「武富士は支払に1,000円たりなくても減額も、待ってもくれなかった」｢この過払い金で別の借金を直ぐ払わなければいけない｣等々、自分の気持を切実に訴えて、司法委員や、裁判官を納得させたと言う話も聞きます。 ようするに、自分の希望を最後まで押し通すことです。過払い金は苦しい中支払った大切なお金です。悔いのないよう頑張ってください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き

  2009.12.14

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• 資金ショートか？　プロミスから過払い金返還日の延期申し入れ

    　過払い金の引当金は使い切ってしまったのか、返還を来期（来年の４月以後）にしてくれと言ってくる業者が多い。それは、あくまで相手の都合、当事務所は安易な妥協しない。　ところで、一度取決めした返還期日を延期してくれと言ってくる業者がいる。プロミスがそうだ。 「和解が終わっている件でお話しがしたいと言っています！」嫌な予感！　直ぐに事務員と電話を代わる。 プロミス　「誠に申し訳ありませんが、今月２５日返還の分ですが・・」　　　　　「資金繰りが狂いまして、来年の１月の４日にしてくれませんか？」　私　　　「それは無理ですよ、依頼者には今年中に返還すると言ってありますから・・」プロミス　「そうですか、全部でなくても結構です、金額の大きいのだけ何とかなりませ　　　　　　んか？」　私　　　「金額の問題ではありません、依頼者には依頼者の事情もあるんですよ、しかも　　　　　　年末ですよ・・」プロミス　「そうですか、わかりました」 　過払い金は依頼者の大切なお金、当事務所はできるだけ早く依頼者にお返しする方針だ。しかも年末、来年こそは素晴らしい年を送って欲しい。　それを、いとも簡単に返還の延期を申し入れてくる。他の事務所にも同じように打診しているのだろうか？「どうしても」ということでもないようなので心配はないと思うが・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き

  2009.12.11

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• 司法書士の代理権

    ｢Ａ社から１８０万円借りてるんですが、司法書士でも大丈夫ですか？｣司法書士の代理権に関して、ある相談者からの電話。司法書士が代理できる紛争の目的価格は１４０万円まで。　　では、この１４０万円は債権者主張の請求額（債権額説）を指すのか、それとも経済利益（受益説）なのか？上の例を債権額説でいえば１４０万円を超えているため司法書士に代理権は無いことになる。　それでは、受益説ではどうか？例えば任意整理の結果、１００万円で和解になった場合は減額された経済利益は８０万円なので代理権はあることになる。司法書士界はこの受益説の解釈に基づいて業務を行ってきた。　ところが、この解釈を巡って訴訟が勃発し、平成２０年１１月の１審神戸地裁は債権額説が妥当と司法書士側に敗訴の判断を下した。当然、司法書士側は控訴。相手側にも弁護士団が結成されて、職域争い？ならぬ代理権戦争に発展した。　そして大阪高裁は「公権的解釈も確立していない状況では、いずれかの見解に立つことはできない」として判断を回避してひとまず決着した。　これを受けて「従来からの司法書士の執務が評価されたものであり、当連合会が主張する司法書士の代理権の範囲に関する解釈が認められたものと考えています」と日本司法書士連合会も会長声明を出した。　以上のような職域の問題は別として、我々はまずは依頼者の利益を考えるべきだと思います。｢140万円を超える過払い金を代理権の範囲の140万以内で抑える司法書士がいる｣という話を聞きますが、これは間違いです。過払い請求の司法書士の代理権の範囲は元金での請求額で判断します。最初から代理権がありません。　そんな司法書士がいるとは思えません。あってはならないことです。 任意整理で経済利益が、また過払い請求で請求額（元金）が140万を超える場合は司法書士の代理権は無くなり、本人交渉、本人訴訟となり、司法書士は書類作成等で援助することになります。　本人交渉、本人訴訟に抵抗のある人は弁護士さんに依頼すべきですが、これも一つの判断材料です、他の面も踏まえて事務所選びが必要なことは言うまでもありません。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き

  2009.12.10

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• 「和解に代わる決定」を連発する裁判官

    「１月に頭金で１５万円　３月、４月で３５万ずつの２回でどうですか？」 「異議はでないとおもいますが？」ある裁判所の法廷内。裁判官が盛んに原告（代理人）を説得している。被告席は空席だが、どうやらどうやら武富士との過払い訴訟のようだ。「それでお願いします」原告（代理人）の返事に裁判官も大満足の様子。 次の審理も対武富士との過払い案件。　「武富士は今まで（支払いは）４月（の入金）でしたが、最近は５月でないと無理のようで すね？」「それも今まで２，３回期日を重ねた案件ですよ」「来年の２月から３回ぐらいでどうですか？」　裁判官は、またも原告（代理人）に武富士の状況を説明している。　どうやら、早期解決、早期入金のため「和解に代わる決定」を薦めているのだ。 　自分の番が来た。本日は第一回目だ。（最初から分割での和解を勧められるのか？）　不安な気持ちで原告席に座る。相手の武富士は擬制陳述で欠席　「和解はまだ無理ですね？　相手は分断を争っているようですね、通常通り次回期日を　入れましょう」と裁判官。　　武富士の資金繰りの悪化が連日報道されている。引き延ばしに引き延ばされて依頼者の手元のお金が戻るには６ヶ月から１年先。それなら「分割でも早期和解したほうが得」裁判官の親心なのだろうか？武富士に限らず、窮状を訴える業者が多くなった。裁判官の心情も業者に傾きつつあるのも確かだ。最近は判決を出さず和解を勧める裁判官も多くなっている。 「これからは満額支払いますから、せめて３回払いにして下さい！」本日もある業者の上層部から電話での提案があった。この会社も大幅な減額、支払いも長期の分割を提案してくるため、徹底的に争ってきた。　第１回期日前に満額を即３回払いで払ってくれるのならその方が得だ！相手の提案を受け入れる。 　「時間と費用をかけての一括払いより、分割でも早期の回収　もちろん満額で！」　これ　からのテーマです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（１２月８日の日記です）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.12.09

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• 納得して借りても過払い請求は正当な権利です

  　　　とうに還暦を過ぎた民江（仮名）さんは年金暮らし。僅かばかりの年金は借金の支払に消えてしまう。最近は利息しか払えないという。「これでは一生借金は無くならない！」見かねた娘さんがやっと説得、二人で来所された。　　　私　　　　｢借金は無くなっているかもしれません、もう払うのは止めましょう！｣　民江さん　　｢でも、今まで世話になったし・・・・・・｣　　　私　　　　｢必要以上のお金を払うことはありませんよ！｣　　娘さん　　　｢そうよ、相手は商売だから・・｣　娘さんも盛んに説得している。　民江さんに限らず、年配の人には、「苦しいとき貸してもらったんだから」「ちゃんと契約したんだから払わなければ」と債務整理、過払い請求を躊躇する人が多い。　　本人で過払い請求をすると、業者が吐く言葉でもある。　利息制限法は強行法規、どんなに納得して借りても、苦しいとき助けて貰っても違法のものは違法。是正しなければならない。　民江さんも長いこと違法の金利を払い続けていた。きっと借金は無くなるだろう。「今日から（借金）の請求もストップ、借金のことを忘れて良いお年を・・・　・・」ようやく納得したのか、笑みを浮かべて娘さんと一緒に帰っていかれた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.12.07

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• Ｋさんも借金が無くなり新しい年を・・

    Ｋさんからお礼のメールを頂いた。今年５月初旬、初めて来所された時は、３社、０００万円の借金に苦しんでいた。｢借金が全部なくなって払い過ぎたお金が戻ってくりかもしれませんよ！｣Ｋさんは信じられない様子だったが、現実になった。 債務が残ったのは　１社0０万円　残り２社は過払いで合計000万円が返金された。　もう直ぐ新しい年がやってくる、どうか良い年を迎えてください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ この度は３社の過払い請求をしていただき誠にありがとうございました。当初は私としましては借入金額が多額だった為、過払い金で返金出来ればと思っておりました。結果として全額返金出来なおかつ想像以上の金額が返還され驚きました。 また訴訟に関しましても先生方が詳しく説明していただけたので安心して出来ました。 先生方に相談する前は借入、返済を繰り返して返済の為に仕事をしていた感がありましたが現在は全てにおいてゆとりある生活をおくっております。 本当に先生方には感謝しております　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.12.04

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• 過払い訴訟　判決での決着が多くなっています

    　｢為替で送られてきますから受け取ってください！｣各担当司法書士が依頼者に電話をしている。裁判所からは過払い訴訟の判決文、そしてアイフルからは｢００日までの利息を付加して直接本人に送金しました｣との通知が次々と送られてくる。　アイフルとの訴訟は、ほとんど判決で決着、子会社のライフも同じだ。そして直接本人に為替を送りつけてくる。嫌がらせとしか思えない。 　この手法はネオライングループから始まった。Ｓさんの対Ｊトラストファイナンシャルサービス（旧ステーションファイナンス）の判決文も送られてきた。ここも同じ様に為替を送りつけてくるだろう。 　武富士も最近、判決での決着が多くなった。ここは、まだまし、代理人口座に送金してくる。　それにしても和解交渉では大幅な減額、支払も数ヶ月先を提案してくるのに、判決の場合は即、満額を支払ってくる。この違いはなんだろう？引き延ばしとしか思えない。　もっとも、判決でも支払を引き延ばすようなら、その会社はもう終わりだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.12.02

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• 請求をストップ　心を平穏にして新年を迎えよう

     今日から師走。債務に苦しんでいる人は後を絶たない。新規の来客は３組。Ａさんは借金総額×百×万円　そして失業中。「どうしたら良いかわかりません」「今年は派遣村行きですよ！」すっかり落ち込んで、冗談とも取れる言葉にも力がない。「今月５日にはＡ社の支払いが、そして年末にかけて次々に支払いがやってくる」「仕事を探す気分にはならない」と言う。「今日から、３，４ヶ月は支払いがストップします」「その間に仕事を探してください、着手金も来年からの分割で結構です」と即、受任させて頂いた。　 　 しばらく借金のことは忘れ、心の平穏を取り戻し、そして仕事を探して欲しい、つなぎでも良い。 そうすれば、新しい年には新たな勇気、希望が湧いてくる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（12月１日の日記）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　債務整理，過払い請求専門

