司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

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• 新生との本人訴訟　強気の端数カットで攻める

   　新しい週が始まった。　午前中はＴさんの本人訴訟に同行、相手は新生フィナンシャル。　　裁判官　　　　「原告は＊百＊＊万円希望ですか？」　Ｔさん　　　　　「いゃ、＊百＊＊万＊千円です」　裁判官　　　　「どうしますか原告？」　新生代理人　「あまりにも高額ですので、会社(新生)と相談させて下さい」　裁判官　　　　「わかりました、一応次回の期日をいれますので、それまで許可　　　　　　　　　　を取って下さい」 　　悪意以外争点のない事件、新生の代理人は、無駄な争いはしてこない。　それを見越して、Ｔさんは強気で端数カット(百円単位)の和解提案をした。　新生の代理人も面喰らっていた。　会社(新生)の許可が取れなければ、判決を貰うだけだ。　完全に主導権を握った。　今迄のケースをみても、Ｔさんの希望額で和解はできるだろう。 　　電話帳程の書類を送り付け、無駄に期日を重ねさせるどこかの業者と違って、　この新生は良心的だ。 　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談会実施中） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2011.08.22

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• 過払い請求　弁護士と司法書士の違い

    　「１４０万円で良いので、お願いできませんか？」　ある相談者からの電話がある。　　＊社に過払い金(元金)１５０万円を自分で請求したが、８０万円しか返還できないと言　われたという。　　良く聞くと、元金の他、利息が３０万円程付いているが、これは回収できないと諦めて　いるようだ。　そこで、色々調べた結果、１４０万円以内で和解するなら、司法書士の代理権の範囲な　ので依頼できると、勘違いしたようだ。 　　無理もない、色々のサイトを見ると「司法書士と弁護士の違い」について次のように説　明されていることが多い。 　「司法書士の代理権は１４０万円までです、司法書士に頼むと１４０万円以下で和解させ　られてしまうことがあります」 　しかし、このような場合は、１４０万円以内でも司法書士には代理権はない。 　「利息を含めて１８０万円を返してもらうべきです、司法書士には代理権はありませが、　本人訴訟という方法があります、それでよろしかったら、全力でバックアップさせて頂き　ます」　司法書士と弁護士の違いを説明、一度来所いただくことになった。 　本人訴訟とは依頼者本人が主体、法廷の原告席に座ることになる。　しかし、テレビドラマで見るような刑事事件とは違う。　「訴状を陳述しますね？」｢では次回は主張を書面で出してください｣と書面中心で進んで　いく。　その書面を作るのは司法書士、いわば、二人三脚の戦いだ。 　審理は１か月に１度ぐらい、審理時間は５分から１０分ぐらいだ。　司法書士は同行して、直前に十分な打ち合わせ、そして次回の書面を作るために傍聴　席に座る。    　本人の希望で訴訟追行できるため、代理人に勝手に和解させられたということはない。　　当事務所は１４０万円を超える場合は殆んど本人訴訟（司法書士同行）をお願いして　いる。そして本人希望どおりの和解、判決を勝ち取っている。 　しかし自分は司法書士だから本人訴訟を勧めるが、デメリットもある、　こんな人は最初から、すべての代理権のある弁護士さんに依頼されるべきです。 　 １、仕事が忙しくて裁判所に行く時間がない。 　２、高齢、健康的な問題で裁判所にいくのは難しい。 　３、裁判所アレルギーがあり、裁判所にいくことは苦痛だ。 　４、煩わしいのはいやだ。すべて任せたい。 　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談会実施中） 　 

  2011.08.19

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• 　旧楽天ＫＣの天国と地獄

    　夏休みも終わり、今日から通常営業。　新規のお客様、３組、既存のお客様４組。忙しさが戻ってきた。　業者からの電話も戻りつつある。 　旧楽天ＫＣから電話ある。　「楽天カードの＊＊です　提案通りで結構です」　提案とは、Ｔさんの債務弁済和解案、確定債務６０万円程、　延滞利息、将来利息なしの月々１万円、６０回払いの提案がすんなり通ったのだ。　予想はしていたのだが、ひと安心。　ご存知のように、今年の８月１をもって旧楽天ＫＣは事業を「楽天カード部門」と「KCカー　ド部門」の2つの事業へ分割し、「KCカード部門」はノンバンクのJトラストに譲渡、「楽天　カード部門」は、楽天クレジットに吸収した。 　もし、Ｔさんの借金がＪトラストに譲渡されていたら、こうは上手くいかず、最悪の結果に　なっていただろう。　同社はあの悪名高いネオライングループ、過払い金は非常識に値切って、まともに返そ　うとしない、債務が残れば、債務者の窮状などお構いなし、「利息を付けて一括で払　え！」とくる。分割で支払ができず債務整理をしたのに、聞く耳を持たない。　当事務所ではないが、すでに、一括請求されて途方に暮れている債務者がいるという。　　まさに天国と地獄だ。楽天カードに残った社員、Ｊトラストに移された社員も同じだろう。　こんなやり方は道義的に許されるはずがない、しかし、今の現状ではどうしょうもない。　相手の思うつぼになるが、暫く債務整理（自己破産、個人再生）をしない事だ。　特に家族に内緒の人は気を付けて頂きたい。一括請求の訴状が届く可能性が充分あ　る。　最後に、２部門に分割された、関連事業、対象カードを記しますので参考にして下さい。 　楽天カード部門（延滞利息、将来利息も請求せず分割弁済を認めてくれる等、良心的）　　　　　　　　　　　　　　楽天カード関連事業等　　　　　　　　　【対象カード】・楽天カード・楽天ブラックカード・楽天プレミヤムカード　　　　　　　　　・ＦＣバルセロナオフィシャル楽天カード・楽天銀行カード　　　　　　　　　・楽天カードアカデミー　　　　　　　　　・楽天ＶＩＰ　Ｌｏａｎ　Ｃａｒｄ・楽天イーグルスカード・ヴィッセル神戸オフィシァ　　　　　　　　　　ル・サポータズカードＶ－ｓｔｙｌｅ・ＥＸ　ＦＡＭＩＬＹカード　　　　　　　　　・H0ＭＥＳ楽天ＫＣカード　ＫＣカード部門　　（延滞利息を付けて一括請求をしてくることが予想される）　　（Ｊトラスト）　　　上記以外の提携カードとプロパーカードを含むレガシーカード事業（旧　　　　　　　　　　　国内信販時代から継続して行ってきたクレジットカード事業「楽天ＶＩＰＬ　　　　　　　　　　　ｏａｎ」を除く消費者金融事業及び不動産が残った楽天ＫＣ）　　　　　　　　　　【対象カード】・楽天ＫＣカード・楽天ＫＣ提携カード・楽天ＫＣ代行カード　　　　　　　　　　・楽天ＫＣ　Ｍｏｎｅｙ　Ｃａｒｄ　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談会実施中） 　　

