司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

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• 対シンキ、裁判官　３個の分断を一連と認める！

    「Ｋさんの判決書、届きましたか？」「控訴するかどうか検討しますので、しばらく待ってくれますか？」シンキから電話があったのは昨日の事である。　どうやらシンキの全面敗訴のようだ。わかり切っていたことだが、シンキにとっては意外のことだったようだ。　その判決書が本日「特別送達」で配達される。裁判官に３個の分断を一連計算に認める見事な判断をしていただいた。以下判決分の抜粋。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第３　争点に対する判断１　争点(１)　証拠によれば、本件金銭消費貸借は、原被告間において、平成９年９月９日から平成２０年９月５日までの間に別表記載のとおり借り入れ、返済の取引があった事実が認められる(甲１)。 もっとも、被告は本取引について、平成９年９月６日に契約を締結し、取引を開始して、平成１０年１月２９日に完済されるまでの期間の取引（以下｢第１取引｣という）、平成１２年８月１６日の借入れから平成１５年６月２５日までの期間の取引（以下｢第２取引｣という）、そして、同１６年２月２１日から平成２０年９月５日までの期間の取引（以下｢第３取引｣という）、にそれぞれ区分され、各取引は別個にされたと主張する。 そこで、証拠によれば、第１取引の期間は約５箇月程度であるのに対し、その後の第２契約までの空白期間が１年６箇月以上もあり、第１取引より長い期間である事実、また、第１取引と第２取引の利率が異なっている事実が認められる（甲１）。 これに対して、第２取引と第３取引についてみると、第２取引の期間は約３年弱あるのに対し、その後の第３取引までの空白期間はその４分の１である約８箇月程度にすぎない事実、また、第２取引の利率と第３取引の利率は同一で有る事実が認められる（甲１）そうすると、第２取引と第３取引とは一連性がみとめられるが、これらと第１取引とは一連性が認められないようにも考えられる。 しかし、第１取引と第２、３取引の利率が異なっているのは、平成１１年法律１１５号改正によるものと認められる（顕著事実） そ して、平成９月９月６日に基本契約が締結されているが、同契約には、毎月の返済額は前月における借入金債務の残額の合計を基準とする一定額に定められ、利息は前月の支払日の返済後の残元金の合計に対する当該支払日の翌日から当月支払日までの期間に応じて計算するなどの条項があったのであるから（乙Ａ１）これに基づく債務の弁済は基本契約に基づく借入金の全体に対して行われるものであり、充当の対象はこのような全体として借入金債務であると解される（平成１９年６月７日最高裁第１小法廷判決） したがって、取引により発生した過払金をもってその後に発生する新たな借入金債務に充当する旨の合意が含まれていると解するのが相当である。そして、かかる合意がある以上、第１取引の期間に比べ、その後の第２取引までの空白期間の方が長いからといって両取引の一連性を否定することはできない。したがって第一取引で発生した過払い金は、その後の取引で発生した新たな借入金債務に充当される。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.09.10

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• 過払い返還訴訟　アイフルの次の作戦は？

     過払い金返還訴訟、なかなか決着が付かない。相手はしきりに食い下がってくる。こちらを消耗させる作戦か？　4名の司法書士フル活動。毎日、誰かしら出廷している。 大手消費者金融で、期日前に満額で和解できるのは、レイク、アコム、それに案件によりプロミスぐらいのものか？ アイフル、武富士は一年前とは大きな様変わりしてしまった。 そのアイフルと、本日、第１回目の裁判、被告は擬制陳述で欠席がするのが通常だが、最近のアイフルは１回目から出廷。窮状を訴え、非常識な和解案を提示してくる。おかげで法廷内は混乱、審理の停滞を招いている。 　「どう？　アイフル来た？」「和解の話、持ち出された？」裁判所から戻った担当司法書士に聞くと「来ましたが、和解の話は無かったです」「次回の期日までに１７条、１８条書面を全社挙げて集めると息巻いていました」とのこと。 何のために出廷してきたのだろうか？　過払い利息を逃れるため、みなし弁済の主張、立証するのは容易いことではない、まず不可能だ。単なる時間稼ぎ？こちらの戦意を削ぐ作戦か？  とにかくアイフルは全社挙げて、過払い金の流出に必死のようだ。さて次はどんな作戦で？　これからの動向に目を離せない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.09.09

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• 過払い金　大手でも分割支払いを提案！？

   　対武富士の過払い訴訟２件、００簡易裁判所へ出廷する。２件目は答弁書が届いてない。「忘れているのか！！」「終結して判決だ！！」勇んで次の法廷へ。ところが裁判長曰く。「被告から答弁書が届きました、先程、原告の事務所にも送ったようです。擬制陳述とします」１、２分で審理終了、いい加減にしてくれ！！　ところで法廷では業者被告の過払い訴訟が目白押し。当方の出番前、ライフと原告代理人司法書士(弁護士さんかも？)との審理が行われていた。 裁判官　　　「被告は８０万円の分割での提案ですね？」 ライフ　　  　「はい、３６回でお願いしたいんですが・・」　裁判官　　　「原告はいかがですか？」原告代理人　「１２０万円・・」あとは良く聞きとれない。 裁判官　　 　「１２０万の分割でいいんですか？」原告代理人　「一括で・・・」 裁判官　　　 「うぅ・・・ん　司法委員に入ってもらって話し合いしますか？」原告代理人　 首を横に振りながら「結構です」 裁判官　　 　「わかりました、被告は次回までに何か反論があれば出してください」　　　　　   　「次回で終結の予定にします」 　最近、大手の業者でも、支払いを遅らせるどころか、分割での支払いを提示してくるようになった。ＮＩＳグループ、プロミス、そして最近は武富士までもが？本当に資金に窮しているのか？それとも作戦か？みすみす和解の席に着かない方が良い。この代理人の追行の仕方が正解だろう。こちらには判決という印籠があるのだから。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.09.08

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• 自己破産　再出発するのは貴方自身です！

     自己破産手続中のＫさん夫婦。いつ電話しても「お客様の都合で通話できません」のアナウンス。手紙を出しても連絡もない。Ｔさんも自己破産準備中、先週、打ち合わせの予定をすっぽかし。 　厳しい取り立ても事務所が介入した事でストップ。これで安心してしまうのだろうか？　申立てのため必要書類を集めて、裁判所に陳述書を提出しなければならない。これからが本番。借金を思い出し、過去に戻る事はつらい。しかし免責決定勝ち取るまでは本当の借金からの脱出ではない。ほとんどの事務所はある程度の着手金、報酬の積み立てが終わるまで破産申立てはしない。それまでに気持ちが萎えてしまって挫折してしまう人が多い。  先日もある事務所から解任されたＡさん、受任の際「今度もうちの事務所で解任になったら、もう受けてくれる事務所はないですよ」厳しい言葉に「二度と同じ失敗はしません」今度こそ本気の様子だった。 人任せでは駄目です。　　借金をリセットして再出発するのは貴方自身です！！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.09.07