  2009.12.02

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• 過払い金が依頼者の手元に返るまでの流れ

   経理担当者の机の上は、過払い金入金処理のための依頼者のファイルが、どんどん積み重なっていく。　各業者からの過払い金の返金は月末に集中する。本日は特に多い。　業者からは明細書等は送られてこない。、何人か分をまとめて一括で振り込んでくる。それを一人、一人に仕分けする。いつものことだ。　そして、担当司法書士の作成した精算書をチエックのうえ、依頼者の口座に送金させて頂く。 　過払い金は依頼者の大切なお金、精算が出来る分は随時、そして出来るだけ早く返金させて頂くのが当事務所の方針です　明日からは師走、何かとお金が必要な時です、そして新しい年がやってきます。過払い金の返金については、遠慮なくお問合わせ、ご相談下さい。

  2009.11.30

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• 専業主婦の借金　38％の夫は知らない

    　消費者金融などでお金を借りている専業主婦で、借金を夫に隠している人はどのくらいいるのだろうか。日本貸金業協会の調査によると、38％の主婦は｢夫に自分の借金を知らせていないと回答した。（ある記事から） 　債務整理を受任するとき、家族の協力が必要な場合は家族に打ち明けることを強く勧めることにしている。特に借入れの原因が生活費である場合は家計全体の問題である。家族の協力なくして再建が難しいからです。しかし、｢離婚される！｣｢暴力を振るわれる！｣夫婦の事情は様々だ。受任するかどうか苦慮することもある。 　忘れられない事件があった。今から6年程前のこと。依頼者の専業主婦の和子（仮名）さんは家計のやりくりの失敗から多額の借金が抱えこんでしまった。主人に打ち明けるよう説得したが、｢そんなことをしたら殴られる！！｣｢離婚される！｣と怯えだした。最後には自殺まで口走る始末。あとで知ったことだが、和子さんは｢パニック症候群｣という病気のため通院中だった。   「後がない！！」　受任させて頂き、各社に受任通知を送った。ところが、とんでもないことが起こった。　｢一括で払ってください！！｣｢無理ならご主人の会社に電話します｣中小業者Ｓ社の担当者からの信じられない電話。｢そんなことをしたら業法違反になりますよ！｣いくら説明してもわからない。申込書の家族欄に書かれたご主人の氏名、勤務先等を見て、保証人だと勝手に思い込んでしまったのだ。　そして、本当にご主人の勤務先に電話してしまった。  さぁ大変！！　｢どういうことだ？帰ったら説明してくれ！！｣何も知らないご主人から和子さんに電話が入る。泣きながら事務所に駆け込んできた和子さん。｢何かあったら直ぐ電話下さい｣と事務所で待機することにした。  ｢大丈夫か！・・・｣　時間が長く感じた。ようやく電話のベルが鳴った。和子さんは泣いている。いままでと違う嬉し涙だ。｢何で言わなかったんだ！！｣　｢お前ばかり苦しませて・・｣｢これから一緒に返していこう｣信じられない言葉が返ってきたという。 　それにしても許せないのはＳ社、監督官庁に指導を申し入れると、直ぐに同社の上層部がすっ飛んできた。｢１万だけ払って頂ければあとは結構です｣と平身低頭。「金額の問題ではない」と抗議するが、｢早く1万円払ってすっきりしたい｣和子さんの意向もあり和解案を呑んだ。 　その和子さんから２，３年前　｢頑張っています、もう少しで支払も終ります｣と賀状が届いた。今頃は借金のない幸せな生活を送っているだろう。 　借金と夫婦間の問題、我々は奥まで踏み込めない。今は監督官庁の指導も徹底しているので家族に知られることもないが、やはり自分の収入だけでは返済が不可能な場合は、打ち明けて協力を仰ぐべきだ。 「夫（妻）の収入が妻（夫）の債務の弁済に当てられるわけだから、我々（代理人）は他人の収入をその同意を得ずに返済を行うことに協力することになり、いかがなものか？」先日の研修会の講師が言っていた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　債務整理，過払い請求専門 

  2009.11.27

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• ４年前の依頼者から嬉しい電話

  「Ｃさんから電話です」と事務員。　「Ｃさん？」「あのＣさんかな！」　電話を代わると、「Ｃです、やっと今日で支払いが終わりました」「本当にありがとうございました」「今日はその報告とお礼を・・・　・・」懐かしい、あのＣさんの声だ。　４年程前　初めて来所された時は４００万円の借金に苦しんでいた。取引期間も短くて、しかも銀行系のカードが殆ど。思うように減額にならなかった。ローン中の車にこだわっていたため、それを除いて任意整理をしたのだが、見事に失敗。車の引き上げを覚悟して仕切り直し。やっと個人再生で生還した。「よかった！よかった！」「これからも頑張ってください！」「皆（家族）元気ですか？」熱いものがこみ上げてくる。愛車を手放し、再び家族の幸せを手にしたＣさん。自分の事のように嬉しい。今日は幸せ気分で、さらにモチベーションがあがった一日だった。 過去のＣさんに関する関連記事　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.11.25

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• 武富士との過払い訴訟　判決での入金は早いです

     「和解できました！！　支払いは２月です」武富士との過払い訴訟から帰った担当司法書士からの報告。期日を重ねて３回目、和解額は利息を含めてほぼ満額。これが、最近の当事務所の武富士との和解の条件となっている。 　ところが本人訴訟の場合、代理人弁護士は大幅な減額の提案,そして「支払いは来年の４月か５月、できれば分割で・・」と平然と言ってくる。　「どうします？判決でも構わないでしょう？」本人の意思を確認して、早々、法廷を後にする。キョトンとする代理人弁護士。最近こんな例が多くなった。代理人として、早々判決を取られ、それも敗訴となれば屈辱以外なにものでもない。 　それでは判決の場合どうなるのか？　最近、武富士の処理が間に合わないのか、ポツポツと判決が出始めた。今月の１３日に言渡された判決に対しては来月２５日に支払いますと早々に連絡がきた。今のところ、あの武富士も「判決という印籠」には勝てないようだ。　やはり、満額を早期に返還させるには、相手業者より裁判官を説得して終結に持ち込んだ方が早いようだ。業者もあらゆる抵抗をしてくるだろうが・・・ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　債務整理，過払い請求専門 

  2009.11.25

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• 裁判官は個性的な人が多いです

  　「まだか！！」待たされて、そろそろ１時間になろうとしている。ここはＴ市の裁判所の法廷内、本日は過払い訴訟の第２回目の期日。「忘れられているのではないか？」心配して廷史に聞くも大丈夫とのこと。　相手のアイフルの担当者は、次々と被告席に座り、他の事件の審理をこなしている。「自分の番がこない！」午後は他の裁判所まで移動しなければならない。　ようやく事件番号が読みあげられ、原告席へ座る、被告席はその担当者だ。「被告は主張がありますか？」と裁判官「次回に１７条、１８条書面の証拠を出させていただきます」アイフルの担当者は平然と答える。「提出するのはどうサンプルなんでしょう？」と強く結審を求めるが・・「今日は２回目ですから、もう一回だけ期日を入れましょう」裁判官の一言で続行決定。最後に「準備書面は一週間前までに出してください」この点だけは感心する。当たり前のことだが。　午後はＴ県Ｆ市の裁判所の移動。ここの裁判官は最悪。こんな裁判官見たことがない。相手は同じくアイフル、裁判官に強い勧めで、和解のテーブルに付くがお互いの希望額に大きな隔たりがあり和解ならず。　法廷に戻り、司法委員が事の顛末を裁判官に報告すると｢何でそんなに隔たりがあるんですか！！｣　｢元金を割らない金額が妥当と言ったでしょう！！｣　見る見る不機嫌になる。　こちらが終結を求めると、ついに爆発。｢判決だけがすべてではない！！｣延々と説教じみた自説を展開。そしてこちらの提出した訴状、証拠書類にケチを付け出した。｢勝訴するとは限らないんですよ、｢０｣になることもあるんですよ！！｣｢今回はそうしょうか！｣完全な脅しだ！！　｢好きなように判断してください！｣と言いつつも、依頼者のこともある。引き延ばしされたり、万一変な判決を出されたら、控訴するにも依頼者に負担がかかる。　　仕方なく｢裁判官の妥当と考える金額で和解勧告お願いします！｣と提案する。ようやく裁判官の機嫌が治まる。元金満額+αで「和解に代わる決定」になった。これでよかったのか？　法廷を出てから、アイフルの担当者に聞くと、この裁判官は判決は出したがらないとのことだった。　　地方都市の裁判所は金融業者の担当者が詰めっきり。裁判官とも顔なじみになる。片や、こちら側は、一部の代理人の不届き者の行為（脱税等）により世間の目は厳しい。裁判官の心情が業者側に傾きつつあるのを感じる。今こそ信用回復が必要だ。　　　　　　　　　　　　  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.11.19