  2011.08.17

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• 小額、面倒な案件という理由だけで依頼をお断りしません

    　当事務所へ相談、依頼される人のルートは、ホームページ、ブログ、紹介からと様々　だ。今回のＡ子さんの場合は、同業者からの紹介だった。それも面識のない。　　完済後の過払い請求先は、ＳＦコーポレーションと旧ライフ　ある事務所に相談に行ったが難しいと言われ断られたという。取引期間が短いこともあ　ったようだ。　そして「この事務所ならやって貰えるから」と、当事務所を紹介されたという。 　これらの業者は難いことは確かだ。判決をとっても控訴して争ってくる。　しかし、粘り強く攻めていけば、旧ライフは満額、ＳＦコーポレ-ンはある程度は回収でき　る。　多少の時間のかかることを了解いただき受任させて頂いた。 　返還される過払い金が僅かな場合、その案件だけを見れば事務所としては採算に合わ　ないかもしれない、　しかし本人にとっては大切な過払い金だ。断ることはできない。 　以前、受任させて頂いたＴさんは、依頼された４件すべてが時効で過払い金は戻らなか　った。　こういうこともあるのだ、Ｔさんも恐縮していた。　そして、そのＴさんに紹介されたＫさんは、予想以上の多額な過払い金が戻ってきた。　商売や営業とはこういうことではないだろうか？ 　当事務所は少額、面倒な案件という理由だけで 依頼をお断りしません。　まずは、どんなことでもご相談いただけたらと思います。 　お知らせ　　　当事務所は　８月１３日から８月１６日まで夏季休暇とさせていただきます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談会実施中） 　　

  2011.08.12

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• 過払い利息もキッチリ返して貰いましょう

    　新生フィナンシャルと過払い返還交渉。　「せめて利息の半分ぐらい何とかなりませんか？」　担当者が減額を要求してくる。　Ａさんは７年程前に完済しているため、過払い利息は５０万円程に膨れ上がっている。 　「申し訳ありません、事務所の方針とＡさんの意向ですので・・・」　「いつも、いつもすみませんね」　余計な反論はしない、ひたすら減額ができないことの詫びを言い、相手の労をねぎらう、　相手もそれ以上何も言ってこない、いつものように端数カットの満額で和解になる。　訴訟提起日したのが今月の１日、そして返還日は来月の２３日、スピード解決となった。 　今の低金利時代、過払い利息（５％）は結構な額になる。　この利息を払うことに抵抗してくる業者が多い。　「過払い利息までは・・」と躊躇する依頼人もいる。　しかし、遠慮することは無い、債務者はこの何倍もの利息を払い続けてきたのだから。

  2011.08.10

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• 武富士管財人からの直々の電話

      「弁護士の＊＊先生からお電話です」と事務員の声  電話を代わる。  弁護士の先生とは、会社更生手続き中の武富士の管財人からだった。 　「更生計画案をお送りしましたがご不明な点はありませんか？」　「この計画案に是非、賛成して頂きたい」 　用件はこれだけ。  管財人からの直々の電話、ご苦労なことだ。　主だった事務所に電話しているのだろう。  しかし、賛否をするのは依頼者本人、事務所は判断材料を提供するだけ。 そして投票期間は１０月下旬まで、過半数の賛成を得れば認可される見通しのようだ。 　なお、当事務所の依頼者には順次書類を郵送（郵送不可の人は除く）させていただいて おりますのでご不明な点がありましたらお問い合わせ下さい。   武富士更生計画案のポイント ・会社分割し、事業はＡ＆Ｐファイナンシャルが承継、弁済業務は分割会社が行う ・債権の３・３％を更生計画認可決定日から１年以内に弁済・ 会社保有の全資産の回収が完了し、弁済費用が確保できた場合は第２回弁済を実施　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談会実施中） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　  　 

  2011.08.09

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• 過払い利息払うべき？　高裁判決見直し　１１月に最高裁が弁論

    　過払い訴訟では、ほとんどの業者が、「みなし弁済の諸要件を整えていたものと認識を 有していたから過払い利息を支払う必要がない」と反論してくる。　今まで、殆んどこの主張は認められなかった。しかし最近になって僅かであるが、業者 の主張を認める判決が出始めた。流れが変わっていくのかと危惧していたところ、この 流れを止めだろう決定打が出そうだ。 最高裁は、この問題で１１月１０日に弁論を開くことを決めたようだ。 判断はまだまだ先になりそうだが、大いに期待したい。 　以下８月５日　毎日新聞からの記事からです・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　過払い金訴訟：高裁判決見直しか　１１月に最高裁が弁論 　消費者金融業者が債務者に過払い金を返還する際、年利５％の利息を支払うべきかどうかが争われた２件の訴訟の上告審で、最高裁第１小法廷（宮川光治裁判長）は、１１月１０日に弁論を開くことを決めた。書面審理が中心の最高裁が弁論を開くことから、「業者は返還の際、利息まで支払う必要はない」とした２件の高裁判決が見直される可能性が出てきた。債務者側に有利な判断をすれば、全国の同種訴訟に影響を与えそうだ。　最高裁は０７年、「業者は原則として過払い発生時から利息を支払う必要がある」との初判断を示したが、業者が過払いが起きていることを知らなかったという「特段の事情」があれば、支払い義務はないとした。　これ以降、過払い金返還請求訴訟では、業者側に「特段の事情」があるかどうかが争点となり、１、２審の判断が分かれている。　弁論が開かれる２件のうち、１件は奈良市の債務者が「プロミス」（東京）を相手に約１６０万円の過払い金と利息の支払いを求め、もう１件は川崎市の債務者が「ＣＦＪ」（同）を相手に約５００万円と利息の支払いを求めた訴訟。いずれも１審は業者側に利息を含めた支払いを命じたが、２審は「業者は貸金業法の要件を満たした貸し付けをしていたと認識しており、過払いは発生していないと考えた特段の事情がある」と認め、１審判決を覆していた。【伊藤一郎】