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• 法廷日誌、アイフルとの過払い返還訴訟

    　Ｓさん対アイフルの過払い金返還訴訟、地方都市の００簡易裁判所へ出廷する。傍聴席は満席、時間通り開廷。次々と事件番号が読み上げられ審理がされていく。｢武富士さん、今度は被告席に座って下さい｣今まで貸金訴訟で原告席に座っていた武富士の担当者。続いての過払い返還訴訟では被告の立場、書記官に促されて被告席に座り直す。　武富士が終って、いよいよアイフル登場、同じように原告になったり被告になったり。地方都市の裁判所らしい風景だ。 　そして当方の出番。裁判官　「原告からは８月２８日に、被告から９月３日付けの準備書面が出ていると・・」　　　　　「原告、は陳述ですね？」　私　　「はい、それから、これが昨日の被告の準備書面に対する反論です」　　　　　２通の新たな準備書面を書記官に渡す。裁判官　「早いですね！！」　　　　　　妙に感心している。驚くことはない。相手の定型的な主張はわかっている。　　　　　　それに対する反論は常に準備しているだけのことだ。裁判官　「原告は一連取引を主張しているんですが・・」　　　　　「被告は反論する証拠はないんですか？契約書とか・・」アイフル「・・・・・・？？」裁判官　「期日を続行します次回は・・・・　・・・」　　　　　「それまでに被告は証拠書類があれば提出してください」 　担当者は和解の話をするつもりだったようだが、「時期早し」と裁判官は判断。裁判官の心証は悪くないようだ。　一連取引が認められれば１００万円以上の過払いだが、アイフルは３個の個別契約を主張。第一取引と第二取引の間は４年間の空白、第二取引から第三取引は不動産担保ローンへの切り替え。これが認められてしまうと過払いどころか、逆に債務が残ってしまう。一瞬とも気が抜けない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.09.04

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• 自己破産と過払い金

   　　Ｔさんは破産準備中、5年前に奥様が病で倒れ一人で看病をしてきた。仕事との両立は難しく、生活費も不足も借金にしか頼るしか術がなかった。自宅も競売されて失った。しかし、残債務1200万円が残ってしまった。その他に金融会社の借金が120万円、家賃も滞納している。それに税金の未納も・・・　絶対絶命だ！！ 　ところが思わない展開になってきた。金融会社のＫ社とＳ社から過払い金が220万程戻ってくることになったからだ。 　そのＴさんが1通の書類を持って事務所に駆け込んできた。 　Ｔさん　｢今月中に払うように、こんなのがきたんですが？｣　　　　　国民年金滞納の督促状を差し出す。　　私　「これも、破産しても免責されませんね」　　　　　「これも過払い金で払いましょう」　Ｔさん　「過払い金？」　　私　　「はい、先日もお伝えしたように２２０万円が戻ってきます」　Ｔさん　「それがわからないんです？」　　　　　まだ信じられない様子だ。詳しく説明する。　　私　　「破産申立て前に全部支払ってしまいましょう」　Ｔさん　「助かります」　　　私　　「税金の滞納分や、家賃の延滞分も全部出してください」　　　 少しは理解できたのか？　狐につまれたような顔をして帰って行かれた。 　破産申立時に２０万以上の現金(預金、保険返戻金等も同じ)があれば、管財事件になってしまう。　申し立て前に過払い金を、税金等の被免責債権の支払い、家賃等の生活費の支払いに当てることは問題ない。 それでも現金が残ってしまったら？金融会社の借金は過払いで無くなった。残ったのは競売後のサービサーに（二束三文で）譲渡された不良債権。「破産されるよりは・・」わずかな金額で手を打つ可能性もある。そうすると破産も免れるかもしれない！！　明るさが見えてきた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.09.04

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• 完済後の過払い請求が増えています。

     完済後の過払い請求が増えています。本日来所の４組は、すべて完済後の過払い請求の相談、依頼。 　Ａさんは３社、５年前に完済。１社は破綻寸前。ＢさんCさんも回収困難な業者が含まれている。　せめて、あと１年早かったら・・・ 　Ｄさんは５社を平成１１年１１月００日に完済している。時間がない！刻々と時効が近づいている。履歴開示が間に合わない場合は,金額未定のまま請求書を出すしかない。その後６ヶ月以内に訴訟提起すれば時効中断となる。 　業者の状況は日増しに悪くなる。「明日では遅すぎるかもしれない！！」電車内でよく見かける広告だ。「テレビのＣＭを見て過払いの事を知りました」こんな人も多い。何かと問題にされる士業の広告。しかし、助けられている人もいるようだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　債務整理，過払い請求専門

  2009.09.01

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• ｢悪意の起算点は？｣　恐れることはない相手の主張

    　Ｋさん、Ｃさんの過払い返還共同訴訟、第２回期日は来週の００日相手の武富士から珍しく早めの和解打診の電話あり。 　武富士　｢ＫさんとＣさんの件、できれば和解お願いしたいんですが｣　　私　　　｢条件さえ合えばいいですよ？｣　武富士　｢半額にしてくれませんか？｣　　私　　　｢半額？　どういうことですか？｣　武富士　｢民法704条の件、ご存知ですよね？｣　　私　　　｢過払い利息の起算点のことですね？｣　　　　　　｢全然問題になりませんね、利息発生時ですよ｣　　　　　　｢うち(の事務所)は、それで全部判決貰っていますよ｣　武富士　｢・・・・ちょっと待ってください｣　　　　　上司の判断を仰いでいるようだ。しばらくして　      　　 ｢どのくらいなら？｣　　私　　　｢いつものように請求額の端数カットでお願いします｣　武富士　｢わかりました、稟議だします｣　　私　　　｢００日が期日ですから、それまでに返事くださいよ｣　　　　　　　｢駄目ならこの話なかったことにしますよ｣ 　　｢悪意の受益者の利息の起算日は最終取引終了時｣、武富士に限らず、ほとんどの業者が主張してくる。しかし恐れることはない。｢起算日は利息発生日｣という判決が続出している。 　先日、全面勝訴の判決を頂いたＴさん(関連記事)の件も、裁判官は相手アイフルの主張をもろともせず、次のように一刀両断している。｢・・そして被告は前記のとおり過払金発生当初から民法７０４条所定の悪意の受益者であったのであるから、各過払金に対してその発生当日から民事法定利率である年５％の割合による利息を支払う義務がある｣ 　しかし、相変わらず、各業者はこの論点に関する定型方の答弁書、準備書面を送りつけてくる。当事務所も、訴状に「予想される被告からの答弁につき防御補強」として先回りして反論、相手の主張を封じ込めることにした。これにより、期日が1回でも短縮できれば良いのだが・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.07.08

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• 司法書士、代理権１４０万円の範囲とは？

    　Ｔさんの過払い訴訟、ＮＩＳグループ(旧ニッシン)の担当者から和解提案の電話が入る。 　ＮＩＳ　「Ｔさんの訴訟の件ですが、期日前に和解できませんか？」　　私　「いいですよ」　ＮＩＳ　「いか程で？」　　私　「いつものように端数カットの１４８万円でいかがですか？」　ＮＩＳ　「１４８万円ですか？　１４０万円超えていますよ」　　　　　「１４０万でお願いできませんか？」　　私　「代理権は元金で１４０万円までです」　　　　　「Ｔさんの場合、元金が１２８万円ですから問題ありません」　ＮＩＳ　「そうですか？」　　私　「現に、管轄が簡易裁判所になっているでしょう？」　ＮＩＳ　「検討させてください」 　業者の中では、司法書士の代理権の範囲を勘違いしている人が多い。あくまで元金で判断する。逆に請求額が元金１４０万円を超える請求を元金１４０万円以内で和解しても無権代理になる。 　今回の件も後から電話を頂き、無事和解となる。この会社、最初は期日前にほとんど和解になる。　不利な裁判続けても意味の無いことが分かっているようだ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.04.09

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• 多重債務に陥らないためにも、ブラックの人にもお勧めのカード