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• 本人訴訟、プロミスとの交渉

  ｢0百０十０万円を、１月まででお願いします｣高齢のTさんが、かぼそい声で話しだした。電話の相手は本人訴訟係争中のプロミス。先週、担当者から本人と和解の話をしたいと提案があった。しかし相手は連戦練磨の貸金業者。おとなしく人が良いＴさんが敵うはずがない。 　急遽、事務所に来て頂くことにした。｢苦しい中支払ったお金ですよ。まけてあげることはないんですよ！｣｢なにを言われても聞かないように・・｣打合せ通りに話し出したのだが、「はい、はい、」としばらく続くＴさんの声。「やばい！！」相手は盛んに窮状を訴えて取り崩しにかかっている。そして「５月ですか？」一瞬、驚きの声、どうやら支払いを５月にしてくれと言っているようだ。電話を保留したＴさんに「当事務所はほとんど１月ですよ」「待てないなら待てないと、はっきり言ったほうが良いですよ」とアドバイスする。 　プロミスには各代理人事務所の情報がインプットされているようだが、本人訴訟の場合は連動されていないようだ。それとも相手を見ているのか？　何とか持ちこたえたＴさんようやく満足した結果が出たのか、緊張した顔も緩み笑みがこぼれた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.11.18

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• 任意整理　経過利息、将来利息を要求してくる業者

      任意整理において、債務者の窮状や債務整理の意義も省みず、一括払を要求してくる 業者(ネオライングループ)。｢分割でも払えないから債務整理をしたんですよ！｣何度言ってもわからない。　そして一括までいかないまでも、経過利息、将来利息を要求してくる業者が多くなってきた。プロミス、アイフル、そしてＣＦＪ。現在、当事務所は放置作戦中。  ｢法律で認められていますから・・・｣彼らの言い分だ。それならば、「違法グレーゾーン金利を請求し続けた彼らの責任は？」それによって多重債務に陥った人も多い。 　クリーンハンズの原則（自ら法を尊重するものだけが、法の救済を受ける）という法律用語がある。「さんざ、違法な高価で売り付けといて、それなら正規の値段で売りましょう」と言っているのと同じだ。 それに多重債務の救済は社会的要請だ。債務者の窮状を理解頂き、気持ちよく協力してく下さる業者さんも多い。彼らの行為は債権者平等主義にも反する。   ここは、同業の士が足並みを揃えて彼らの要求に屈しないことが必要だろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.11.17

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• 過払い請求　信販系も厳しくなった

      過払い請求の各金融会社の対応、信販系も厳しさを増している。今まで任意(裁判をしない話合い)でも,過払い利息を含め満額を返還してきたオリコは元金の半額に方針返還。当事務所も訴訟提起で対応することにした。 ＵＦＪ二コスも渋くなってきた。Ｙ子さんの過払い金は利息7,532円を含めて31,092円先日、全額返還を交渉するも、二コスは元金のみの返還を主張して決裂した。そして二コスから再度の電話。二コス　｢再度、検討させていただきましたが、やはり元金でお願いします｣　私　　｢訴訟しなければ、全額払わないという事ですか？｣　二コス　｢会社の方針ですから・・・　・・・｣　私　　｢それでなくても、お宅は遅いんですよ｣　　　 　｢交渉するまで、さんざ、待たせておいて、今になって払えないとはどういうこと        ですか？｣二コス　｢誠に申し訳ありません｣　何も言っても無駄、相手は一担当者。費用対効果お考え和解することにした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.11.16

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• 口コミと紹介に勝る宣伝は無し

    　毎日、沢山の方からのメールで、電話での相談、問い合わせ、そして遠方にも拘らずの来所して頂く。本当に有難いことです。「どのように当事務所を知りましたか？」必ずお聞きするようにしている。ホームページ、ブログ、紹介等々・・・その理由は様々だが、「他のサイトで評判を知りました」こんな人が最近多くなった。 気になって調べてみると過払い金を取り戻せ！クチコミ回収ガイドというサイトに掲載させていただいているようだ。 　今や、弁護士事務所も司法書士事務所も宣伝合戦、花盛り、聞きところによると、インターネットの「過払い」のキーワードの入札価格も１，０００円以上に跳ね上がり百万、千万単位の宣伝費を掛けている事務所もあるようだ。　零細な当事務所はそんな真似はできない。地道に顧客の信頼を勝ち取っていくしかない。 「相談者はやっとのおもいで電話をして、来所されるんですよ！」「一人の相談者、依頼者の後ろには何人、何十人のお客様がいると思ってください」常日頃、スタッフに言っている。　お蔭様で、ご紹介での依頼も多い。やはり紹介と口コミに勝る宣伝はないようだ。掲載していただいたサイトの管理者さん、そしてすべての人の期待を裏切らないようにさらに精進する所存です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.11.13

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• 本人訴訟は本人との二人三脚です

  　　Ｔさん（６★才）来所される。｢今までの癖で、支払い日になると、つい、（支払に）足が向いてしまうんです！！｣屈託のない笑顔のＴさん。　２０年近く、毎月払い続ける悲しき習慣は簡単には拭い去ることはできなかった。多大な借金が０、そして過払いになっても、実感がまだまだのようだ。　初めて来所されたのは２ヶ月前だった。長期間、払っても、払っても減らない借金４００万円を抱え苦しんでいた。｢随分長いこと払われていますね？｣　｢過払いですね、借金はなくなっていますよ！｣いくら説明していても納得できない様子。それもそのはず、インターネトもやらず、電車の過払い広告に眼を触れる機会もなく、情報から阻害されていた。　履歴が届き、引直し計算をしてみると全社過払い、金額も半端ではない。　｢全額取り返してあげたい！｣｢２０年間の苦労に報いてあげたい！｣即、訴訟提起した。１社は１２月返金で話が決る。問題はＡ社とＢ社、共に１４０万超の本人訴訟、しかし肝心のＴさんは｢借金がなくなればいいんです、早く終わってすっきりしたい・・｣とこんな感じだ。　Ｔさんにもその気になって貰わなければ全額取り戻せない。　本日はその打ち合わせ。「いいですか、Ｔさん！苦しい中払った大切なお金ですよ！」「減額してやる理由は無いんですよ！」と説明にも力が入る。「そうだよな！！こちらが苦しい時も１円の負けてくれなかったよなぁ・・」　ようやく気持ちがひとつになった。本人訴訟は本人との二人三脚だ。　　正月が近い。来月予定の過払い金は、入金後、直ぐ清算のうえお返しすることを約束する。まずは良い正月を迎えて欲しい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.11.11

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• クラヴィス、プロミス切替事件　判決文抜粋

    前回のクラヴィス、プロミス切替事件の続きです。以下が判決分の抜粋です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 　当裁判所の判断　争点について1 　証拠（甲１から甲７）及び裁判所の顕著な事実によれば。以下の事実が認められる。（１）原告は。平成6年2月22日から平成19年9月３日まで。クラヴィス（同会社は頻繁に　商号変更しているが、平成19年9月３日当時の商号は株式会社クオークローン）との取　引を行っていた。　平成19年9月３日の取引終了日のクラヴィスの原告に対する貸付残　高は００万２７６２円であった。（２）原告は、同日付けで被告から００万２７６２円借りて、同日、クラヴィスに対する返済を　行った。これによりクラヴィスは原告に対する貸付金の全額返済を受け、被告は、原　告に対し、同額の債権を有するに至った。（３）（２）の手続きは、平成19年9月３日に　被告から指示された原告が被告の支店の店　舗窓口まで行って行った。（４）（３）の手続当時、クラヴィスは、被告の子会社であった。（５）被告から金を借りさせて　その金でもってクラヴィスに返済させるという（２）のようなや　りかたは、原告に対してのみでなく、クラヴィスの他の顧客に対してもなされた。 ２　　以上の事実が認められるところ、上記（２）の手続きは、原告の自由な意思によるも　のでなく、被告が指導して、原告にそのような手続きをとらせたものであることは明らかである。以上の手続きによれば、法的には、クラヴィスと被告とは別法人であるから原告は被告から金を借り入れて、その金でクラヴィスに完済したので、原告とクラヴィスとの取引は終了し、以後は、被告と原告との取引が始まったことになる。 　被告が原告に対してこのような手続をとらせた意図は、顧客から将来過払金返還されることを予想し、それについては子会社のクラヴィスに対応させ、クラヴィスからは、過払金返還請求されるおそれのない、被告にとってみれば、いわゆる優良な顧客のみを譲り受けることができるということであろうと思われる。しかし被告のかかるやり方を是認することは過払金返還請求を求める借主にとっては、それを困難にし、過払金返還請求に対して誠実に対応している他の貸金業者に対し、不公平感を抱かせることに想像に難くない。　そうしてみると、過払い金返還を求めるクラヴィス時代からの旧顧客に対し被告が、クラヴィスと被告は別法人であり、過払金返還請求はクラヴィスにするべきであるとする　被告の態度は信義則（民法１条２項）に違反するものというべきである。原告はそのような被告の態度を信義則違反だと主張しているものと認められるし、当裁判所も、原告の主張を相当と考えられる。　そうしてみると、本件取引について、被告はクラヴィスから契約上の地位も引き継いでいると解すべきであり、クラヴィス時代のものも含め、すべて一連で計算することが相当である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.11.10

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• クラヴィス、プロミス切替事件　またも勝訴、しかしプロミスは？

   　クラヴィスからのプロミスへの債権切替事件、前回に続き勝訴判決を頂いた。しかし喜ぶのはまだ早いのか？　前回は早々控訴することを伝えてきた。今回も同様か？　　クラヴィス（当時の商号はタンポート）がプロミスの子会社の当時、プロミスは原告（顧客）のクラヴィスに対する貸付残高に相当する金を借りさせて、その金でもってクラヴィスに返済させ貸主の地位を引き継いだ。理由はクラヴィスが営業を廃止するとの一方的な理由で、プロミス主導で行われた。このようなやり方は本件に対してのみではなく他の顧客に対してもなされた。　しかし、今となって、過払い請求をするも、子供だったクラヴィスの責任までは負えぬと主張してきた。こんなことが許される訳がない。今回は信義則上でもプロミスの主張は認めらないと裁判官は判示した。　　しかし、プロミスは徹底抗戦してくるだろう。それもそのはず、同じような争いが全国で多数係争中だ、すんなり、こちらの主張を認めてしまうとなし崩しになってしまう。　こちらとしても負けてはいられない。依頼者にも長期戦になることを納得していただいている。まだまだ、プロミスとの戦いは続くようだ。 判決要旨は次回ご紹介します。

