過払い請求 あのシティズ 返還金は2割?!
シティズという会社がある。当時(平成17年頃まで)は「みなし弁済」を主張する業者の急先鋒だった。次々と主張が認められず敗退していく業者の中で、この会社だけは連戦連勝を続けていたため、「シティズは手強い」と恐れられていた。 しかし、平成18年1月13日 最高裁は「期限の利益喪失約款」がある場合、支払に任意性が認められない」と判断してとどめを刺した。(シティズ判決)その後、みなし弁済に成立する余地はほとんど無くなり,グレーゾーン金利での貸出は実質的に無効となった。 久しぶりに、そのシティズと過払い請求の交渉をする。 私 「Tさんの過払い請求の件ですが?」 シティズ 「お支払はしたいのですが実は・・・」 全ての店舗は営業を廃止、細々と回収業務に専念しているとのこと。会社の窮状を訴えて盛んに減額を訴えてくる。そういえば、この会社アイフルの子会社のはずだ。 私 「事情はわかりました、端数はカットします。」シティズ 「とてもじゃありません、2割でお願いできませんか?」 私 「2割も減額するんですか?」シティズ 「いゃ・・ 2割の支払でお願いします」 私 「えぇ? ということは50万の2割の10万円ということですか?」シティズ 「はい、それが精一杯です」 私 「依頼者が納得してくれる筈はありません」 「申し訳ありません、訴訟させて頂きます」シティズ 「そうですか、もう少し検討して見ますので・・・」 私 「無理しなくても結構ですよ」シティズ 「一週間待ってください、電話しますから」 私 「わかりました」 これが、あのシティズか!! 当時とは様変わり、会社の窮状を訴え少しでも減額を嘆願する他の会社と何も変わらない。一週間待っても満足した回答がない場合は訴訟提起することになるだろう。 マイサイト債務整理,過払い請求専門