   　２年前に任意整理(過払い請求)をされたＫ子さん来所される。当初｢もう駄目です、助けてください！｣と朝早く駆け込んできた。結果的に多額な借金は無くなり、相当の過払い金が戻った。 Ｋ子さん　｢近くにきたものですから、あの時は本当にありがとうございました｣　私　　　｢見違えるようですね、元気になられて・・｣Ｋ子さん　｢今は、借金はしてないんですよ・・｣　　　　 　｢欲しい物があっても、お金が無いときは我慢するんです｣　私　　　｢カードが使えなくて不自由ではないですか？｣Ｋ子さん　｢実は海外に行った時など、どうしても必要な時、このカードだけ使っているんで　　　　　　す」　　　　　さらに顔を輝かせて一枚のカードを見せてくれた。Ｋ子さん　｢このカードは、口座に預金がある限り、どこででも使えるんです｣　私　　　｢なるほど、ＪＲのスイカカードと同じですね｣　　　　　｢それなら、使い過ぎることはありませんね｣ 　Ｋ子さんの見せてくれたのは　ワールドキャビットＶＩＳＡカード口座に残高がある限り、世界中のＶＩＳＡ加盟店でショッピングができる。そして即時に決済、使い過ぎることは無い。当然、審査も不要。また海外に行った時も、現地ATMから現地通貨で引き出せるとのこと。 　買うとき、借りるときは気持ちも高揚してつい・・・・しかし返す時はそれも冷め切り落差は大きい。そして多重債務の一歩が始まる。　そうならないためにも、このようなカードがあることも知って欲しい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　債務整理，過払い請求専門

  2009.02.18

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• この場合も個別計算？？

      Ａ子さんはアコムと平成９年からの取引同１３年頃、ショッピング機能も付いた有利なカードに切り替えを依頼した。「今までの分を完済させて、新たに申し込みしてください」とアコム言われるとおり、完済と同時に新たな申し込みをして切り替えた。ところが、なぜか、契約番号が新たに付され、取り扱い部署も今までの東京から、大阪管轄になってしまった。　当然、ひき直し計算は一連ですべきである。しかしアコムは「契約番号も取り扱い部署も違うから別契約である」と個別計算を主張して,１歩も譲らない。　「契約番号の相違」「取り扱い支店等の相違」は個別計算を主張する際、強い要素になるが、そこに至った事情等も考慮されるべきだ。　一連で計算すれば約２０万円の過払い、個別で計算すれば、逆に同金額程度の債務が残ってしまう。話し合い決裂、裁判所の判断を仰ぐことになった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト債務整理，過払い請求専門

  2009.02.16

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• 任意整理の支払いは余裕を持って・・

  　Ｓさん来所　借金総額４社　１８０万程　取引期間はすべて1年未満、法定金利の業者も含まれている。　　私　　｢あまり減額は期待できませんが｣　　　　　　｢月の支払いはどの位可能ですか？｣　Ｓさん　｢３万円位なら・・｣　　私　　｢そうすると60回ですね。ぎりぎりですね｣　Ｓさん　｢それなら何とか・・・｣　　私　　｢Ａ社、Ｃ社は金額が少ないから認めるかどうか・・｣　　　　　｢奥さんとも相談してもう少し何とかなりませんか？｣　Ｓさん　｢実は内緒なんです｣　　Ｓさんの自由になるお金では、これ以上無理のようだ。　　1社でも反対すれば計画は狂ってしまう。　　奥さんに打ち明ける事を薦め、受任を見送る。　　そして夕方。｢話しました。もう少し何とかなりそうです｣　と明るい声で電話があった。　　任意整理をすれば、今後、他から借りて払うことはできない。　余裕を持った計画、そして厳しい時は生活を切り詰める等、家族の協力も必要だ。　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　債務整理，過払い請求専門　

  2009.01.29

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• Ｍ子さん　最悪の状態から脱出！！

    　「もう駄目です　手持ちが全然なく、ガスはずっと止められてて、電気も毎月止まっては、　なんとか払うという感じでかなり厳しい状況です、とても初回の費用は払うことはできま　せんが・・・」 　　昨年10月下旬長野のＭ子さんから１通のメールが届いた。　｢地元では相談できない！！｣　｢もう駄目です！！｣悲惨な状況がヒシヒシと伝わってき　た。　とにかく請求をストップして心だけ平穏を取り戻さなければ最悪の状況に・・・　もちろん、初期費用不要。即受任させて頂いた。 　　あれから３ヶ月、予想通り、借金は０に、１件を残しすべて過払い。　Ａ社に続きＣ社とも和解成立、残すは2社　まだ気が抜けない。　ようやく安堵したＭ子さんからメールを頂く。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　００先生へ 　　土曜日にお電話いただきありがとうございました。　借金がなくなるのが信じられません。　自殺も考えてたほどなのでほんとうにありがとうございます。２月の末に今までの過払い金をまとめてと電話で言いましたが考えてみると、２月にマンションの更新があるので１社ごとの振込みにしてもらえませんか？手数料かかっても、そちらのほうでお願いしたいのです。まずは、２月15日にＡ社と言われてましたがよろしくお願いします。 　いつもブログを見てます。私を含めて多くの困ってる人たちのために大変な日々を過ごされてるような感じですね。 　では、完了するまでの間、業者とのやり取りでご迷惑をかけると思いますがよろしくお願いします　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｍ子　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　生活苦に、借金苦、精神も健康も蝕んでいく。自分を守り、変えるのは自分しかない。　解決できない借金はありません。あなたも勇気を持って最初の一歩を・・・

  2009.01.19

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• 任意整理　旧三和ファイナンスの場合

  　　｢派遣切り｣｢失業｣連日暗ニュースばかりだ。　これに多重債務が加われば二重苦。　政治が悪い？　企業が悪い？　嘆いていても仕方がない。　立ち向かい克服するのは貴方自身だからです。 　Ｙさんも現在、失業中、せめて借金だけでも先に整理したいと来所された。　４社　２３０万円。取引期間は７年から１０年、大幅な減額、過払いの可能性が十分あ　る。しかしＳＦコーポレーション（旧三和ファインス）が含まれている。　取引期間７年、債務が残るか？過払いか？　微妙なところである。　ご存知、この会社、債務が残った場合分割は認めない。　訴訟まで起こしてくる非常識な会社。　Ｙさんには、そんな余裕がない。他の過払い金で　支払えるのか？最悪の場合本人宛に訴状が舞い込む危険性もある。　さて、どうしたものか？　私　　｢問題は三和ですよ。一括で請求してきますし、裁判も？｣Ｙさん　｢それは困ります｣　私　　｢そうですか、しばらく三和だけ保留にしましょうか？｣　　　　｢その間に自分で履歴を取ってくれますか？｣Ｙさん　｢それは構いません｣　　本人が履歴を取り寄せるだけだと任意整理にはならない。　その結果を、そして他の過払いの状況を見て検討することにした。　最悪の場合、実際の債務が０になるまで支払い、その時点で介入することになる。　過払いになっても、すんなり返すような会社でないから・・　　派遣切り等で企業の責任が問われているが、この会社の責任はどうなのか？　分割でも支払えないから債務整理をするのである。　こんな会社が世の中に存在するのは許せない。

  2009.01.14

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• 借金に立ち向かうのは貴方です！！

    　　正月気分も抜けたのか、昨日と違い業者の問い合わせ、和解提案も多くなってきた。　今週期日のＣＦＪ、来週期日のアイフル、こちらの希望通りの金額で和解成立。　今年も絶対妥協しない方針を貫いていきたい。 　　さて、本日来所されたＫさんは失業中、2月から新しい仕事は決まったというが・・ 取引期間は長くて2年、Ａカードは昨年12月に借入して支払いは一度もしていない。 Ａさんの今の状況を考えると責めることは出来ない。 減額は期待できないが払っていけない金額でない。本人もその気だ。着手金は3月からの分割支払いで受任させて頂いた。｢しばらく借金のことは忘れてゆっくりしてください｣｢そして、仕事に頑張ってください｣　私の言葉に、ようやく、すっきりした顔で帰って行かれた。 　　今年は社会情勢を反映して、過払いに関係なく本当に支払いに窮した相談者、依頼　者が多くなるだろう。本人が借金に真剣に立ち向かう気持ちがあれば、　協力を惜しまないつもりだ。　

  2009.01.06

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• １４０万円を超える多額の過払金、司法書士はどうするの？