  2009.11.09

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• 弁済したのは母親だから、過払い返還を拒否！ＣＦＪの場合

     利息法で引き直すと債務がなくなっている。そして、その後も引き続き支払ったお金は不当利息として過払い金返還請求ができる。　ただ、保証人、あるいは家族が支払った場合、誰が返還請求できるのか？最近良くある事例だ。 　Yさんの場合もそうだ。ＣＦＪに過払い請求をしたところ。｢支払ったのは母親だから本人には返せません！！｣と返還を拒否してきた。　しかし、弁済の原資は母親から出ているが、本人名義で弁済している。母親は支払いに同行しただけだ。いくら説明してもわかってもらえず、係争中である。 　仕方なく以下のような｢母親の陳述書｣と一緒に準備書面を先週送る。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　私は原告、Ｙの母です。息子から高利の借金を整理したいと言われ、私のお金を工面してあげたのは間違いありません。そのお金を本当に弁済に当てるのか心配で、支払いに付き添っただけです。　息子に過払い金を返して頂くことに依存はありません。それに、何処からお金が出ていようとも、返済をした本人に過払い金を返すのは当然だと思います。息子に貸したお金は毎月分割で返済して貰っています。一日も早く息子に過払い金を返してあげて下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そして本日ＣＦＪの担当者から電話あり。　ＣＦＪ　｢Ｙさんの件ですが、素晴らしい準備書面ありがとうございました｣　　　　　｢今、和解するとしましたら、いかほどで？｣　　私　　｢いつものように満額の端数カットで結構です｣　ＣＦＪ　｢わかりました至急決済を取ります｣　　私　｢今日中でなければ駄目ですよ、明日が期日ですから｣　　その後、再度電話あり、ようやく和解成立、最後に｢あまり手間をかけさせないでください、最初から争う案件ではないでしょう｣と抗議するも、｢会社の方針です、一応主張はさせて頂きます｣と担当者。 　第三者の弁済とは第三者が他人の債務を自己の名において弁済すること。（民法第474条）そして債務がすでに消滅していて弁済が無効の場合、その第三者は債権者に対して不当利得として返還請求ができる。　今回の場合は原資がどこから出ていようと本人名義で支払っているので、第三者の弁済ではない。　とにかくＣＦＪは無茶苦茶な主張をしてくる会社だから注意が必要だ。        利息法で引き直すと債務がなくなった。そして、その後も引き続き支払ったお金は不当利息として過払い金返還請求ができる。　ただ、本人に代わり保証人、あるいは家族が支払った場合、誰が返還請求できるのか？最近良くある事例だ。 　Yさんの場合もそうだ。ＣＦＪに過払い請求をしたところ。｢支払ったのは母親だから本人には返せません！！｣と返還を拒否してきた。　弁済の原資は母親から出ているが、本人名義で弁済している。母親は支払いに同行しただけだ。いくら説明しても受け付けず、訴訟に突入した。 　仕方なく以下のような｢母親の陳述書｣と一緒に準備書面を先週送る。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　私は原告、Ｙの母です。息子から高利の借金を整理したいと言われ、私のお金を工面してあげたのは間違いありません。そのお金を本当に弁済に当てるのか心配で支払いに付き添っただけです。　息子に過払い金を返して頂くことに依存はありません。それに、何処からお金が出ていようとも、返済をした本人に過払い金を返すのは当然だと思います。息子に貸したお金は毎月分割で返済して貰っています。一日も早く息子に過払い金を返してあげて下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そして本日ＣＦＪの担当者から電話あり。　ＣＦＪ｢Ｙさんの件ですが、素晴らしい準備書面ありがとうございました｣　　　　｢今、和解するとしましたらいかほどで？｣　　私　｢いつものように満額の端数カットで結構です｣　ＣＦＪ｢わかりました至急決済を取ります｣　　私　｢今日中でなければ駄目ですよ、明日が期日ですから｣　　その後、再度電話あり、ようやく和解成立、最後に｢あまり手間をかけさせないでください、最初から争う案件ではないでしょう｣と言うも、｢一応主張はさせて頂きます｣と担当者。 第三者の弁済とは第三者が他人の債務を自己の名において弁済すること。（民法第４７４条）そして債務がすでに消滅していて弁済が無効の場合、その第三者は債権者に対して不当利得として返還請求ができる。 今回の場合は原資がどこから出ていようと本人名義で支払っているので、第三者の弁済ではない。　　とにかくＣＦＪは無茶苦茶な主張をしてくる会社だ。           利息法で引き直すと債務がなくなった。そして、その後も引き続き支払ったお金は不当利息として過払い金返還請求ができる。　ただ、本人に代わり保証人、あるいは家族が支払った場合、誰が返還請求できるのか？最近良くある事例だ。 　Yさんの場合もそうだ。ＣＦＪに過払い請求をしたところ。｢支払ったのは母親だから本人には返せません！！｣と返還を拒否してきた。　弁済の原資は母親から出ているが、本人名義で弁済している。母親は支払いに同行しただけだ。いくら説明しても受け付けず、訴訟に突入した。 　仕方なく以下のような｢母親の陳述書｣と一緒に準備書面を先週送る。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　私は原告、Ｙの母です。息子から高利の借金を整理したいと言われ、私のお金を工面してあげたのは間違いありません。そのお金を本当に弁済に当てるのか心配で支払いに付き添っただけです。　息子に過払い金を返して頂くことに依存はありません。それに、何処からお金が出ていようとも、返済をした本人に過払い金を返すのは当然だと思います。息子に貸したお金は毎月分割で返済して貰っています。一日も早く息子に過払い金を返してあげて下さい。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そして本日ＣＦＪの担当者から電話あり。　ＣＦＪ｢Ｙさんの件ですが、素晴らしい準備書面ありがとうございました｣　　　　｢今、和解するとしましたらいかほどで？｣　　私　｢いつものように満額の端数カットで結構です｣　ＣＦＪ｢わかりました至急決済を取ります｣　　私　｢今日中でなければ駄目ですよ、明日が期日ですから｣　　その後、再度電話あり、ようやく和解成立、最後に｢あまり手間をかけさせないでください、最初から争う案件ではないでしょう｣と言うも、｢一応主張はさせて頂きます｣と担当者。 第三者の弁済とは第三者が他人の債務を自己の名において弁済すること。（民法第４７４条）そして債務がすでに消滅していて弁済が無効の場合、その第三者は債権者に対して不当利得として返還請求ができる。 今回の場合は原資がどこから出ていようと本人名義で支払っているので、第三者の弁済ではない。　　とにかくＣＦＪは無茶苦茶な主張をしてくる会社だ。              

  2009.11.06

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• 法廷日誌　対武富士その２

   　対武富士との過払い訴訟の前回の続きです。法廷内はひっそり、傍聴席は誰も居ない。お互いの準備書面を陳述した後。　裁判官　武富士に向かって　　　　　　　｢どうしますか？｣　武富士　｢和解の話し合いをしたいんですが？｣　裁判官　｢原告はどうですか？｣　　　私　　｢無駄だとおもいますが、一応話だけは聞きましょう｣　 　　司法委員を伴って和解室に入る。武富士の提案は分かりきっている。多分、来年の4月、5月の支払、悪くすれば分割払いの提案をしてくるだろう。 　　｢請求額の240円カットの５７８，０００円、入金は今年限り！！｣｢この条件が無理でしたら和解できません｣と先制攻撃をかける。 　びっくりした司法委員、恐る恐る武富士に｢どうします？｣｢それは、無理ですよ、せめて３月になりませんか？｣武富士も必死に窮状を訴える。｢これ以上話しても無駄ですね！！｣席を立つ素振りを見せると｢ちょっと待って下さい、会社に電話します｣と今度は武富士が席を外す。 　「和解決裂して、本日終結できたとしても判決は１２月」「入金は来年になる可能性が大きい。少し妥協して和解したほうが安全策か？」　そんなこと考えながら、司法委員と無言で待っている。時間が長く感じられる。 　｢２月になりませんか？｣席に戻った武富士、これ以上無理だと言わんばかりに切り出す。そして｢この前も２月５日で和解しましたよね？｣と続ける。　事務所の情報をインプットしてきたんか？「依頼者には依頼者の事情がありますよ」すかさず切り返すが、相手も２月返金を譲らない。しばらく沈黙の後、　「わかりました、今年は諦めます。来年１月にしてください、これが駄目なら判決です」最後通告に武富士やっとＯＫ。和解成立となる。 　法廷に戻ると裁判官はすでに退席していた。書記官室まで出向き和解調書作成した。 　　簡単な食事を取り隣の地方裁判所へ、今度はＴ子さんの本人訴訟第一回目。こちらも相手は武富士。「話し合っていますが和解できません」Ｔ子さんの答弁に「武富士は、なかなか和解しないようですね」「次回期日をきめます、それでだめなら終結します」と裁判官。２，３分で終了となる。　しかしこの武富士、必ず、次回期日直前に弁護士を選任、期日の延期を申立ててくる。今回も多分そうだろう。まだまだ、武富士には悩まされる。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.11.05