  2011.08.07

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• 過払い金返還交渉　最近のエポスカードの実情

     「５件程、訴訟を起されている件ですが・・・」 「和解お願いできませんか？」 エポスカードの担当者から電話ある。いつものように丁寧な口調だ。 　しかし、 この会社も過払いの対応が厳しくなった。　訴訟しないで、利息を含めての満額を返還させるのは至難の技だ。　費用対効果を考え、積極的に訴訟を提起することにしている。 　「請求額の端数（百円）カット、9月返還なら結構です」　当事務所の方針を伝える。　最初、端数の千円まで減額を要求してきたが、無理だと分かると　「事務所の方針なら仕方ないですね」とすんなり４件が和解になる。　返還日は９月末日。　残る1件は推定計算のため保留となる。多分これも期日前に和解になるだろう。 　この会社も早期和解が方針のよううだ。　しかし、少しでも減額を引き出そうとして訴訟前は抵抗してくる。　ふるいにかけてくるのだ。訴訟をすることをためらってはならない。　彼らの術に嵌まるだけだ。　今まで期日前にほぼ満額で和解になっている。　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談会実施中） 　 　　ご注意　↓の広告は当事務所と一切関係がありません　

  2011.08.03

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• 債務整理　担保が付いていても怖くない　！

  　Ａさんが初めて来所されたのは今年の５月下旬。　すでに別の事務所で債務整理を終わられていたが、　アイフルだけは、　「担保が付いているから危険だ！　不動産を取られてしまう！」と受けて貰えなかった。　　１０年近くの取引だが、途中で不動産担保ローンに切り替えていたため、約定債務は　１５０万円程。利息制限法で引き直し計算をしても、一連計算で２５万円程、無担保ロー　ンと不動産担保ローンとを別個で計算すると４７万円程の債務が残ってしまう。　　「過払いなら問題がないが、債務が残っていれば、抵当権を実行されてしまうのではな　いか？」　危惧する人は多い。　　しかしよく考えて頂きたい。５０万円程の債務で、多額の費用をかけて抵当権を実行す　るだろうか？　また債務不履行をしている訳でない、法律で認められた利息に是正してく　れと申し入れるだけである。こんなことで担保を実行されたら大問題だ。　アイフルは、分断計算での債務を主張してくるかもしれない、しかし一括で払えとは言っ　てこないはずだ。　まずは、一連計算での分割弁済を提案した。　予想通り、一括弁済や不動産担保のことは一切、触れてこない。　ところが、以外なことに、分断の主張もしてこなかった。　そして分割の場合は遅滞損害金と将来利息を付けてくれと、これは想定内だ。　交渉が始まった。 　最終的に、僅かな遅滞損害金を付加しての一括払いで話はまとまった。　こちらの主張が通らない場合は「債務確定訴訟」も考えていただけに、あっけない幕切　れとなった。　最悪５０万円の支払を考えていたＡさんも、嬉しさひとしおである。 　不動産を担保に取られているため、債務整理に踏み切れない人が多い。　　　そんな人に、声を大にして言いたい。　「担保が付いていても怖くない！」　当事務所でも今まで何件も、不動産に触られることなく解決している。　さっあ！　今度は貴方の番です、勇気ある第一歩を踏み出して下さい。　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談会実施中） 　  

  2011.08.03

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• 判決が確定しても不誠実な態度のネオライン

    　ネオラインキャピタルとの過払い金返訴訟。　控訴審判決が言渡されてから半月が過ぎた。　勿論、全面勝訴。 　今まで「和解してくれ！」とうるさい程だったが、その後、何も言ってこない。　上告をしたとは思えない。判決は確定しているはずだ。 　こちらから電話をする。　　　私　　　　「Ｔさん訴訟の件どうなりましたか？」　ネオライン　「和解はだめですか？」 　またも寝惚けたことを言っている。　声を荒げて、 　　　私　　　　「和解ができないから判決になったでしょう」　ネオライン　「今後どうするか検討します」　　　私　　　　「検討しますって、判決は確定しているんではないですか？」　ネオライン　「そうですね、判決書はは＊＊日に届いていますね」　　　　私　　　　「支払はいつしてくれるんですか？」　ネオライン　「順次してますので、暫くお待ちください」　　　私　　　　「しばらくっていつなんですか？」　ネオライン　「いつとは言えません、何しろ数が多いものですから・・・」 　何とも不誠実な態度、銀行口座を差し押さえてもいいのだが、　この対応からすれば、多分もぬけの殻だろう。　ただ、この業者は今まで、支払日までの利息を含めて全額返還してきている。　それまで待つしかないのか？                    マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談会実施中） 　 　　　　　　　　　ご注意　↓　の広告は当事務所とは一切関係がございません　                               

  2011.08.02

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• 息子さんを補佐人にして本人訴訟で戦う

  　ある地方裁判所内の法廷内　事件番号が呼ばれ、Ｔ子さんは補佐人の息子さんに付添われて原告席に座る。　「本日は御苦労様です。Ｔ子さんですね？」　そして、　「息子さんのＭさんですね？」と　女性の裁判官が優しく声をかける。　Ａさんが頷く。息子さんも「はい」と返事をする。　過払い金返還訴訟の第１回目、相手業者＊社は擬制陳述のため欠席。　Ａ子さんと＊社とは２０年にわたる取引、過払い金は＊百万円程。　　全額取り戻してあげたい。　ところで、Ａさんは、ある病気のため声を失ってしまった。　本人訴訟を追行するのは無理なのか？　　しかし、＊社は他の案件でも１回出廷すれば、殆んど好条件で和解になる。　息子さんに補佐人になって頂けたら何といけるだろう！　　補佐人の申請も許可され、第1回の期日も無事終了した。　あとは相手の和解提案を待つだけだ。　声を発しられないため訴外和解は難しい。　和解のため、もう１回だけ裁判所に出廷していただくことなるだろう。　最後まで気が抜けない。　　　　　　　　　　　　　　　　　（実例を少しアレンジして紹介させて頂きました）「 参考」　　民事訴訟法第６０条　補佐人１　　当事者又は訴訟代理人は、裁判所の許可を得て、補佐人とともに出頭することがで　きる。２　前項の許可は、いつでも取り消すことができる。３　　補佐人の陳述は、当事者又は訴訟代理人が直ちに取り消し、又は更正しないとき　　は、当事者又は訴訟代理人が自らしたものとみなす。 　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談会実施中） 　　　　　　　　　