  　Ｓさんは退職金の中から５００万円の債務を完済して、過払請求の相談に来所され た。　　　私　　｢２社で５００万円の完済ですか？｣　　　　　　｢限度額はいくらでした？｣　Ａさん　｢Ａ社は３００万円、Ｎ信販は２００万円でした｣　　私　　｢すごいですね、よく貸したもんですね｣　一流上場企業に勤めていたＡさん、業者も安心して貸し込んだんだろう。　　私　　｢過払い金は１４０万円を超える可能性があります｣　　　　　　｢そうしますと、我々司法書士は代理権がありません｣　Ａさん　｢そうですか？｣　　私　　　｢あくまで、Ａさん名義で請求、訴訟をすることなります｣　　　　　　｢私の事務所が窓口になり、書類作成人としてやっていきます｣　Ａさん　　｢構いません｣　　私　　　｢もしかしたら、Ａ社は裁判所に出頭しなくてはなりませんが？」　　　　　　｢勿論、司法書士も同行して援助します｣　Ａさん　　｢それも構いません｣　　私　　　｢わかりました、ご協力いただけるからには徹底的にやっていきましょう｣　　過払金が１４０万円を超えた場合、司法書士には代理権がないため、　書類作成人としての窓口として援助していくことになる。　裁判も、第―回の期日前には殆ど和解になるが、訴訟続行の場合は司法書士同行　のうえ出頭していただくこともある。　依頼者には、余計な負担を掛けるが、｢まかせっきりでないので、かえって安心だ｣　との声も多い。本人の希望、意向を充分尊重して二人三脚で戦って行く。　ここが、本人訴訟の良いところだ。　ただ、お年寄り等、裁判アレルギーの人には問題がある。　その場合、当事務所は、協力関係の弁護士を紹介させていただいている。　　１４０万円を超えた過払金の処理方法を紹介しているネットはほとんど無い。　司法書士に多額の過払い金の返還請求を依頼する時は、その事務所の方針、方法等　を聞くことが大切でしょう。

  2008.12.16

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• アエル、モルガン、エヌシーキャピタル、過払金はどこに請求するの？

   　フロックス（旧クレディア）の過払い金は戻ってきたが、同じく破綻したアエルはまだ先のようだ、ところでアエルの貸金債権はＪＰモルガンにそしてエヌシーキャピタルに債権譲渡されて大混乱。何度も請求して、やっとでてきた取引履歴、引直しをすれば間違いなく過払い。　最後の譲り受けのエヌシーキャピタルに請求しても担当者は、以下のような人を食った呆れた回答。 　　私　　　　｢ＳさんとＷさんの過払い請求書をお送りしたんですが？｣　担当者　｢すみません、過払い債務まで譲渡を受けていませんので払うことはできませ　　　　　　　ん｣　　私　　　　｢それはおかしいですね、最後に譲渡を受けたお宅が払うべきではなです　　　　　　　　か？｣担当者　　　｢アエルとモルガンでは過払いは引き受けない契約があったみたいですか　　　　　　　ら・・｣　　　　　　　｢それを引き受けただけです｣　私　　　　｢その契約書のコピーを送ってください｣担当者　　｢それはできません｣　私　　　　｢どうしてですか？払えなければ証明すべきでしょう｣担当者　　｢会社から出したら駄目だと言われています｣　私　　　　｢上司をだして下さい？｣担当者　　｢できません｣　私　　　　｢本当に払うつもりはないんですか？｣担当者　　｢解決金なら払うつもりはあります｣　私　　　　｢解決金？｣担当者　　｢請求額の一割です｣　　　　　　｢あちら、こちら譲渡されて、お客様に迷惑をかけましたから・・｣　　　　　　　過払金の支払い義務がないことを主張するのなら、解決金も出す必要もないはずだ　が？　２０分程話したが話しにならず、所詮担当者、それも５ヶ月前に入社した派遣社　員とのこと。　派遣社員でもいいから、ちゃんと説明できる、ある程度交渉もできる　人を担当者に据えて欲しい。この会社も訳の分らない不思議な会社だ。　訴訟するしかないようだ。

  2008.12.15

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• 債務整理か？おまとめローンか？そして車は？

   　　一日の業務も終わり、帰ろうとしている矢先、電話のベルがなる。男性からの債務の相談である。　　相談者　｢債務整理のことでお聞きしたいんですが？｣　　私　　　｢どうしましたか？｣　相談者　｢３５０万程借金があるんですが、全部ショッピングなんですが｣　　　　　　　｢任意整理はできますか｣　　私　　　｢できますよ｣相談者　　｢そうですか、他で聞いたら減額にならないから無理と言われました｣　　　　私　　　｢元金は減額になりませんが、将来利息はカットになりますよ｣　　　　　　　｢それでも無理なら個人再生という方法もありますよ｣　相談者　｢車は引き上げられますかね？｣　　私　　　｢価値があれば覚悟が必要ですね｣　相談者　｢おまとめローンも考えているんですが？｣　　私　　　｢あまりお薦めできませんね｣　　　　　　｢安くても金利は付きますし、借り換えした元の会社からもまた借りるようになっ　　　　　　てしまいますよ｣ 　おまとめローンで金利は安くしたが、再度、元の会社のカードを使ってしまい、さらに最悪の結果に・・こんな例は後を絶たない。保証人、担保を付けられたら救いようが無い。　利用するからには強い意志が必要だ。 　それに車の問題。愛車は手放すのは辛い、しかし債務整理して生活を立て直すには何か犠牲にしなければならない。どうしても必要なら、中古の安い車に買い換えることも選択肢に入れるべきだ。　

  2008.12.10

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• 任意整理をすると抵当に入っている家も売られてしまうの？

     　師走に入り街の様子も慌しい。人の心も同じだ。何とか借金の悩みを今年中に解決し たいと相談、依頼が多い。本日、新規の依頼２件、その他多数の相談の電話ある。 　山梨の男性から相談　相談者　｢任意整理のことお聞きしたんですが？｣　　私　　　｢どうしました？　｣　相談者　｢アイフルの担保ローンがあるんですが。任意整理できますか？｣　　私　　　｢保証人は？金利は？｣　相談者　｢いません、金利は００％だったかな・・｣　　私　　　｢それなら大丈夫ですよ｣　相談者　｢そうですか、他の事務所に聞いたら、担保の家を取られるから止めた方が　　　　　　　良いと言われましたが・・」　　私　　　｢そんなことはありませんよ、担保を付けていても違法金利を取る権利はありま            せんから｣ 　安易に自宅に担保を付けて苦しんでいる人、そして任意整理すると「家を取られてしま う・・」と諦めている人が多い。競売は業者に取って最終手段である。費用も時間もかかる。当事務所も担保付の任意整理を何件も手がけたが競売されたことは一度もない。　３年越しのＭさんの同社の担保ローンも、先日ようやく和解になった。放置していたわけではない。最初から長期戦を覚悟していた。当初８７３万円の借金、事情があって破産も再生もできなかった。　各業者に元金半額の無茶な提案をしたが、アイフルは当然、受け入れなかった。他社の支払いも終わり少し余裕ができたので、利息、延滞金無しの元金のみ、月々１万円、長期分割で払っていくことになった。残り２社、さらに長期戦でいくことになる。 