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• 法廷日誌　対武富士その１

     　本日は依頼者Ｔさんの武富士に対する過払い訴訟、第３回目の期日。法廷の傍聴席で順番を待っているが、なかなか出番がやってこない。 　次々と審理が行われていく。目の前の原告席に司法書士か弁護士と思しき代理人が座る被告席は空席、どうやら武富士のようだ。「被告からもう一回期日を入れて欲しいと上申書がでていますが？」と裁判官　「きりがありません、終結してください」代理人もうんざりした様子。　　次の審理も相手は武富士、同じく上申書がでているようだ。「お互いの主張が出尽くしていますから結審しますが？」こちらも裁判官主導で結審となる。 　あれほど判決を避けていた武富士、人海戦術の引き延ばし作戦に行き詰まり、上申書も功を奏せず。このまま崩れていくのか？ 　「自分の番がこない！」どうやら自分の担当者は他の法廷と掛け持ちのようだ。「和解室に入っているみたいです、どうしますか？」様子を見に行ってくれた廷吏（係りの人）の申し訳なさそうな言葉。いつまでも待っていられない。「次の法廷があります、それが終わってから来ます」と次の法廷に向かう。 　再び戻ったときは、時計の針も１２時近くになっていた。傍聴席は武富士を残して誰も居ない。（もう少しでお昼だ！！）裁判官も司法委員もそわそわしている。これが吉と出るか凶と出るか？　何とか本日決着させたい、しかし期日直前にまたも訳の分からない準備書面送られて来た。いつもの手だ。かったるそうに廷吏が事件番号を読み上げ双方が席に座る。 　時間がありません。申し訳ありませんが、この続きは次回とさせていただきます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門　　　　　　

  2009.11.05

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• アコムも事務所詣でか？！

  　　　｢アコムから電話です。所長と直接、お話ししたいそうです｣と補助者Ａ子さん。　すぐに電話を変わる。 　アコム　｢今日は個別な案件ではないです｣　　　　　　｢実は、責任者がお伺いして挨拶したいと言っているんですが・・｣　　私　　　｢どういうことですか？｣　アコム　｢いつも、過払いの件でお世話になっていますので、今の現状と今後の方針等　　　　　　説明させて頂きたいのですが｣　　私　　｢お気持はよくわかりますが、我々は依頼者の代理人ですので、裁判所以外でお　　　　　　会いすることはできません｣　アコム　｢わかりました｣　アコムは事務所ごとに担当者を置いている。これが曲者だ。つい親密になりすぎると情が絡み一線を保つことは難しくなる。当事務所は以前の担当者とは決別、今はフリーの状態だ。　おかげで、気兼ねなく訴訟も提起、満額の回収ができる。相手はどんどん付け込んでくる。会うべきではないし、その必要はない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（１１月２日の日記です）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.11.03

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• ｢免責決定｣の通知を受ける前にＷ子さんは天国へ・・

   　　本日の夕方のことです。「Ｗ子さんの(自己破産の)免責がおりましたよ！」電話している担当司法書士の弾んでいた声が、一瞬「えぇー・・本当ですか！」驚きの声に変わり次第にトーンが下がる。　「Ｗ子さんが昨日亡くなったそうです」電話を終えた司法書士の無念そうな表情。　「えぇ・・！！」｢なぜ？｣周りからはしばらく、それ以外の声は聞こえなかった。　「免責決定」の通知が届いたのは今日の朝。「よかった！！よかった」「早く知らせてあげなければ・・」皆は自分のことのように喜んだのに。　W子さんに連絡付かず、いつものようにお母さんに電話するが不在、その折返し電話がこの悲しい知らせだった。　　昨年の９月中旬、Ｗ子さんはお母さんに連れられ来所された。離婚後、幼い子供二人との母子家庭。強度のうつ状態に陥り、そして体をも蝕んでいった。仕事ができる状態ではない。母親の援助だけでは足りず借金に頼るしか術がなかった。　「役所の援助も決まった」「何とか立ち直らせてやりたい」お母さんの切なる願いとは反対に、病のせいかＷ子さんの気持ちは今ひとつ。　連絡が取れなくなったり、打ち合わせのための来所の約束をすっぽかされたのは一度や二度ではなかった。｢辞任もやむを得ないか！｣そう思いつつも、その都度「もう一度だけ待ってください、本人によく言って聞かせますから」とお母さん。　「よし、こうなったら我慢比べだ！！」担当司法書士も覚悟を決めた。そして、ようやく審尋期日まで漕ぎ着けたその日に、Ｗ子さんから「今まで本当に迷惑をかけました」の声が聞けた。しかし「免責決定」をお知らせる前に天国に旅立ってしまった。　｢今まで本当に有難うございました、最後の最後までご迷惑をおかけしまして・・｣最後はお母さんも涙声だったそうだ。まだ、辛い過去からまだ抜け出せなかったのか？「亡くなった原因は聞けなかった」と担当の司法書士。　借金は解決してあげられたが、命までは・・空しい。「借金のない綺麗な体で天国へ行ったんだ」そう自分を慰めて、彼女の冥福を祈る。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.10.29

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• 旧タンポートからプロミスへの切替事件の続き

      昨日の旧タンポートからプロミスへの債権切り替え事件の判決の件です。旧タンポートはクラヴィスと商号を変更して、現在はあのネオライングループの一員である。その前はプロミスの子会社であった。当時タンポートが営業を止めるという理由で親会社プロミスへの債権切り替え契約がされた。この契約は親会社プロミス主導で行われた。そして過払い請求をするも、プロミスはタンポート分の取引は関知しないと言い出した。 　両社の事情だけで分断(債権切り替え契約)しておきながら、また、その後タンポートとのグループ関係を解消したと反論しているが、絶縁したからと言っても、こんな事が許されるわけはない。裁判官もそれによっても、この契約関係に影響を及ぼすものではないと判示して、こちらに勝訴の判決を言渡した。 　判決文の要旨・・・・・・・　プロミスは子会社タンポートとは密接な関係にあり自社への債権付け替え等の処分を指示し得る立場にあったこと、また両社とも原告に対して債権切替契約をするように指示したこと等の事実を総合すれば、この契約はプロミスがタンポートの貸主たる地位を譲り受けた契約と推認できる。そうであるならば、この地位を譲り受けたプロミスはタンポート分の過払いも含めて返済する義務がある。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　債務整理，過払い請求専門

  2009.10.28

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• 完全勝訴　旧タンポートからプロミスへの切替事件

  　昨日に続き、本日の武富士との過払い訴訟も終結して判決を迎えることになった。争点は４年の空白期間だが、相手は出廷もせず、答弁書も出さず。「忘れていたのか？」それとも「戦うのを諦めたのか？」今までないことだ。　さて、数件の係争中の旧タンポートからプロミスへの債権切り替え事件。本日、まずは一件目の勝訴判決を頂く。完全勝訴だ。　プロミスもこの事件、徹底的に争ってきている。続く事件もすべて完全勝訴といきたいものだ。判決の要旨は次回ご紹介させて頂きたいと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.10.27

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• 法廷日誌　５回目でやっと結審　武富士大丈夫か！？

    武富士との過払い訴訟、本日で第5回の期日を迎えてしまった。争点は分断か？一連か？　約10ヶ月空白期間・最初の契約書返還済・再契約・カードの再発行有り。  武富士は、今まで、準備書面を期日直前に小出しに提出、担当者は法廷には顔を出すだけの引き延ばし作戦？　いい加減に、この辺で決着しないと・・・  事件番号が読み上げられ審理が始まった。幸い、裁判官の心証も悪くないようだ。 裁判官　｢被告はもう反論はないですね、結審しますよ？｣ 武富士　｢和解の・・・・・・｣ 裁判官　｢和解の話ができるんですか？｣    　　　　「今日できなければ駄目なんですよ」 武富士　「・・・・・」 裁判官　「原告、話し合いしますか？」 　私　　　「きりがありません。とりあえず結審してください」　　　　　　「その後、話し合ってもいいですから」　裁判官　「それでは、判決の日は少し先にしますか？」　　私　　　「いや、通常でいいです、（和解は）多分無理だと思いますから」　裁判官　「わかりました、それでは判決言渡し日は・・・・」(やっと結審した、しかし一応は相手の提案も聞かないと)　廊下に出て担当者に名詞を差し出すと、相手は申し訳ないそうに「すみません、名詞を持っていないもんで・・」続いて「一応和解案をお聞きしましょうか？」丁寧にたずねるも「担当者から電話させますので・・」の一言。（これじゃ駄目だ！！いったいアンタは何なの？何しに来たの？）言いたい気持ちを抑え、次の法廷に向かう。　まともの金融会社は判決を取られることを嫌う。特に今までの武富士はそうだった。しかし、最近、方々で判決の声が聞かれるようになってきた。武富士、大丈夫か？　あの「アイフル」と同じ道を辿っているとしか思えない。                                                    　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.10.26

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• 士業の所得隠し　非常に残念です。

     「先生のところは大丈夫ですか？　国税庁で問題になっていますが・・」心配して顧客のＫさんから電話を頂いた。　今、新聞各紙で報道されている弁護士、司法書士の過払い金の脱税、所得隠しの件だ。「うち(の事務所)は大丈夫ですよ！　昨年、税務署が来ましたが、何にもなくがっかりして帰りましたよ！」すかさず返答する。 　「過払い訴訟は勝ち裁判、安易に稼げるおいしい仕事」新聞は面白おかしく書き立てる本当にそうだろうか？　相手の提示どおりに半額、７割、８割で和解に応じるなら簡単だ。過払い金は、苦しい中払った依頼者の大切なお金。満額を勝ち取るため裁判所へ数回通うこともザラである。 　また、我々の仕事は華やかに映る「過払い」の仕事だけでない。リストラ、派遣切り、事業の失敗、支払いに窮し、精神を病み、体を壊し、そして夫婦関 係、家庭の崩壊。色々の人が助けを求めて駆け込んでくる。　総量規制を控えて最近は特に多い。本日は１０件近いＳ０Ｓの電話があった。 　「我々の仕事は命を救う仕事かもしれない！」どこかの事務所の求人広告のキャッチコ　ピーである。　　法律に携わる人間がその法を破って所得隠し、言語同断である。その人だけの問題でなない。全体の信用を損ねている。非常に残念だ。信用回復のため頑張るしかない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（１０月２２日の日記です）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.10.23

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• 住宅ローンが通らない！　信用情報が「延滞」のままだ！