  2011.07.28

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• えっ！　返還が来年の３月？　　オリコとの過払い返還交渉

   　オリエントコーポレーション。　この業者も訴訟を提起しなければ、過払い金の満額返還は難しくなった。　そして問題は返還時期。ちょっと気を抜くと来年になってしまう。 　本日も電話ある。　オリコ　　「Ｓさんの訴訟の件ですが和解できませんか？」　　私　　　「いつものように、請求額の端数カットなら良いですよ」　オリコ　　「わかりました。返還日は来年の３月になります」　　私　　　「えっ、来年の３月？　今は８月ですよ」　　　　　　　　　　「それは駄目ですね」　　オリコ　　「それでは、何とか今年の１２月にします」　　私　　　　「それも駄目です」　　　　　　　　　　「和解はできませんね」　　　　　　　　　　「もう結構です」　電話を切る振りをすると、「ちょっと待って下さい」とオリコ。　 結局、今年１０月末返還の稟儀を出すことを約束する。　オリコはいつもこのパターン。そして稟議はほとんど通るようだ。　１０月末でも遅すぎると思うが、訴訟を継続して長引くことを考えれば仕方がないのか？　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談会実施中） 　　　　　　　　

  2011.07.27

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• ＣＦＪとの過払い本人訴訟　不動産担保ローンへの切替案件

   　裁判官が被告ＣＦＪに詰問する。　「どうしても分断前提でなければ和解に応じられないの？」　「不動産担保でも同日の切替でしょう！」 　ある地方裁判所での本人訴訟。　Ｙさんは遠路はるばる第３回目の出廷。何とか本日で終わりにしてあげたい。　無担保ローンから不動産ローンへの同日切替案件。　　前の取引の残債務を新たな取引に組み入れていることもあり、裁判官の心証は一連　取引。　しかし、ＣＦＪは色々な判例を持ち出し、かたくなに分断を譲らない。　２００万円＋αでしか和解に応じられないという。　一連の計算では過払い金は３８０万円程、分断なら２００万円程。　万一、分断が認められて敗訴しても、Ｙさんには２００万円程が返還される。　こんな和解に応じられるはずがない。　今度は裁判官Ｙさんに向かって　「原告はどうしますか？」　「もう終わりにして下さい」とＹさん。 　ようやく終結となり、１０月に判決言渡しとなった。　ＣＦＪは控訴をしてくるだろう、こちらも負けられない。　まだまだ戦いは続きそうだ。　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談会実施中） 　　　　　　　　　　

  2011.07.26

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• 助けてください！　相談者の非痛な声に緊急受任する

  　 「どうしたら良いかわかりません！」「死にたいです！」 　電話から聞こえてくる相談者Ａ子さんの非痛の声。 　　   泣き声に交じって言葉が良く聞き取れない。 　「どうしましたか？　落ち着いて下さい！」 　なだめるのに精一杯だった。そして、ようやく事情がわかった。　こういう事だ。　朝早く、Ａ子さん宅に二人の男が突然押寄せてきた。　債権回収のために・・・・。　最初、何のことか理解できなかったが、しばらくして昔の記憶が蘇ってきた。　この会社への支払は転居を繰り返したこともあり、7年前から滞ったままになっていた。　ついに居所を突き止めてやって来たのだ。 　「払うまで帰らない！」と怖い方の男が脅す、もう一人の優しい男は「まーまー」たしな　めている。　　何か刑事ドラマが目に浮かんでくる。　　部屋の中では幼い子が怯えている。 　すっかり気が動転したＡ子さん。　「主人の給与がまだ振り込まれていません、今日はこれしかありません」　と１万円を渡してしまった。　男たちは「明日また来る！」と帰って行った。　「怖い！　また来たらどうしょう！」パニックに陥ったＡ子さん。　ホームページ、ブログで当事務所を探し当てたようだ。　「死んでしまいたい」「助けて下さい！」　何度も口走る。　「受任には面談が必要です」　「お近くの事務所に相談して下さい」　　とはとても言えない。　聞くところによると、実家が東京だという、そして８月には里帰りすると言う。　その時に面談することを約束して急遽、受任する。　司法書士会の指針にも、面談の必要性について　「緊急の場合はこの限りにあらず」と　但し書きがある。　「もう心配入りませんよ！」「すぐに受任通知をＦＡＸしますから」　　ようやく、安心したＡ子さん。「宜しくお願いします」と電話を切られた。　借りたお金は支払わなければならない。　しかし、債務者にも「時効援用」して債務を逃れる権利がある。　ただ、時効期間経過後（今回の場合は最後の返済から5年経過後）でも、　少しでも支払をすれば、債務承認として時効が中断してしまうのが原則だ。　　業者はあらゆる手を使って時効を中断しようとする。　今回のように、債務者の権利の行使を、強引に封じ込ませようとするのは問題だ。　このような場で、何人の人が「時効を援用します。お金は払えませんので帰って下さい」　言えるだろうか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中中）  　

  2011.07.25

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• 過払い訴訟を提起したら、5割が満額に、しかし・・・（東日本信販の場合）