  2008.12.08

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• 任意整理　和解後の支払は事務所払い？自己払い？

      Ｔさんは、一度目は大手のＡ事務所、そして二度目は当事務所で債務整理（任意整理）をすることになった。　　私　　　｢一度、Ａ事務所で任意整理をしたんですね？｣　　　　　　｢支払いが遅れたんですか？｣　Ｔさん　　｢はい、２ヶ月程入院して払えなかったんです｣　私　　　　｢業者は待ってくれなかったのですか？｣　Ｔさん　　｢業者でなく、事務所に払っていたんです｣　　　　　　｢事務所が何とかしてくれると思ったんです・・｣　私　　　　｢各業者には払っていた金額は？｣　Ｔさん　　｢わかりません？｣　私　　　｢弁済の和解書は貰わなかったんですか？｣　Ｔさん　｢はい、事務所に任せていたもんで・・｣　　　どうやら、その事務所が支払いの代行をしていて、支払いが途絶えたため　辞任されたようだ。今まで、言われるままに毎月、各業者の支払と報酬を合わせた６万　円を事務所に払っていたとのこと。債務の内容もわかっていない。　自分の借金だという自覚が足りなかったようだ。 　　和解成立後の支払方法には２通りある。　事務所が支払を代行してくれる方法。自分が各社に支払っていく方法。　一長一短がある。代行の場合は事務所が各業者に払ってくれるため　面倒でない、しかし代行手数料が掛かる。また支払いが長期に渡る場合、　強い信頼関係が必要だ。　当事務所は各自の責任での支払をお願いしている。

  2008.12.05

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• 急遽　司法書士、スタッフ募集！！

   「お詫びとお知らせ」　ブログを更新できず大変申し訳ありません。多忙の日々を送っております。債務に、過払いに苦しむ人は後を絶ちません。できるだけの人のお手伝いをさせていただきたいと思っておりますが限界があります。「受けるからには責任ある仕事を」が当事務所の方針です。そんな訳で現在、人員不足のため新規の受任は制限させて頂いております。　急遽、司法書士、スタッフを募集しております。多くのお客様の笑顔を共に見ませんか？詳細はお問合せください。　電話　０４８－４５１－５７３１　

  2008.11.11

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• 次々完済、次々過払い請求

  　忙しさにかまけて、ブログをさぼってしまった。相変わらず債務の相談は多い。ただ傾向が以前とは違ってきている。　多重債務に苦しんでいるのでなく、１社、２社の完済後の過払い請求の相談依頼が多くなっている。　本日アコムと和解したＡさんもそうだ。３ヶ月前、プロミスの過払い金で、このアコムを完済させて請求をした。　Ａさんに結果を電話する私　　｢利息を付けた満額の００万０００円で和解できましたよ｣Ａさん　｢ありがとうございます。充分です｣　私　　｢支払いは１０月００日の予定です｣Ａさん　｢そのお金で、今度はアイフルを完済させますから、　　　　　　また（過払い請求を）お願いします｣　私　　｢いいですよ｣　Ａさんは仕事の関係上、事故情報に載るのだけは避けたいと、過払い金で次々完済させ過払い請求をかけてきた。残る１社アイフルですべて終了する。一年以上の付き合いだ。　｢債務が残っている今か、それとも完済させてから過払請求をした方がいいですか？｣よく相談される。　大手なら今のところ、まだ安心だが、中小業者はわからない。やっと完済して過払い請求をした時は破綻していた。なんて事も充分考えられる。　３割、５割しか返せないと居直る業者。全額回収するのは至難の技だ。完済してからの過払い請求はよくよく考えて・・

  2008.10.15

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• 三和ファイナンス破産回避！！

   　三和ファイナンス破産申し立ての弁護団は１０月１日に審尋期日に破産原因があることは明らかであるとして、当日中にも破産開決定が出るところまで追い詰めたようだが　三和ファイナンスは、かざかがファイナンスをスポンサーとして、破産を逃れようとする上申書を提出。これを受けて弁護団は、全債権者の過払い金が全額が払われるのであればと申し立てを取り下げるようだ。　以下関連記事　｢産経新聞より｣消費者金融準大手の「三和ファイナンス」（東京）に利息制限法（年１５～２０％）を超える金利を払わされたとして、過払い金計約３億２０００万円の返還を求めて顧客約６００人が同社の破産を東京地裁に申し立てていた問題で、被害弁護団は２日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見し、申し立てを取り下げる意向を示した。同社の全株式を「かざかファイナンス」（東京）が取得し、再建を支援、過払い金の返還を約束したためという。　弁護団によると、今月１日に開かれた破産申し立ての審尋後、かざかファイナンスが東京地裁に、（１）法令を順守した経営により、再建を目指す（２）判決や和解で確定している債権の支払いを進める（３）今後の過払い金返還請求にも誠実に対応する－とする書面を提出。三和ファイナンスも、自社の預金口座に９億円余りの残高があることを示し、支払いにあてるとしている。　また、三和ファイナンスは２日までに、申立人への過払い金の返済として、計３億５０００万円余りを弁護団側に支払った。このため、弁護団は「現時点で破産を申し立てる理由がない」と判断。その一方で、「過払い金の返済が進まなければ、再び破産を申し立てる」とした。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　それにしても、また、かざかファイナンスとは驚きである。この会社、民事再生中のクレディアのスポンサーでもある。また三和ファイナンスの債権譲渡先である日本振興銀行の保証会社にもなっているようだ。そのくせ過払い金は訴訟をしないと半分しか返さない、債務が残ると将来利息どころか保証人や公正証書まで要求してくる。なんと不可思議な会社だ。 　三和に対する過払債権者はどの位いるのだろうか？相当の混乱が予想される。法令を順守した適切な処理を期待する。そうでなければ、今度こそ世間から見捨てられてしまうだろう。　　

  2008.10.02

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• 過払い請求は各社ごとの方針を立てて・・・

   　　毎日、相談、問合わせの他、無事、債務整理、過払い請求が終えた方から　沢山の感謝、喜びのメールを頂く。非常にありがたいことだ、励みにもなる。　先日過払い請求が終了した、新潟の仁科（仮名）さんからもメールが届く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以下原文００司法書士　様新潟市Ｋ市の仁科和樹（仮名）です。この度はＡ社の過払い金返還にご尽力頂きまして誠に有り難うございました。過払い金の入金確認、書類一式、確かに頂戴いたしました。実はこのＡ社を依頼させて頂く前に、近隣の事務所にお願いしてＢ社の分断ありの案件を依頼したことがございました。一連計算だと８０万円の過払い、個別計算だと２５万円の不足という計算でした。依頼させて頂いた後、何の連絡もなく、半年以上経ってから「相手が一連を認めてくれません。訴訟しては？」とのことでした。私は、半年以上も経って「ええ？？？」と疑問に思いましたが、委任を解かせて頂いて、急場凌ぎで勉強し訴訟。満額まではいかないものの、約６０万円で何とか和解できたという経験がありました。そんな折、ネットで拝見したのが、００先生のＨＰでした。みじかに「こういう先生がいてくれたらな・・・」と思ったものでした。この度、委任させて頂いて、尚更の感があります。案件の質は違えど、委任から訴訟を経て、約３ヶ月で入金まで全て完了というスピーディーさ。先の先生も００先生を見習って欲しいものだと改めて痛感致しました。長々すいません。この度は本当に有り難うございました。益々のご活躍を祈念しております。　　　　　　　　　　　仁科和樹　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　　約３ヶ月ですべて完了したことを驚いているようだが珍いことではない。過払い請求は各社ごとに方針、目標を立てて、早急に処理を進めていくことが必要である。だらだらと無駄な、無意味な交渉を進めていくと、直ぐに５ヶ月、６ヶ月は経ってしまう。気力も萎えてしまう。ちなみに当事務所は、Ａ社もＢ社も即訴訟を提起することにしている。

  2008.08.28

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• 完済後９年目に「過払い」のことを知る

  　Ｔさん夫婦、それに息子さん来所。Ｔさん夫婦は共に６０代後半。息子さんを中心で話しを進める。Ｔさんは９年前にすべての（９件）借金を完済。　今は平穏に暮らしているのだろう？。口数の少ないＴさんに、あえて借金の原因も現在の事情もお聞きしなかった。　私　　 　「（完済から）９年経ってよく気が付きましたね？」息子さん　「今年、テレビを見た兄から教えられたんです」　私　　 　「良かったですね、あと１年遅れていたらアウトでしたよ」　　　　　　Ｔさんに話を向けるが、あまり理解できない様子だ。息子さん　「父は（お金が返ってくるなんて）絶対ありえないと信じない　　　　　　　 んです」　私　　　「実際に返ってこないと・・・」　　　　  　「これから、息子さんが代理人として手続きを進めたほうが            い いですね？」お母さん　「是非、そうして下さい」　　笑みを浮かべた穏やかな表情のお母さん、 　Ｔさんは相変わらず無言。　　これだけ「過払い」のことが報道されているのに、まだ知らない人、　信じない人も沢山いる。そして今日、明日と、次ぎ次に時効を迎えて　過払い金は消えていく。苦しい思いで、支払った大切なお金が！！　　あなたのお父さん、お母さんは大丈夫ですか？　　　　　　　　　　マイサイト　　債務整理，過払い請求専門