    「住宅ローンが通らないんです、Ｘ社の情報が『延滞』のままなんですよ！] 朝早く、Ｋさんから興奮した声で電話がある。Ｘ社とはあの悪名高い会社のこと。Ｋさんは１年程前、任意整理を実行、すべて過払いで借金はなくなった。このＸ社からも苦労して過払い金を取り戻した。 そして、念願の「住宅ローン」を申しこんだのだが、またも、このＸ社が障害になってしまった。　他の会社の情報はすべて「契約見直し」になっているが、この会社は「延滞」のまま。「この会社はいつも、こうなんですよ」銀行の担当者も嘆いていたという。 『「大変迷惑しています」「早急に訂正しないのなら損害賠償を請求させていただきます」と強く言ってください』　自分で抗議するというので、アドバイスする。　午後、Ｋさんから再度の電話　「うまくいきました！」「むこう(Ｘ社)もすごく慌てて、直ぐ訂正してくれたようです」　「銀行からも、ちゃんと直っているから大丈夫と言われました」　信用情報で人生を左右されることも・・・「間違い」「忘れていた」では済まない。貴方の情報は大丈夫ですか？時間があれば、自分の情報を確認してみることをお勧めします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　債務整理，過払い請求専門

  2009.10.21

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• ワイドもネオラインの色に染まった！？

      ｢ワイドが『０にしてくれ』と言っています！！｣電話を置いた担当司法書士からの報告。｢なに！　『０』！｣　｢ふざけている！　訴訟続行だ！！｣思わず声を張り上げる。依頼者はＫさんの過払い訴訟、請求額が利息込みで１２，０９０円。費用倒れにならないように、Ａ社も被告に加えての共同訴訟、提起したのは２ヶ月前。Ａ社とは期日前に早々と和解になったのだが・・・・　管轄はＴ市の裁判所、交通費もままならない。ワイドとも期日を休止しての和解交渉、９、０００円で話がまとまりかけたのは９月下旬のことだった。ところが状況は急変、今月より相手はネオライングループの傘下に入ってしまった。｢方針が変わりました｣｢稟議が下りません｣｢７，０００円｣　｢５，０００円｣｢３，０００円｣提示額をどんどん下げてきた。そして、ついに｢０和解｣を要求。完全に足元を見られた。　こんなのは和解ではない。「請求を放棄しろ！！」と言っているのと同じだ。これが、やつらのやり方か！絶対に許せない。依頼者に負担を掛けないように手弁当覚悟で徹底的にやってやる。訴訟担当の事務員に再期日を入れるように指示する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.10.20

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• 多重債務はすべてを蝕んでいく！　早期治療が大切です

    「今度は妹なんです！」「精神疾患を患っていて死にたいと・・・」２年程前任意整理で再出発されたＫ子さんから衝撃の電話。　内気の妹さんは誰にも相談できず、ひとり悩んでいた。そして・・・債務整理を薦めるも、もはやその気力は失せてしまったという。　「妹さんは電話には出られますね？」「早急に手続きをすすめましょう」代理人としてK子さんと来所の約束をする。　妹さんとは電話で本人確認、元気になったら一度、来所いただくことにした。  多重債務は体も精神を蝕んでいく。仕事をする気力も無くなってしまう。最悪の場合は、生活破綻、家族破壊へ。　どうすれば良いのか？　最近この手の相談は多い。「うつ病の人を励ましてはいけない」と言われている。こちらの方面で専門家でない我々は、どう接して良いか分からなくなることがある。　ただ、言えることは「解決できない借金はない」「今より悪くなることは絶対ない」ということだ。 　多重債務は病気と同じ、早期治療が大切です。一日も早く勇気ある第一歩を、気持ちが楽になります。もう一度言います「解決できない借金はありません」　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　債務整理，過払い請求専門

  2009.10.19

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• 相手への送達忘れていました！　またも裁判所の大チョンボ

     Ａ社とのの過払い訴訟、今日は第1回期日、相手は答弁書を送ってこない。「忘れているのか？」「終結させて判決だ！！」勇んで出掛ける準備をしているその時、電話のベルの音。「裁判所から電話です」と事務員。「００裁判所００係りです、誠に申し訳ありません、本日の訴訟の件ですが・・」「先方に送達が出来ていませんでした。早急に再度、期日を入れさせていただきますが・・」 「そんな事では困ります」強く抗議するが、「すみません、すみません」の平謝り。相手に訴状の送達を忘れてしまった大チョンボ、これで2回目だ。 　急増する過払い訴訟、法廷の傍聴席で順番を待つ当事者も立ち見状態。莫大な案件を管理するのが大変だが、間違いました、忘れましたでは許されない。一件、一件の案件には血が通っている。 　当事務所の訴訟案件も急増してきた。毎日３～５件、多いときは１０件程の期日を迎える。裁判担当の事務員がスケジュールをキチント管理しているので「忘れていて出廷できませんでした！！」というようなことはないが、あってからでは遅すぎる。　急遽、全員で打ち合わせ。新たに期日専用のスケジュール表を作成。担当司法書士と担当事務員との二重チエックをしていくことにした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　債務整理，過払い請求専門

  2009.10.16

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• 過払い訴訟、地裁案件、各社の対応は？

    　｢Ｋさんと０百０十万円で和解になりました、支払は１２月００日です、和解書をお願いできますか？｣　プロミスの担当者から電話あり。やったど！Ｋさん！　過払い利息０百万円を含めて、ほぼ満額、そして、支払は気を抜くと数ヶ月先、それも分割を提案してくる相手から今年中の入金も勝ち取った。　｢０百０十万円で稟議が下りたようですよ、良かったですね？｣早速Ｋさんに電話する。｢教えて貰ったように『０百0十万円　今年中の入金でなければ絶対和解しません』と言ってやりました｣Ｋさんの声は弾んでいる、満足した様子が伝わってくる。 　プロミスは地裁案件で訴訟を継続するには代理人として弁護士の選任を必要とする。何の争いの無い案件に弁護士費用を払ってまで訴訟継続は望まない。1回目は擬制陳述、2回目の期日前に和解を成立させなくてならない事情がある。　相手は、無意味な悪意の推定論等を持ち出したり、窮状を訴えて、大幅な減額を要求してくる。武器を持ったことも無い本人が、使い慣れた相手にかなうはずがない。(自分の希望を伝えるだけで良い、相手の話は聞かない、聞けば情に流されてしまう)(話があれば裁判所でお聞きしします)これで充分だ。 　先日Ｗ子さんも同じく弁護士選任主義のアコムと満額返還の和解を勝ち取った。しかし、武富士は土壇場で弁護士を選任してくることが多いので要注意。　新生(レイク)やＵＦJニコスは最初から弁護士選任主義。ＣＦＪ、シンキ、ＳＦ等は支配人？が出廷してくる。これらに対する対策は、また後日。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(10月14日の日記)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　債務整理，過払い請求専門

  2009.10.15

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• ４件の過払訴訟に出廷！　成果は？

     連休が明けて、待ち受けていたのは１０件の過払い訴訟、４名の司法書士が手分けして全員出廷。　最近、期日前に和解になることが少ない。出廷を前提としてのスケジュールを組まなくてはいけなくなった。 　私は００簡裁の４件分に出廷、時間は１０時から３０分刻み、ひとつの審理は５～１０分、擬制陳述なら１～２分で終了するので何の問題なく対応ができる。もし時間が重なってしまったら「『出頭カード』に００法廷にいます」と書置きしておくと。審理を待ってくれるか、係りの人が呼びに来てくれる。 　以前１０件程を抱え、あちらの法廷、こちらの法廷と飛び回っていたある業者の担当者のことを思い出す。 　３件は擬制陳述のため相手欠席、１件は和解ならず続行となる。何の成果も無く裁判所を後にする。しかし、この無駄と思えることも、大きな成果をあげるための一歩である。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(１０月１３日の日記)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　債務整理，過払い請求専門

  2009.10.14

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• 法廷日誌　突然、裁判官、判決を言渡す！！

    　本日は７件の過払い訴訟期日、3名の司法書士が手分けをして法廷へ向かう。私は００簡易裁判所へ。 「原告と被告は和解室へ・・」係りの人に促されて司法委員と一緒に法廷を後にする。「毎日ブログを注目していますよ！」向かう途中、相手の担当者の一言。相手業者は００社　一括返済なら5割、全額なら36回分割払いに最近方針を変更した。　前回(第1回)は全額を4回払いまで譲歩してきたが当方は納得せず。本日は再度の話し合い。和解室は、どこも空いていないため廊下の椅子に座り話し合う。 司法委員　「話し合いは？」　　私　　　「話が付きません、終結して判決をお願いしたいんですが・・」司法委員　「仕方ないですかね？」　００社　　「4回が無理なら3回で・・」　　私　　　「一括は無理ですか？」　００社　　　「とても、とても・・」　　私　　　　内心　（終結をしても、これから判決言い渡し、入金までは時間がかかる　　　　　　　　し・・　ここが落とし所か？）　　　　　　　「わかりました、２回で結構です、しかし今年中に返金して下さい」 　ようやく和解成立。司法委員も安堵の様子で法廷の戻り裁判官に結果を報告している。ところが、会社へ報告するため一時退出していた担当者が戻ってきて事態が急変した。「会社に報告したんですが、2回払いは、今まで例が無いとのことで駄目でした」「支払は間違いなくしますから、判決で構わないと言われました」　裁判官はきょとんとしている。そして憮然とした表情で「被告は請求原因事実を認めるという事ですね？」担当者の頷くのを確認して「それでは判決を・・・」と突然、判決を言い渡してしまった。これにはびっくり、担当者も何が起ったのかしばらく理解できない様子だった。　この裁判官、気が短い？　以前も他の事務所の事件でアイフルを叱り飛ばしていた。 　会社との板挟み、気持はよく分かる。しかしこの会社、期日も第1回目から必ず出廷してくる。どこかの会社のように引き延ばすことはしない。　担当者とも電話で何度も話しをしている。誠心誠意対応してくれる。しかし、いち担当者にすぎない。 　「貴方の責任ではありませよ、判決が出たのですから仕方がありません」　「こういう事務所もあることも報告しておいて下さい」　それとなく元気づけると、　「ブログを見ていますから知っています、ブログにはあまり悪く書かないでね！」　「判決書が届いたら必ず電話しますから」と笑顔で帰って行かれた。 素晴らしい担当者、かわいそうな気もする。しかし手心を加えることは絶対しません。 　気持を切り換えて次ぎの法廷へ向かう。申し訳ありませんが今回は相手の会社名は伏させていただきました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.10.07