      東日本信販という業者がある。延滞が続くと、突然訪問してくる会社である。　過払い請求の対応も厳しい。　先日、Ｙさんの過払い金の返還を任意で交渉したが、元金の５割の返還しかできないと  のことで、即訴訟提した。 　第1回期日を来週に控えての本日、再度和解の電話ある。　東日本 　 「Ｙさんの訴訟の件ですが」　　　    　　「何とか和解できませんか？」　　私　  　  「条件が合えば良いですよ」　　　    　 　「ただ、このお客様は厳しいですよ」　東日本　  「元金満額、１２月返還でいかがでしょうか？」　　私    　　「無理だと思いますよ」　　     　　　「このお客様は前の事務所を解任して、うちに受任したんですよ」　　　　　     「（判決でも良いから全額取り戻してくれ）と言われています」　東日本 　  「そこを何とかなりませんか？」　　私    　　　「請求額（利息込）の端数カット、9月返還なら依頼者を説得してみますが」　東日本 　　  「もう少し何とか成りませんか？」　　私  　   　「無理しなくて結構ですよ、最終的には裁判官の判断を仰ぎますから」 　　その後、暫く交渉するが結論でず、稟儀を出すとのことで来週まで返事待ち。　　この業者も「訴訟」という土俵に引っ張り上げないとまともな交渉ができないみたいだ。　　なお、多くの中小業者が新規の貸付を廃止しているなかで、この東日信販は続けてい　　るようだ。 　　Ｙさんは、前に依頼した事務所の方針があわないとのことで、そこを解任して当事務所　に依頼された。　少しでも多くの過払い金を取り戻してあげたい。　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中中）  

  2011.07.20

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• えぇ！　何！　この判決文？

    「判決書の８ページ目の第2行目を見てください。こんな請求していませんよ？」 「何かの間違いではないですか？　更生決定はできないんですか？」　　担当司法書士が裁判所に電話をしている。　アイフルとの過払い訴訟、控訴審の判決文が届いた。　残念ながら相手主張の分断が認められてしまった。　　　そればかりではない、裁判官は「被控訴人は平成１８年7月12日（一連計算の最終取　引日）以後の利息金を請求しているに留まるから、第１取引による過払金に対する利息　は、同日以後について認容し得るにとどまる」と不思議な判断をしている。　訴状でも、過払い金をその都度元金に組み入れて計算している。そして取引終了日か　ら入金日までの利息も請求している。　それなのに裁判官は分断を認定のうえ勝手な判断をしてしまった。　しばらくして、裁判所から電話ある。　「本件は数字や文字の間違いでなく、あくまで裁判官の判断であるから更生決定はでき　ない」とのこと。　分かってはいたが、腑に落ちない。　あとは、依頼者と相談のうえ、上告するかどうか今後の方針を決めることにする。　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中中）  

  2011.07.20

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• アイフル　今度は「上告」をちらつかせてくる

     　　昨日は、ライフとの過払い訴訟の判決直前に、合併したアイフルから減額の嘆願があ　ったことを書いたが、　本日は純粋のアイフルの事件、控訴棄却の判決　が言い渡されたのに、またもや電話がある。 　アイフル　「判決書届きましたか？」　　　　　　　「当社が負けましたが、和解の話ができませんか？」　　私　　　　「和解ですか？判決が出たでしょう」　アイフル　「はい、当社の主張が認められませんでしたので上告も考えています」　　私　　　　「本当に御社の主張が認められると思っているんですか？」　　　　　　　「争点は悪意だけでしょう？」　アイフル　「はい、もし減額してくれましたら、上告は断念しますが・・」　　私　　　　「交換条件ですか？　それとも引き延ばしですか？」　アイフル　「そういうことではありません」　　私　　　　「上告する、しないは御社の勝手です、好きなようにすれば良いんじゃないで　　　　　　　　すか？」　アイフル　　「また、連絡しますから、考えておいて下さい」 　今度は「上告」をちらつかせて、減額を迫ってきた。　本当に本判決が不服で上告を考えているのか？　そうでなければ、このやり方は卑怯と言いようがない。　以前も、上告をちらつかせて、減額を迫ってきたことがあったが、相手にしなかったら、　即、支払ってきた。  　こんな脅しに屈してはならない。　本当に資金繰りに窮しく大変なら、少しばかりの減額を要求しないで、支払の日の猶予　を嘆願してくるはずだが、今のところ、そういう事もない。　　　　　　　　　　　　　　　　　  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（７月１４日の日記です）　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）  

  2011.07.15

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• 判決（過払い訴訟）間近なライフの件で、アイフルから和解申出がある

     今月の１日、ライフはアイフルに吸収合併された。　今までのライフに対する過払い訴訟の判決も今月に入り次々と言い渡されている。　しかし、引継が上手くいっていないため、少なからず混乱しているようだ。 　ところが、判決を２日後に控えた件でアイフルから電話ある。　　アイフル　「ライフとＳさんの訴訟になっている件ですが」　　　　　  　「できれば、和解お願いしたいんですが？」　  私　　 　「どういう事ですか？　２日後には判決ですよ！」　アイフル　「わかっていますが、今の会社の状況が・・・・・」　 　私　　 　「判決を確認してないのに無理言わないで下さい」　アイフル 　「判決の後に、また電話して良いですか？」　　 私　 　  「構いませんが、期待に添えるかどうかわかりませんよ」 　  どうやら、過払い返還金の予算があと僅かになってしまったので、　「減額してくれたら払う、それが駄目なら控訴も辞さない」ということらしい。　痛いところを衝いてくる。　今まで、判決直前に、こんな事を言ってくる事はなかった。　とにかく判決を見届けてからだ。　今後のアイフルの動向に目が離せない。　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）  　 

  2011.07.13

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• 情報から取り残され「過払い」を知らない人もいます。

   「他にはありませんか？」 「完済したのでも１０年以内なら大丈夫ですよ」 「よく思い出してください！」　必ず相談者にお聞きする事項である。　当事務所への相談者は、殆んど、ネット、そしてこのブログ経由からである。　それなりの予備知識があるので、それほど詳しい説明は必要ないが、　ネットに無縁のため「過払い」そのものの意味が分からない方もいらっしゃる。　そういう方には特に詳しい説明が必要だ。　奥さんと死別、子供も独立して一人暮のＡさんもそんな一人であった。　消費者金融Ｔ社とは２０年間取引をしていた。　払っても、払っても減らない借金にうんざりしていた今年の始め頃。　「過払い金の請求はお早目に」という武富士のコマーシャルを見て「過払い」のことを　薄々知った。　　「そのうちＴ社からも連絡があるだろう」と思っていたが、待てど暮らせど何も連絡がな　い。思い余って友人相談したところ、当事務所を紹介された。　「他にはありませんか？」　私の再三の問い掛けに、次々と過払い対象業者が判明した。　そして　「Ｐ社は５年も前に完済しているんですが？」　「信販会社へも過払い請求ができるんですか？」　と驚きの声。　「苦しい中、支払った過払い金です」　「全部取り戻しますよ！」　「費用は過払い金の中からで結構ですよ！」　私の説明に、最初不思議そうな顔をしていたＡさん、やっと笑みがこぼれた。　　貴方の回りに、過払いのことを知らず、払い続けている人、払い終わった人がいませ　んか？　時効が一日、一日と近付いています。　どうか、手を差し伸べてあげてください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（今回は事例を少し脚色して紹介させて頂きました）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）  　  