  2008.05.29

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• 人員募集のお知らせ

   本日、新規の来客　３組 　千葉県００市から２時間かけて来所されたＳさん。税金滞納のため、役所に呼び出され｢他にもサラ金の借金があります｣と告白をすると、｢過払い金｣のことを教えられ、そのお金で払うよう言われ　　　　たと、急遽来所されたＡ子さん。多重債務、過払いで苦しんでいる人の事情は様々、一向に減る気配がない。 　さて、本日は｢実況中継｣はお休みさせていただき。当事務所の宣伝と人員募集のお知らせをさせていただきます。 当事務所は、今年から法人化して、｢一人でも多くの人に笑顔を｣をモットーに司法書士３名、補助者３名でスタートしました。よりよいサービスの提供は、充分なスタッフの体制が必要ですしかし、債務悩む人の相談は増える一方です。今の人員、事務所の規模ではこれが限界です。　そこで急遽、新たな事務所（東京都内）の開設を計画しており、立ち上げから、お手伝いしていただけるパートナーを募集しております。志を同じくして、日本一のサービスの提供のできる事務所を一緒に作り上げていきませんか？　どうか貴方の力をお貸し下さい。　お問合わせはメールにて受け付けております。

  2008.02.07

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• Ｓさんの過払金が入金されていない？

   　一日一日と新しい年が近づいている。 今月はできるだけ過払金の早めの精算をさせていただいている。お金が手元に戻ると気持ちが全然違う、良い年を迎えていただくためにも。　業者からは何人分まとめて入金される。明細もあったものではない。それを仕分けして各人精算のうえご返金させていただいている。　経理担当者もいつもに増して大忙し。「Ｓさんのアコムからの入金が確認できない」と経理担当者の声そんなはずが？今までアコムに限らず入金されなかったことはない。「何か手違いか？」と電話をすると「和解になっていません」との回答アコムは東日本と西日本に事業所に分かれている。　当事務所は東日本の案件が圧倒的に多いため、いつも数件まとめてそこの担当者と和解するが、この西日本管轄の案件も間違えて一緒に和解してしまったのか？東日本に電話するが「他管轄の案件の和解することは無い」との答え。「和解書も送っているのに？」しかし和解になっていないと言われればそれまでだ。やはり当事務所のミスか？　入金を待っているＳさんには迷惑をかけられない。　「早急に同じ金額で和解しなければ」再度西日本に電話する。ここは東日本に比べて対応が厳しい。 　私　　　「申し訳ありません同じ金額で早急に和解していただけません　　　　　　か？」担当者　「事情はわかりますが、元本以上の和解はできませんよ」　私　　　「そこを何とか助けてください」　　　　　　「お客さんには迷惑をかけられないんです」　　　　　　「お願いです」　　　　　お詫びと、お願いを繰り返す。担当者　「わかりました、事情が事情ですから今回は特別何とかしまし　　　　　　ょう」　　　　　　「入金は来年１月００日になります」私　　　　　「わかりました、ありがとうございます。助かります」 　ようやく過払利息を付加した同じ金額で和解ができた。やれやれだ。事務所のお金を立て替えて、すぐにＳさんに送金するよう担当者に指示する。　毎回沢山の入金の処理をしている。一件一件が依頼者の大切なお金だ。今回のことを反省して、決してミスの起こらない体制、システムにしなければ・・

  2007.12.18

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• 履歴の本人申請

   　午後３時３０分、遠方の００県からＫ子さん来所。 過払い請求２件、セントラルファイナンスと Ｉ 社履歴は取り寄せ引直し計算までされていた。  私　　 　｢遠いところから、ご苦労様です｣　　　  　　｢迷いませんでしたか？どの位かかりました？｣Ｋ子さん　｢朝９時に出てきました｣ 私　　  　｢９時ですか？大変でしたね｣　　受付票を見ながら 私　　  　｢今、仕事はされていないんですね？｣Ｋ子さん　｢療養しています｣ 私　 　 　｢そうですか、大変ですね｣　　　      　｢ところで履歴を取られ、引直し計算までされたのですね？｣Ｋ子さん　｢はい｣　私　 　　｢請求のほうは？｣Ｋ子さん 　｢していません、ここまでで精一杯です｣　私　　  　｢そうですか、わかりました。｣　　　　 　｢あれ、Ｉ社の履歴が、いつも、うちの事務所に届くのと違うな！！｣Ｋ子さん　｢最初の取引きからは出せないと言われ、何度も電話して、やっと全部出しても　　　　　　らったんです｣　私　　　｢念のため、こちらからも履歴を請求しましょう｣Ｋ子さん　｢はい｣　私　　　｢それにしても、長い間払われてきたんですね？｣Ｋ子さん　｢ちょっとしたことで借りてしまって・・・｣　　　　　　｢長い間、罪悪感に悩んできました｣　私　　　｢そんなことありませんよ｣　　　　　｢長いこと払われて、完済までされたんですから｣　　　　　｢罪悪感を持つのは、高金利で貸し続けた業者のほうですよ｣ 　Ｋ子さんが｢払い過ぎ｣を知ったのは、最近だと言う。自分で履歴を請求するが、｢嫌がらせ？｣を受けながら、やっと履歴を手にした。　しかし病気療養中の彼女はここまでが限界だった。そして、ネットで情報収集していて、当事務所にたどり着いたようだ。｢これから何処かへ寄られるんですか？｣帰り際、私の問いに｢真っ直ぐ帰ります｣と笑顔で会釈して帰って行かれた。  　　※　本人請求と代理人請求と、開示する履歴を別にしている業者がある。　　　別にする理由はなんだろう？　　　　以前、履歴を取り直して計算したら。過払金が増えたことがあった。　　　不思議なことだ。

  2007.10.03

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• ただいま、夏休みです

  　　　多重債務に苦しみ、休みどころではない人には、誠に申し訳ありませんが　当事務所１５日まで｢夏休み｣とさせていただいております。　　メールでの問合わせ、相談もたくさん頂いております。　今、ご返事を書いているところです。　　　私事ですが、これから、｢秩父音頭祭り｣に行ってきます。　入会しているロータリークラブでは、外国の奨学生のカンセラーをしております。　　　その希望に満ちた若い奨学生達と、思いきり踊ってきます。　日本の風習、習慣を体験していただこうと毎年企画しています。  　　１６日から通常通り業務開始です。　少しでも皆様のお役に立てますよう、さらにパワーアップして頑張る所存です。