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• アイフル、ライフの次の作戦は？

  　ライフ対Ｋさん、Ｓさんの過払い訴訟、判決書が届く、共に全面勝訴。あとは入金を待つだけ。　ところが午後、ライフからＦＡＸが流れてきた。同判決に基ずく過払い金は本日までの利息を付加して直接本人に支払いをしたとのこと。早い！！　事業再生ＡＤＲを申請した会社とは思えない。　そして夕方、またもやライフからＦＡＸ　今度は期日変更の上申書。　ようするに、来月０日のＴ子さんとの口頭弁論期日を事業再生ＡＤＲを申請した事情により変更してくださいということ。過払い訴訟と事業再生ＡＤＲと何の関係もない。引き延ばし作戦か？「こんなの、絶対認められませんよね？」「裁判官に良く言っといて下さい！」Ｓ司法書士　裁判所に電話するが、まだ届いてないようだ。　他のでも、ちらほらこの作戦が開始したとのこと、アイフルも追随してくるのか、それともすでに？　期日変更が認められないとしても裁判官の訴訟指揮で期日が空転する可能性はある。このグループ任意交渉を中断して現在作戦会議中、今度どんな作戦を仕掛けてくるのか？　動向に目が離せない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2009.09.30

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• 過払い訴訟　和解から入金まで　武富士の場合

  　　昨日は、過払い金の入金は判決を取った方が早いと書いたが、武富士の場合は、なかなか判決までいかない。　特に、本人訴訟の場合。｢もう、結構ですから判決にして下さい｣と本人が言おうものなら、｢控訴しますよ、そうすると、さらに１年も延びますよ｣と相手弁護士は牽制してくる。１年もかかるはずがない！　判決を取られたら面目丸つぶれという事か？本人訴訟のＳ子さんの件でようやく相手弁護士から電話ある。 相手弁護士　｢Ｓ子さんの希望額０百何拾万円で(武富士の）許可を取りました！！｣　　私　　　　　｢そうですか？｣　相手弁護士　｢それから支払い月は１２月００日になります｣　　　　私　　　　　「あれ！！　Ｓ子さんの希望は１１月中のはずですが？｣　相手弁護士　｢通常でしたら来年の３月なんですよ！｣　　　　　　　　｢何とか会社（武富士）を説得して１２月にしたんですよ！｣　　私　　　　　｢とりあえず、Ｓ子さんに伝えます｣ 　　｢あんまり長引かせたくない！」｢年末の帰郷の際は母親に・・｣Ｓ子さん和解を承諾する。第２回期日直前に代理人弁護士を選任、実質的に期日も延び、解決も遅くなってしまった。これも相手の作戦か？ 　本日までの経緯は以下の通りです。平成２１年５月１１日　訴訟提起。　同６月２３日　第１回期日　擬制陳述で相手欠席。　同７月２８日　第２回期日　直前に弁護士選任のため、その弁護士出廷せず。　同９月　２日　第３回期日　相手弁護士出廷。和解成立せず。　同９月２９日　訴外で和解成立する。　同12月00日　入金予定。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.09.29

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• 裁判は本当に時間がかかるの？　アイフル、ライフの場合

   　　アイフルは私的整理の報道以来、まだ任意での過払い返還交渉のテーブルには着かないようだ。　しかし、訴訟の場合は相手の事情は関係なく、次から次へと判決が言渡される。　朝一番で事務所に出所すると、アイフルからＫさんの、また子会社ライフからもＳ子さん他3名の判決に基づく過払い金を送金した旨の連絡票がＦＡＸされていた。共に依頼者に為替を送り付けたとのこと。早い！！　やはり訴訟上での請求が正道のようだ。　　｢訴訟は時間がかかる？｣　よく言われているが、本当にそうなのか？任意（訴訟外）で和解しても入金が6ヶ月先ということも珍しくなくなった。｢訴訟して判決を取った方が早い！！｣　最近の過払い請求では逆転現象が起きているようだ。　ちなみに上記の訴訟提起から入金までの経緯は以下の通りですアイフル　平成２１年５月１１日　訴訟提起　　　　　　　　　　6月２４日　第1回期日　　　　　　　　　　　８月１９日　第２回期日　　　　　　　　　　９月１６日　判決言渡し　　　　　　　　　　９月２５日　入金ライフ　　平成２１年６月２９日　訴訟提起　　　　　　　　　　８月　７日　第１回期日　　　　　　　　　　９月１８日　判決言渡し　　　　　　　　　　９月２５日　入金 　お互いの主張、反論が出尽くして終結、判決となる。相手は訴訟を引き延ばそうとして小出しに出してくるが｢悪意の受益者の推定｣｢過払い利息の起算点｣等一辺倒。十分予想できる。そこで終結を早めるには、こちらとしては｢予想される被告からの答弁につき防御｣として最初から反論しておくことが必要だろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　債務整理，過払い請求専門　　　　　　　

  2009.09.28

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• お母さんのお金で返済して過払い　過払い金は誰の手に？

    　１０月に第１回期日を迎えるＣＦＪに対する５名連名の過払い返還訴訟。４名は早々と満額で和解になったが、問題は残る１名Ｋさんだ。　「Ｋさんは、ちょっと訳ありで和解できません」と担当者曰く。残金を一括返済して完済したのは、Ｋさん本人でなくお母さんとのこと。「お母さんの同意者を付ければいいでしょう？」「いや、駄目です、答弁書を出させていただきます」答えは一辺倒。　Kさんに確認すると「母親と一緒に店舗に行って自分の名前で払った」とのこと。それなら問題が無いはずだが・・・・・　答弁書を待つしかない。 　保証人等、第三者が支払って過払いが生じた場合は注意が必要です。 「追記」　　「ＡさんとＹさん、まだ受け取っていないようですので連絡して下さい」ご丁寧にアイフルの担当者から電話ある。判決に基づき為替を送りつけたが、まだ換金していないとの事。どのような事情があろうとも「判決」という印籠には頭が上がらないようだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.09.25

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• アイフルの次は？　アコムは余裕！？

   　連休も終わり、通常業務開始。「アコムから入金がありました！！」興奮したＫさんから電話「えぇ！！アコムから入金ですか？」連休ボケでは無いが、しばらく何のことか理解できなかった。　今年７月６日訴訟提起、請求額　０百４５万５，６７８円　本人訴訟。８月３１日に過払い利息も含めて請求額のほぼ満額、返還日は１０月３１日で和解。　それが、１ヵ月も前に大金が振り込まれてきた。驚くなと云っても無理がある。Ｋさんは同時期に、武富士、アイフルにも訴訟提起、相手の引き延ばし作戦？で共に２回、３回の期日を迎える。入金までは程遠い。この違いは何なのか？　大手銀行が支えるアコム等と、独立系のアイフル、武富士との明暗の差がくっきり浮かび上がってきた。「アイフルの次は武富士か？」こんな声も聞かれる。業界では「大手４社すべて生き残りは困難との見方が強く武富士はアイフルとともに再編の対象になる」との観測も出ている。　今後、武富士の動向にも目が離せない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(８月２４日の日記です)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.09.25