  2011.07.12

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• ネオライン　またも非常識な過払い和解提案

   　「訴訟になっている６名の件ですが、和解できませんか？」　またも、ネオラインキャピタルの担当者からの電話。　いつも、非常識な提案を一蹴しているのに、まるっきり分かっていない。　それとも。機械的に電話をしているのか？　仕方がないから相手をする。 　　　私　　　　「条件さえ合えば良いですよ」　ネオライン　「４割の返還でお願いしたいんですが？」　　　私　　　　「４割とはどういうことですか？　根拠は？」　ネオライン　「資金繰りが苦しいもので・・・」　　　私　　　　「それは御社の都合でしょう？」　ネオライン　「和解できなければ良いんですが・・・」　　　私　　　　「できません」　ネオライン　「わかりました」 　　当事務所は同社からは、すべて判決で入金日までの利息を含めて満額返還させてい　る。記録を見れば分かるはずだ。 　また、資金繰りが苦しいとはどう言うことか？　同社に対しては一切減額するつもりはない。　担当者に告ぐ、　「今後一切、電話をしないで欲しい」　お互いに時間の無駄だから。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）  　  

  2011.07.11

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• 遠方からの相談、依頼が増える。

     当事務所　「どちらにお住まいでしょうか？」 相談者　　「遠いんですが、＊＊県です」 当事務所　「誠に申し訳ありませんが、一度はご来所頂くことになりますが？」 相談者　　「構いません、お伺いさせて頂きます」 　最近、遠方からのこんな予約が増えている。 本日は東北の＊＊県、そして東海の＊＊県、また北陸の＊＊県の方々から面談の予約 を頂いた。  数ある事務所の中から、当事務所を選んでいただき、そして遠方から多額な交通費を 使って来所いていただける、誠に有難く光栄のことだ。 　当事務所は遠方からも積極的に相談、依頼を受け付けています。ただし、金銭的、時間 的以外にも　デメリットがあります。よく確認、ご理解のうえご依頼下さいませ。　また。当スタッフ一同も期待を裏切ることなく　「遠方だったが、頼んで良かった」と言われるよう頑張る所存です。 　「参考」　　遠方からの債務整理・過払い請求のご相談・ご依頼について　　 遠方からのご依頼に際しての注意点 　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）  　   

  2011.07.07

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• ある地方裁判所での電話会議

     新幹線で二時間程のある都市の地方裁判所。　Ｋさんの過払い訴訟（対アコム　アイフル）に付き添う。　相手業者は出廷せず、電話会議。 　私も入室を許され審理が始まった。　裁判官、まずはアコムの代理人に電話。　相手の声も電話機から部屋中に響く。 　　裁判官　　「１００万円の和解提案ということですね？」　　　　　　　　「原告は如何ですか？」　　今度はＫさんの意向を確認。　　Ｋさん　　　「１００万円ではちょっと・・」　　　　　　　　「次回まで検討させて下さい」　１００万円は分断前提での和解金額、一連計算だと２００万円を超えている。　到底、承諾できない金額だ。 　　続いてアイフルに電話する。こちらも分断案件。　個別計算だと、同じく１００万円程になってしまう。 　　裁判官　　　「和解案は無いんですか？」　　アイフル　　「６０万＊＊円を一括で払いますが・・」」　　　裁判官　　　「６０万円とはどういう事ですか？」　　　　　　　　　「分断でも１０１万＊＊＊円ではないですか？」　　アイフル　　「現存利益の範囲でお願いしたいんですが」　　裁判官　　　「その主張は判決になっても、認められないと思いますが」　　アイフル　　「・・・・・・・」 　「納税により存在しない部分については返還することはできない！」　アイフルのこの独自な解釈、相変わらず、何処ででも主張しているようだ。 　勿論、Ｋさんは断り閉廷となる。 　最後に裁判官、私に向かって　「司法書士さんは埼玉から来られているんですか？」　「遠いところから大変ですね！早く和解した方が良いですよ」　と親切な助言？　　こちらとしても当然、費用対効果は考えてのこと、だからこそ安易な和解は出来ない。　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）  　 

  2011.07.06

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• アペンタクルから貸金訴訟通告を受ける。

    　「アペンタクルからＡさんの進捗確認です！」女子事務員の声　担当司法書士が電話を代わる。　　Ａさんは先月受任させて頂いた。引直し計算をしても債務が残ってしまった。　その弁済方法の確認だろう。それにしても早い、過払い請求もこのぐらい早く対応して　貰いたいものだ。 　しかしちょっと違うようだ。　「まだ、全社の債務が出揃っていません」　　　　　　　　「えぇ！　裁判ですか？」　担当司法書士が状況を説明しているが、話が噛み合わない。 　話し合いの余地はなく、訴訟を提起するという。　先月受任して、即、訴訟とは尋常ではない。　話を良く聞いてみると、Ａさんすでに２年程前から延滞中、アペンタクルが訴訟の準備　をしている最中に当事務所が受任した。　「いきなり訴訟するのは」と当事務所に、連絡してきたとのこと。　　　これで納得、弁護士、司法書士が受任しても、督促は止まるが、訴訟等法的手続きは　留めることはできない。　Ａさんには「心配しないで下さい、当事務所が責任を持って対応します」と直ぐに連絡す　る。　あとは受けて立つだけだ。 　最近は、裁判所に行っても、過払い請求に代わって貸金請求の訴訟が増えている。　業者も不良債権を回収する余裕がでてきたのか？今後もこの傾向が強まると思う。　支払に行き詰ったら、直ぐに専門家に相談することをお勧めします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）  　　　　