  2007.08.14

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• 廃棄されたはずの履歴が送られてきた

  　　　　貸金業者は、貸金業規制法の適用を受ける金銭消費貸借契約の付随義務として、　信義即上、保存している業務帳簿に基づいて取引履歴を開示する義務がある。　昨年７月１９日の最高裁判決である。　この判決を受けて、殆んどの会社は出し渋りはあるが、開示を拒否することはなくなった。　　問題は完済した後の開示である。　　　貸金規制法施行規則１７条では、「取引履歴等の帳簿は最終の返済期日や　完済した日から少なくとも３年間保存しなければならない」と規定している。　　これを根拠に廃棄したと主張して開示してこない業者がある。　　あのＸ社もそうだった。　最初の開示請求に対して次のような文書が送られてきた　　００司法書士事務所　　　００司法書士殿　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成００年００月０月　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　住所×××××　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｘ株式会社　法務１課　　　　　　　　　　　　　　拝啓　時下ますますご清祥のこととお慶び申仕上げます　　　平素は格別のご配慮を賜り、厚く御礼申し上げます。　　　さてＳ様はすでに完済しております。完済後、　　　３年以上期間が経過しているものに関しましては取引履歴が保存されておりません。　　　そのため・開示することができかねますので、大変申し訳ありませんが、　　　ご容赦くださいますよう、お願い申し上げます　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具　　　商法１９条３項では商業帳簿の保存期間を帳簿の閉鎖の時より１０年間とする　保存義務を定めている。３年経過したから廃棄したとは考えられない。　本当に廃棄したのであれば業者側がそれを立証しなければならない。　　　　何回、請求するも、保存義務がないの一点張りで開示してこない。相手はしぶとい。　金融庁に行政指導の申し立てを２回するが「一応言ってみますが、３年経過していて、　保存していないと言っているのなら・・」と頼りない返事。　　補助者Ｔ君に出すまで徹底的に請求するよう指示。　このＴ君は半端じゃない。朝の挨拶、昼の挨拶と称して、毎日３，４回電話をしまくった。　担当者どころか、その上司、上層部まで、それも２０分も、３０分も永遠と・・・　　　ついに相手が根をあげた。本日、ファクスで履歴が送られてきた。　　事務所内は拍手と歓声・・・・　「廃棄したはずの履歴が送られてきた」　この事実をＸ社はどう説明するのだろう。

  2007.05.18

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• 依頼者は大手サラ金の幹部社員だった。

  　 　Ｔさんから電話あり、このＴさん、れっきとしたあのサラ金 ００社の幹部社員である。 実は４年程前、私が債務整理をさせて頂いた。 当初、名刺を差し出したＴさん 「えぇー・・００社ですか、どういうことですか？」と驚く私に 「そうなんです、私本人のことなんです」との一言にさらに驚いたものだ。 子供二人のうち、一人が自閉症、もう一人が喘息持ち・・ 奥さんも体が弱く、生活のため借りたお金は１千万円近くになっていた。「自分の会社からは、借りるわけはいきませんからね」と 屈託のない笑顔が思い出される。　Ｔさん「Ｓ市のＴです、以前お世話になった・・」　　私　「Ｔさん？・・００社のＴさんですか？」　　　　「おぼえていますよ・・」　Ｔさん「おかげさまで、もう少しで返済が全部おわります」　　私　「よかったですね・・」　Ｔさん「結論から言います、会社を辞めることにしました」　　私　「えぇー　本当ですか？」　Ｔさん「リストラですよ、ご存知でしょう、我々の業界、大変なんですよ」　　　　「そこで、相談なんですが？」　　　　「今までの経験を生かし、自分で債務整理の仕事がしたいんですが？」　　　　「まだまだ、過払いのことを知らない人がたくさんいるんですよ・・」　　私　「うぅーん、資格がないと難しいのでは・・」　　　　「弁護士、司法書士法違反になるおそれもありますから・・」　　　　「大手の事務所に従業員として勤められたら？」　Ｔさん「先生の事務所は募集していませんか？」　　　　「うちは零細企業なので、　　　　　００社のような高給は出せませんよ・・」　　私　「いいんです、先生にはお世話になったんですから・・」　　　　 しばらく、業界や、債務整理に関する話をする。　 先日、大幅な人員削減のリストラを発表した××社に限らず、 どこの会社も大変のようだ。またも割を食うのは社員か・・　病気の子供を抱え、生活も大変のようだが、 どうなるかわからない会社にしがみつくより、 割り増しの退職金を貰い、新たな再出発をしたほうが賢明ということか。

  2006.11.22

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• 一流料理店から学ぶ

  　夏休みも終わった。　　休み中、何処かへ出かけようと思ったが、テレビから流れる渋滞何キロの情報に　行く気もうせて、逆に東京のど真ん中、銀座へ、一日だけ行って来た。　歌舞伎座で歌舞伎を鑑賞する。予約なしでいったが、良い席を確保。　その後、ちょっと贅沢？な食事をと、あの有名な道場六三郎の店「みちば」へ　ここも、いつもは予約なしでは席の確保が難しいとのこと・・・　さすが、話題の有名な店だけあってきめ細かい気遣い、また素晴らしい味を堪能する　一品一品、素材、作り方を説明を受ける。　　本日のお奨めは「生牡蠣」とのことで、それも注文　上からかける調味料は何がいいかと聞かれるが、　何がなんだか分からないので、生レモン汁でと・・・　しばらくして。注文を受けたその店員　「料理長が本日は是非、０００ソースで召し上がって下さいとのことです」　と申し訳なさそうに頭を下げる。　サービスとは、商売とはこういうものか、よほど自信がないと言えない、　「お客様に、より美味しい料理を召し上がって頂きたい」　と思う強い気持ちがあってのことだろう。　案の定、その何とかと言うソースがうまく調和していて、　今まで味わったことのない味を堪能した。　我々の仕事にも通じる、「依頼者は何を求めるか」ではなく　「依頼者にとって最良の方法とは何か？」だ　その他、学ぶべき事が、たくさん有り、有意義な夏休みであった。　　さて事務所の方は、本日から、本格的に仕事開始、溜まった、メール、　郵便物をチエック、全国から、切羽詰まった相談も寄せられている。　この人たちには、夏休みでも気が休まる事がなかったのだろう・・　さて、本日のブログは私事になってしまったが、　明日から、いつものように過払い請求、債務整理の現場を実況中継していきます。

  2006.08.17

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• 朝から電話が鳴りっぱなし

  　　　連休明けの週の初め、いつもと様子が違う　朝から、応募の電話の鳴りっぱなし。　実は、地元でスタッフ募集の折込広告をした。その反響である。　「是非面接お願いしたいのですが？」「５２歳ですが大丈夫ですか！」　「未経験ですが」等々・・・・　　　あくまで人物次第、「年齢不問」「経験不問」とださせていただいた。　まだまだ、日本では、採用する方も、される方も年齢にこだわる。　　先日、私用でハワイに行ったとき、ホテルのレストランで、ほとんど５０代　６０代とおもわれる女性が、ウエイトレスとして生き生きと働いていた。　決して不自然ではなかった。　　当事務所は、仕事が仕事なので、相談者や依頼者の心の痛みを分かる、年配者のほうが　いいのかも？　　これほど反響があるとは思わなかった。　途中から「せっかくお電話いただいたのですが、」「今週は面接の予定が一杯です」　「よろしかったら、来週もう一度お電話いただくか。履歴書をお送り下さい」　と丁寧にお断りするしかなかった。　今回の募集は１名ないし２名である。たくさんの方に応募いただいても、　すべて、ご要望にお答えする事はできない。　募集する方法を工夫するべきだった・・・多いに反省　「そういえば、今日は相談の電話がなかったですね？」と補助者　きっと勇気を振り絞って電話をしても、話中でつながらなかったかもしれない。　そんな訳で、本日は、これと言った実況中継の素材がありません。

  2006.07.18

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• 本日、ハワイへ出発します。

  　　私事で申し訳ありませんが、息子の結婚式のため、本日、ハワイへ出発します。帰国は7月３日のとんぼ帰りです。ゆっくりしてきたいが、そうはいきません。そんなわけでしばらく、ブログはお休みです。