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• アイフル私的整理で再建へ　今後の対応は？

   アイフル私的整理で債権へ　取引銀行に返済猶予を要請   ｢アイフルは大丈夫か？｣　｢過払い金はどうなるのか？｣午後から、依頼者からの問合わせが相次いだ。　全社挙げての減額要求の事務所詣でから始まって、最近は法人税納付を引き合いに非常識な減額主張、何かあるとは思っていたが！ 　事業再生ＡＤＲはあくまでも一部の債権者（銀行等金融機関）を対象とした私的整理。他の債権は対象外。ただ、再生計画案が債権者の同意を得られないときは、法的整理である民事再生に移行する可能性がある。その時は過払い債権も影響を受ける可能性がある。近時の例では　フロックス（旧クレディア）アエルなど。　ただ、報道によると　今回の返済猶予の要請に対し、対象金融機関は「必要な協力について前向きに検討する」としているようだ。そうだとすれば、しばらくは過払い債権には影響が出ない。　しかし過払い請求に対する対応は一段と厳しくなることが予想される。以前、経営危機を報じられた週刊誌のその記事を法廷に証拠として持ち込んで、大幅な減額を迫ってきたことを考えれば、今度も、このことを材料として非常識な要求をしてくるだろう。さて、それを迎え撃つ我々は？　「いくらでも良いから、早く返してくれ！！」請求者が殺到、取り付け騒ぎのような事が起こることも考えられる。しばらくは混乱を避けるため交渉は受けないだろう。　現に、本日,過払い金ではなく、債務の一括弁済を提案したのにも関らず「方針が決まっておりません」と保留にされた。 　過払い金返還の今までの任意での和解水準は元金の５割だった。今後、叩かれて、それ以下の水準に下がることが考えられる。アイフルの描いたシナリオどおりになるのか？ 　民事再生で生き返った同じく一部上場の旧クレディアの過払い金の配当は３０万以下の小額の場合は全額、それ以外は４割だった。　ここは覚悟を決めて訴訟で攻めていくのが常道ではないか？その方が早いと思う。本日も（Ｋさんに過払い全額を支払いました）と、アイフルから通知が届いた。判決言い渡しから２週間経っていない。今後の動向に目が話せない。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9月18日毎日新聞の記事より・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　業績不振の消費者金融大手、アイフルは１８日、「事業再生ＡＤＲ（裁判外紛争解決手続き）」による私的整理の手続きに着手し、住友信託銀行やあおぞら銀行など主力取引行に債務の返済猶予を要請すると発表した。債務総額は約２８００億円。私的整理で店舗・人員の大幅削減などリストラを進め、経営再建を図りたい考えだ。消費者金融大手の私的整理は初めてで、ＡＤＲの活用ではアイフルが最大規模となる。　アイフルは、改正貸金業法に基づく上限金利の引き下げで、利用者からの過払い金返還請求が急増し、返還による損失で業績が悪化。昨年秋以降の金融危機で資金調達も厳しくなり、債務の元利返済を来春まで猶予してもらうことで負担軽減を図りたい考え。債務は残高維持を求める。住友信託は「必要な協力は前向きに検討する」とのコメントを発表した。　金融機関との調整には事業再生ＡＤＲを活用し、再建計画を策定する。今年３月末時点で約１０００ある店舗を７００程度に絞り込むとともに、グループ全体で約５０００人の人員も希望退職などを通じて大幅に削減する。　消費者金融業界は、多重債務者問題を契機に、上限金利の引き下げや貸金業者からの総借入額が年収の３分の１を超えることを原則禁止する改正貸金業法が０７年１２月から段階的に施行。アイフルは０７年３月期決算で４０００億円超の最終（当期）赤字に陥り、０８年３月期と０９年３月期は最終黒字としたものの、厳しい経営環境が続いている。【永井大介】　【ことば】事業再生ＡＤＲ　不振企業の再建に向けた私的整理の手法。裁判所ではなく、国が認めた民間の第三者機関が調整役を務め、企業と金融機関などの債権者が協議し再建計画を策定する。産業再生法の改正で創設され、０８年に運用が始まった。会社更生法などの法的整理とは違い、手続きが短期間で終わり、風評被害も受けにくいとされる。不動産大手のコスモスイニシア（旧リクルートコスモス）などが活用している。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【お知らせ】　連休中の無料相談予約について。9月19～23日の連休中の事務所業務は休業させていただきます。 但し、9月19日（土）、21日（月）、22日（火）、23日（水）の連休中も お客様からのご相談・ご予約は受け付けております。 （※9月20日（日）を除く） お気軽にお電話下さい。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　債務整理，過払い請求専門

  2009.09.18

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• 当事務所は嫌われ者？

    　｢いゃあ！！　うちの事務所は評判がよくないですね！｣　法廷から戻ったＴ司法書士の最初の一声。非常識な和解の提案に交渉を打ち切ったところ、相手は憮然として｢お宅（の事務所）はいつもそうだ！！｣｢和解しようとしない！！｣と散々言われたとのこと。　　同じような話は別の担当司法書からもよく聞く。どうやら当事務所の評判は良くないようだ。　 　以前、笑い話のような、こんな事があった。　司法委員を交えて和解室での話し合い。　｢どの位（の金額）なら和解できますか？｣相手業者が聞く。　｢請求額の端数カットなら結構です｣平然と答える私に、相手は突然、怒り出し、　｢そんなのは和解ではない、満額じゃないですか！｣　｢うちの（会社）事情を知っているんですか？｣　すかさず、「いくらなら？」と逆に聞くと、今度は急におとなしくなり　｢お恥ずかしいですが(請求額)の２割返還が限度です｣　それを聞いていた司法委員　｢それこそ和解じゃないですね！｣ 　成立の見込みの無い交渉を、いつまでもしていても時間の無駄だ。相手に好かれる必要はない。しかし信義は守らないと・・最近、意図的に訴訟を長引かせる等々、この信義を守れない業者が多くなってきた。　正々堂々と戦いたいものだ。 【お知らせ】　連休中の無料相談予約について。9月19～23日の連休中の事務所業務は休業させていただきます。 但し、9月19日（土）、21日（月）、22日（火）、23日（水）の連休中も お客様からのご相談・ご予約は受け付けております。 （※9月20日（日）を除く） お気軽にお電話下さい。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　債務整理，過払い請求専門

  2009.09.17

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• 過払い金　どんな小額でも全額返還する義務があります

   埼 玉県上尾市に本社を置くベルーナという会社がある。何となく地方の弱小業者をイメージするが、東証一部に上場している総合通販の大手、金融部門は事業部の一部だ。　この会社も例も洩れず窮状を訴えて、過払い金の大幅な減額、小額の過払い金は「０」を要求してきた。「そんなはずがない！！」すかさず3名共同で訴訟提起。請求額は　Tさん６３３，３３６円　　K子さん１３，１７１円　S子さん２，８０８円 予想通り、本日、早々と和解の打診がある。 ベルーナ　　　｢お金を集めるから待って下さいといったのに訴訟を起こされ、参りました｣　　私　　　　　｢そうですか？交渉決裂と聞いていますが・・｣ベルーナ　　　｢行き違いがあったようですね｣　　　　　　　　　｢早速、和解をお願いします｣　　私　　　　　　｢条件次第です｣ベルーナ　　　　｢Tさんは元金の５４万円になりませんか？｣　　私　　　　　｢無理です｣ベルーナ　  　｢いくらなら？｣　　私　　　  　｢せっかく電話頂きましたので・・・｣　　　　　　  　｢端数カットの６３万３，０００円で結構です｣ベルーナ　  　｢・・・｣　　　　　　　 　｢K子さんは？｣　　私　　　　　｢１３，０００円です｣べルーナ　　　｢S子さん？｣　　私　　　　　｢２，８００円です｣ベルーナ　　　｢もう少し何とかなりませんか？｣　　私　　　　　｢これ以下は絶対駄目です｣べルーナ　　　｢わかりました返還日は１１月・・・・｣ 　過払い金は、どんな小額でも債務者が苦しい中払った大切なお金.業者は全額返還する義務がある。　どうも業者は過払い金を特異の目で見ている風潮がある。同じように仕入れ代金等の減額、免除を要求するだろうか？　逆に支払いが苦しかった時、減額、免除してくれたのか？「返ってくれば儲けもの！！」安易に減額を受け入れてきた請求者側にも責任がある。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　債務整理，過払い請求専門

  2009.09.17

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• 事務所の一日　雑感！

   　朝一番、ファクスの受け皿を確認すると多量の書類。本日期日の武富士、ワイド、それに三洋信販の答弁書、準備書面。二名の担当司法書士はすでに裁判所に直行している。　「答弁書、準備書面は相手が充分反論できるように余裕をもって提出を・・」当たり前のルールだが・・・しかし、そんな事はお構いなく、前日の夜送りつけてくる。処理が間に合わないのか？　それとも意図的か？ 　答弁書等に混じってアイフルからの数枚の書類。先日、新たに５名分の判決(全面勝訴)を頂いた。その判決に基づいて依頼者に送金(為替を送付)したとの連絡票。この会社も？　色々な屁理屈を付けて５５％しか返還できないと主張しておきながら、裁判に負ければ、入金日までの過払い利息を付加して直接、依頼者に為替を送り付けてくる。嫌がらせとしか思えない。　　そのアイフルの担当者、本日、出廷した埼玉のある裁判所で奮闘？していた。裁判官　　「被告は４３条(みなし弁済)を主張、立証するというのですか？」アイフル　「はい、次回まで当社が使っている一般的な書類を全部提出します」裁判官は首を傾げて苦笑い。訴訟が長引く訳だ。　当方の三洋信販との訴訟も終結の予定だったが、相手が昨夜、準備書面で新たな主張をしてきた為、続行になる。 　午後から司法書士が全員揃う。お客様への連絡、各業者との交渉、いつもの光景。つい力が入りすぎて声が大きくなる。｢もう少し静かに話して下さい、電話が聞こえません！！｣たまりかねた事務員Ａ子さんの冗談交じりの一声。 　新規の依頼は1件、昨年、当事務所で任意整理、過払い請求を終られたＫ子さん今度は兄の整理を代理で依頼された。Ａ社は平成7年からの取引、残債務は残っているが相当の過払いが見込まれる。しかし同社の対応は最近、急激に悪くなっている。｢昨年一緒にやられればよかったですね？｣｢そうです、完済してから（過払い請求を）するつもりだったようですが、一日も早い方が良いと思いまして・・｣とＡ子さん。最近の金融業者の対応の悪化はネット上で知ったと言う。 　この先、1年後はどうなっているのだろうか？　一歩、一歩、終焉に近づいているのか？過払い請求はお早めに！！　と言いたい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　債務整理，過払い請求専門

  2009.09.15

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• ワイドの行末は？

    「ワイド」という中堅の金融会社がある。今までアイフルの子会社だったが,今月末日からネオライングループの傘下に入る。今後の過払いや債務弁済の交渉の難航が予想される。そのワイドから過払い訴訟の和解打診の電話が入る。明日が第１回の期日だ。 ワイド　｢明日のＴさんの(訴訟の)和解できませんか？｣　私　　｢条件次第です｣ワイド　｢それが、この前は半額と言ったんですが・・｣　　　　｢そんなには出せなくなったんです｣　私　　｢話になりませんね｣ワイド　｢本当に厳しいんです｣　　    ｢先月は２億６，０００万円の利息収入に対して過払いが５億ですよ｣　　　私　　｢今度、強力の親会社に変わったから良いじゃないですか？｣ワイド　｢まだです、今月の末からです｣　　　　｢これからどうなるかわかりません｣　私　　｢とにかく裁判官の判断を仰ぎます｣ワイド 「そうですか、一応答弁書出しときます」 　過払い金は請求額元金の１割、２割に減額請求、訴訟で負ければ(勝つ事はない)直接依頼者に為替を送りつける,債務が残っても一括弁済しか認めないネオライングループ。この会社も、そんなグループの色に染まりつつある。果たして行く末は？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門 

  2009.09.15

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