  2011.07.05

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• 逆に被告業者から慰謝料請求される、その金額は・・・・

  　　過払い返還訴訟、被告のＡ社は準備書面で次のように主張してきた。　「明らかに取引履歴が自らの手元にあるにも関わらず上記のとおり、濫用的に原告は、　本件取引履歴の開示を請求してきた」　　　つまり、本人の履歴請求に応じたのに、代理人が再度、履歴を請求する行為いは、　不法行為だということらしい。　　そして、続く　「上記のとおり、違法と評価できる原告の不法行為により、被告は大きな精神的苦痛を　被り、その額は1,000円を下らない。また、この原告の不法行為と被告の損害との間に　は因果関係も認められる。」　　法人であるＡ社が精神的苦痛とはどういうことか？　そして「１，０００円」という金額も笑　える。また、ご丁寧に、取引履歴の開示義務を命じた最高裁裁判所平成１７年１９日の　判決を持ち出し　「その開示要求が濫用にわたると認められるなど特段の事情があれば、被告は開示義　務を負わない」と主張している。　そうであれば再度の履歴を開示しなければ良いだけのことだ。　現に再度の開示はされていない。　あまりにも馬鹿馬鹿しいので、この件に対しては反論しないことにした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）  　　　

  2011.07.04

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• 　知らない人の借金　突然払えと催促状！

  　　「こんな手紙がきました！」「怖くて警察に行ったんですが相手にされなくて・・」　老齢のＹ子さんが差し出した手紙には次のような事が書かれていた。 　「・・・・Ａ様は平成２０年＊＊月＊日死亡しました。当社で相続人調査をしたところ　貴方様が法定相続人の一人であることが判明しました。つきましては法定相続人　である貴方様と今後お支払の相談をしたいと思いますが・・・・・・」　　　早速、手紙の差出人の債権回収会社に問い合わせすると、Ｙ子さんが法定相続人の一人に間違いないと言う。やっと、探し出したようだ。 　「借金だけでなく、他に財産があるかもしれませんよ！」と説明をするが                  　「そんな知らない人の財産はいりません、気味が悪いです」とＹ子さん。　そして、不安で毎日眠らないと言う。　直ぐに相続放棄の手続きを取ることにした。 　「被相続人死亡の数ヶ月後、あるいは何年か後、突然、債権者から督促状が届き借金　が判明した」　最近、このような相談が多い。相続放棄の手続きは相続開始があったことを知った時か　ら３ヶ月以内にするのが原則だが、数か月、数年経っていても、借金の存在を知って場　合は、それから3ヶ月以内に手続きをすれば相続放棄が認められることが多い。 　このよううな通知が届いたら、直ぐに専門家に相談して下さい。 　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）  　　　　　　　　　　　　　　　　

  2011.06.29

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• １０日後には過払い金返金　　クレディセゾンとの超スピード和解

     Ｓさんの過払い訴訟の和解の件でクレデイセゾンから電話ある。　クレディ　　「訴訟になっているＳさんの件で和解のお話しできませんか？」　　私　　　　「良いですよ」　クレディ　　「１＊３万でいかがですか？」　　私　　　　「元金だけですか？　難しいですね」　クレディ　　「来月には返還しますから・・・」　　私　　　　「申し訳ありません。出来ません」　クレディ　　「いくらなら？」　　　私　　　　「１△５万３千円なら良いですよ」　クレデイ　　「ほぼ満額ですね、とても無理です」　　私　　　　「嫌なら良いですよ、裁判官の判断を仰ぎましょう」　クレデイ　　「時間がかかりますよ」　　私　　　　「別に構いませんよ、依頼者は急いでいませんので・・・」　この一言で担当者、担当者慌てだした。　何とか話を決めたい気持ちが手に取るように　分かる。和解したい気持ちはこちらも同じだ。相手は金額を吊り上げてげてくる。　そして、　クレデイ　「１△５万円になりませんか？」　　私　　　　「うーん・・・・」　　　　　　　「直ぐに返還して頂けますか？」　クレディ　「来月の８日には大丈夫です」　　私　　　「分かりました、和解しましょう」　　今年の６月６日に訴訟提起、第１回期日（７月７日）前の本日和解、そして来月８日に　は返金と超スピードで解決となった。　　同社は任意の話合いでは元金以上の返金は無理、訴訟提起すれば、第１回期日前　には和解するのが方針だ。　　各業者にはそれぞれ方針・癖がある。その辺を頭にいれた交渉すれば良い結果がで　るようです。　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）  　　　 

  2011.06.28

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• ろぷろ

  そして一枚の書類を差し出した。それは、ロプロ(旧スタッフィ)から送られてきた小為替だ。「最初、お話したように、この会社は過払い金を直接本人に送りつけてくるんですよ」「郵便局に行って換金して納めてください」「精算は７月に入金予定(事務所口座)のＡ社と一緒で良いですよ」高齢のＹさん、私の説明に納得したのか、「これから郵便局へ行ってきます」と帰って行かれた。ネオライングループのこの会社も、過払い金を小為替で送りつけてくるのが常套手段。　今年の２月に提訴、３回の期日を重ね、６月１７日に判決。当然、控訴してくると思っていたが、思いがけない結末。Ｙさんに連絡することも出来なかった。　そして本日、ロプロから　「Ｙさんに昨日までの利息を含んだ全額を返金した」旨のＦＡＸが届いた。　「遅い！」「せめて、送付する前日には連絡が欲しい！」言っても無駄だろう。

  2011.06.27

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• ロプロ（旧スタッフィ）控訴せず過払い金　全額払ってきた！