  2006.06.30

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• 保証人になったばかりに、家庭破壊、親子断絶

  　Ｓさん来社、このＳさんとは数年来の付き合いである。住所移転の登記を初め、売掛金の回収や、その他、会社のトラブル等色々相談にのってきた。　数日前「先生、今度は自分のことで相談したいんですが、見てほしい書類があるんですが」と電話があった。どうも奥さんとうまくいかないため、離婚し自分名義の自宅を奥さんに移したいらしい・・・　Ｓさん「すみませんね、今度は私のことで、これちょっと見てください」　と一通の書類を差し出す　　その書類には「念書」と言う題目で、次のようなことが書かれていた　１、Ｓは妻Ｔ子と離婚するのに、慰謝料として自分名義の自宅を妻Ｔ子の　　　名義に書き換える。　１、Ｓは自宅の００信用金庫の担保を自分の責任で抹消する。　　　その他もろもろ・・・・・　最後に、これは私Ｓ自身の意志で書いたことに間違いありません　紛争が生じたらこれを、裁判の証拠書類にします・・　明らかに素人が書いたとおもわれる文書である。　私　「これ、誰が書いたんです？」Ｓさん「息子です、」「息子がハンコを押せと言うんです」　私　「息子さんが？・・・・うぅんー」　　　「００信用金庫の担保とは？」Ｓさん「甥が借金するのに、どうしてもと言うので、担保に付けてしまった　　　　んです」　　　「その、甥が自己破産してしまい、保証人の私が、かぶることになっ　　　てしまったんです」　　　「それが原因で、妻や息子とイザコザが絶えないんです」　　　「最初、担保を付けるのに反対もしなかったのに・・」　私　「借金はどのくらいあるんですか？」「自宅の資産価値は？」Ｓさん「残りは５００万ぐらいです」　　　「家の価値は２，０００万ぐらいですか」　私　「それで、担保を抜けと言うんですね」　　　「借金を完済するまで信用金庫は絶対、担保は抜きませんよ！」Ｓさん「それは分かっているんですが・・」　　私「それから、慰謝料として・・とありますが」「離婚の原因は？」Ｓさん「性格の不一致です」　　私「慰謝料は払う必要がないとおもいますよ」「慰謝料とは離婚の原　　　　因を作った側が払うものですよ・・・財産分与の問題では？」Ｓさん「そうですか、他に財産はありませんし・・」　　私「よく考えて、もう一度話し合ったらどうですか・・」　　　「ハンコは押すべきではないとおもいますが？」Ｓさん「わかりました、もう一度話し合ってみます」　人の良いＳさん、断り切れずに保証人に、そして自宅を担保に・・・その結果、妻にも、息子にも見捨てられようとしている・・・・昔の良き親と子の関係はどこに行ってしまったのか？？　借金がもとでの、離婚、家庭崩壊、親子断絶、等々、あとを断たない。よく考えよう、保証人になることは、まして担保まで提供することは！！

  2006.06.02

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• あすは　台湾.へ

  　今は夜１１時半　いつもは夢の中・・・毎日朝４時に起きてブログを書くが、明日はそうは行かない　５時出発　ロータリークラブの台湾訪門旅行だ　２年まえに誘われて、町内会に入会するような気持ちで、ローターリクラブに入会したが・・目ん玉飛び出るぐらいの会費、毎週の例会、００会。ボランテア等等・・、大変なところに入ってしまったと思ったが、今はすっかり、はまっている　少なからず奉仕できる心の満足・・・　私などまだまだ若輩者　６０歳、７０歳の第一線の現役の人と交流すると、「自分など・・まだまだ：：」と力が沸いてくる、おかげ様で会費以上の仕事も各会員から頂いている(さすが、債務整理の相談や依頼は無いが・)　そんなわけで、明日から日曜日まで、台湾ロータリークラブ訪問旅行ブログもお休みです。

  2006.04.19

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• 飛び込み客

  　当事務所は駅近で、大きな看板を出しているせいか、以外に飛び込客(看板を見ていきなり訪れる相談者、依頼者)が多い　　今日は２名の飛び込みの相談、依頼者あり午前１１時ごろ、最初の訪問者　ノック音、８０歳ぐらいんのおばあさん現われるおばあさん「すみません、遺言のことお願いしたいんですが」　　　私　「どうぞ」と席を進める　　　　　「どうしましたか？」おばあさん「遺言を書き直して、それでお願いしたいのです」　　　私　「？」　　　　　「遺言は何時でも、いくらでも書き直しすることはできます　　　　　　　　が？」　　　　　「遺言書は書いているのですか？」おばあさん　もぞもぞと、バックの中から、公正証書遺言書を取り出す　　　　　　すべての財産を００に遺贈する、そのかわり、００墓地に　　　　　　私を埋蔵して欲しい・・　　　　　　そのような事が書かれていた・・・　　　私　「証人２名いれば、いくらでも公正証書は書き直しできます　　　　　　　が・・」　おばあさん「全部お願いしたいのです・全部受けてくれるか。聞いてくる　　　　　　　よう、公証人役場から言われたんです・・」　　　私　　遺言執行人のことかな？　と思いつつ、公証人役場に問い　　　　　　　　　合わることにした。　公証人役場に電話　　　　私　「００さんがお見えになっているんですが？」　公証役場の事務員「そうですか、００さん、心配で、何度も遺言書を書き　　　　　　　　　　直しているんです・・」　　　　　　　　　「身寄りも無いため、遺言執行者を頼んだら、とアドバ　　　　　　　　　　イスをしたんです・・」　　　　私　「ところで、財産はどのくらいあるのですか？」　　　事務員「それが・・・」　どうやら世間一般から見れば、それほどの・・　しかし、おばあさんから見れば大切な全財産・・　当事務所は、一般業務(登記)と、債務整理で一杯、一杯　普通、お断りするところだが・・何とか力になってあげたい・　　　　私　　｢検討させていただきます・・｣　　　　　　　「できるだけ、お力になりたいとおもいます・・」　　　　　　　「費用等見積もりを出して・・ご連絡します」おばあさん　　「５０万ぐらいなら、出せますが・・」　　　　私　　「心配しないでください、そんなにかかりませんよ・・」　５０万円は、おばあさんの全財産から言えば、大金だ！お金の事に変えられないなにかがあるのだろう・・何とか力になっあげたい　午後２時ごろ二人目飛び込み客　２５歳ぐらいの女性　女性　「相談するのに、相談料ってかかるかかるんか？」　　私　「どんな相談ですか？」　女性　「だまされたんです。。独身だと言われて付き合ったら　　　　　奥さんがいたんです・・・」　予約のお客様が見える時間でもあるので、また自分の得意な分野でもないため丁寧にお断りした。悩みを抱えた人は多いですね・・　当事務所も、あらゆる相談に対応できるようしないと・・反省　　

  2006.04.19

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• 司法書士の仕事

  本日１０時より、久しぶりに銀行での決済の立会い（不動産登記の仕事）例年この時期は、立会いで忙しいものだが、今月は予定があと一件だけ逆に、債務整理の比重が増えている。　銀行に入りこんでいる古参と違い、われわれ後発組は登記だけでは・・債務整理、商業登記　成年後見人　裁判、訴訟関係等に精通しないと・・　登記はできてあたりまえ、誰がやっても結果は同じプラスアルファ　なにができるかだ！　そういえば、銀行の専属の司法書士が、銀行の統廃合のため、仕事が無くなり、干上がってしまった話を、依然聞いたことがあった。財産三分割ではないが、ある程度仕事は分散したほうが良いみたいだ。　Ｓさんの過払いの件で、大手デパート系のＴカードから電話Ｔカード「過払い金は返還しますが、減額、お願いできませんか？」　私　　「え・・　どういうことですか、Ｔデパートとあろうものが！」　　　　「おたくの系列のデパートで買い物をしても、私は値切ったこと　　　　　ありませんよ」　　　　「値切ったら、まけてくれますか？」Ｔカード「・・・・・・わかりました　全額返します」　「なんてことだ！！」　減額を請求するのが当然とおもっている。　弁護士会、司法書士会の、過払金返還の統一基準が欲しいものだ、任意整理の統一基準と同じように・・・・

  2006.04.07

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