過払い訴訟 アコムは長引くのが嫌い!?
アコムは、各事務所ごとに担当者を振り分けている。当事務所の特定の担当者は事情があり、しばらの間、不在だった。ところが、最近、比較的うまくいっていた元担当者Aさんから頻繁に電話が入るようになった。 どうやら、Aさんを再度、差し向けてきたようだ? Aさんは、とにかく優しい。いつも 「先生こんにちは! Aです、よろしくお願いします」から始まる。そして「お願いします、お願いしますよ」と悲しそうな声で嘆願してくる。つい気を許すと取り込まれてしまう。 今日も訴訟(過払い)継続中のYさんの件で電話あり。解約再申込みの分断案件、空白期間は1年足らず。分断が認められれば、過払いどころか債務が残ってしまう。 Aさん 「先生こんにちはアコムのAです」 「Yさんの件、和解お願いします」 私 「和解ですか?」 Aさん 「はい、なんとか『0和解』でお願いできませんか?」 私 「『0』? だめだめ、だめです」 Aさん 「そんなこと言わないで、お願いしますよ、分断もあるし・・」 私 「分断? 1年以内の空白は分断ではありませんよ」 「うち(の事務所)は3年以内は、すべて一連で認めてもらっています」 Aさん 「そんなこと言わないでくださいよ、いくらならいいですか?」 私 「端数を切って**万*千円で良いですよ」 Aさん 「それじゃ、いつもの(案件)と変わらないではないですか?」 しばらく交渉は続く。 私 「うぅーん・・・・・」 「**万円でどうですか?」 到底、飲まないだろう金額を提示したのだが、以外な展開に,「分かりました、先生、今日は(事務所に)居ます? あとで電話します」とAさんは電話を切った。 そして、2,3時間後「稟議がおりました」と再度の電話。すかさず、私もリップサービスのつもりで 「さすがですね、しかし、いつもはこんな和解しませんよ、Aさんだから特別ですよ」 とつい、言わなくても良い言葉が出てしまった。 担当者とあまり親しくなりすぎてもいけない、一線をおかないと、これからのこともある。多いに反省する。アコムは訴訟になっても解決が早い、どうやら長引かせるのが嫌いのようだ。 マイサイト過払い請求・債務整理の手引き