   　 　朝一番でＹさん突然の来所　　「こんな物が昨日届いたんですが」　　「お知らせした方が良いと思ったので・・・」　　そして一枚の書類を差し出した。　、ロプロ(旧スタッフィ)から送られてきた小為替だ。　「最初、お話したように、この会社は過払い金を直接本人に送りつけてくるんですよ」　「郵便局に行って換金して納めてください」　「精算は７月に入金予定のＡ社と一緒で良いですよ」　高齢のＹさん、私の説明にようやく納得したのか、「これから郵便局へ行ってきます」と　　帰って行かれた。　ネオライングループのこの会社も、過払い金を小為替で送りつけてくるのが常套手段。　　今年の２月に提訴、３回の期日を重ね、６月１７日に判決。　当然、控訴してくると思っていたが、思いがけない結末。　Ｙさんに連絡することも出来なかった。　　そして本日、ロプロから　「Ｙさんに昨日までの利息を含んだ全額を返金した」旨のＦＡＸ　が送られてきた。　「遅い！」「せめて、送付する前日には連絡が欲しい！」　言っても無駄だろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）  　　　

  2011.06.27

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• 過払い金返還訴訟、しきりに和解を勧める裁判官

    　過払い金返還訴訟、第３回目の本日で何とか終結させたい。　相手のアコムは準備書面で次のような和解を提案してきている。「被告からの和解案として、１００万円を１０月末日までに一括して返還するとの内容　で和解を申し入れたい」 　それを見ながら裁判官は、　「和解できないの！」　「１００万円だったら良いじゃないの！」　「ちょっとしたお金じゃないの！」　しきりに和解を勧める。 　和解とはお互いに譲歩して争いを早期解決すること。　しかし、請求金額とは約５０万円の開きがある。そして争いは悪意だけ。　決して負ける裁判ではない。 　本日終結すれば、７月には判決、そして８月には満額が入金になる。　「なぜ、和解しなければならないのか？」「判決こそ早期解決なのに・・・」　心の中で呟く。しかし裁判官を刺激してはならない。 　「申し訳ありません」　「本人が苦しい中払ったお金だから、全額返してくれと言っているんです」 　こちらとしては和解の意思のないことを伝える。　その後、さんざ嫌味を言われたが、やっと「終結」の言葉を引き出した。　色々の裁判官がいるが、この裁判官は「和解」の意味を履き違えているようだ。  　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）  　　　　　

  2011.06.24

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• 支払は再来年？　ステップオンとの過払い返還交渉

  　　　　「先日も言いましたが、とても無理です！」　過払い金の満額請求に対する再度の回答の電話ある。　　Ｋ子さんの過払い金は約1＊５万円。　相手業者はステップオン。　「では、何割なら返してくれるんですか？」　　こちらの問いに、ため息交じりに担当者が答える。　　「何割という問題ではないんです」　　「解決金として３万円が限度です」　　「それから返還は再来年になります」　　「今は貸付はやっていません」　　「回収するお金がなくなったら会社もなくなります」　呑めないというより、呆れた提案、次回の裁判の期日はもう直ぐだ。　判決を取っても難しいだろうが、けじめを付けなければ仕方がない。　その後、考えるとしよう。 　もっと早く過払いに気付いていたら！　Ｋ子さんは平成１０年から取引を開始、同１５年からは過払いになっていた。　しかし、そんな事を知らないＫ子さん、ついに２年前から支払に窮してしまった。　督促に逃げ切れず当事務所に駆け込んできたのは昨年の暮のことだった。　悔やんでも悔やみ切れない！　最後に担当者の言っていた言葉が気になる。　「過払い金を払うために、何とか（貸付金を）回収しようとしているんですが」　「今は訪問しても難しいです」 　今でも、過払いになっている架空の借金も取り立てているのだろうか？　形だけの借金が残っている人は気を付けて頂きたい。　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）  

  2011.06.22

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• 新生との過払い返還交渉　４回の分断があってもほぼ満額で和解

  　　　過払い請求の対応が最優良児の新生フィナンシャル。強気に行けば、いつも満額に　近い金額で和解ができる。 　しかし今回のＴさんは、途中分断が４回あり、期間はいずれも１年から２年半。　一連計算で請求額は利息込で１＊０万２３４０円、分断だと、その１０分の１の金額。　さすが、期日前には和解できず、２回目期日を迎えることになった。 　その新生フィナンシャルから和解の電話ある。　「やはり、早期和解を望んでいるのか？」　「こちらとしても望むところだ！」しかし焦りは禁物。　新生　　「訴外で和解できませんか？」　　私　　　「いつもの条件なら結構ですよ」　新生　　「でも、この案件は何回も分断がありますよ！」　　私　　　「それじゃ無理ですかね？」　　　　　　「訴訟を続けましょう！」　　　　　　「依頼者も急いでいませんから・・・」　新生　　「少しでも減額してくれませんか？」　　私　　「１＊０万２０００円なら良いですよ！」　新生　　「いつもと変わりませんね！」 　しばらく交渉が続く。　　私　　「せめて１＊０万ちょうどにしてくれませんか？」　　私　　「うーん・・」　　　　　　「来月返還できますか？」　新生　　「＊＊日には・・・」　　私　　「仕方ないですね、今回は特別ですよ」 　　新生フィナンシャルは、社員は出廷しての訴訟追行は一切しない。　　　第１回期日は擬制陳述で欠席、そして第２回期日からは弁護士を選任してくる。　　　　　「その前に何とか解決をしたい」これが新生フィナンシャルの方針だ。　　この辺を頭に入れて強気に交渉することが必要だろう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）   

  2011.06.20

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• 延滞金も含めて一括で払え！　忘れていた昔の借金

    　 「一括で払えなければ、いくらかでも払ってから相談するのが誠意だ！」 「このまま払わなければ、延滞金がどんどん付いて一生払わなければならないぞ！」　その筋の人間かと思うほど、激しい口調だったと言う。　忘れていた昔の借金の催促、延滞利息も元金の倍以上になっている。　「どうしたら良いんですか？」心配そうな顔のＡ子さん。 　　最近、このような相談が増えている。　過払い請求も落ち着いて、業者も過去の焦げ付きの洗い直しを始めたのだろうか？　高金利時代の昔の借金、引直しをすれば、借金も無くなって過払いになっている場合も　ある。　また、時効を援用すれば「０」に成ることもある。　Ａ子さんは最後に返済してから７年を経過しているため、時効を援用することにした。 　突然の督促に驚いて、少しでも支払ってしまうと、この時効援用は難しくなってしまう。　まずは、自分で判断せず、専門家に相談されることをお勧めします。　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中） 　　　　　　　　　　　　　

  2011.06.16

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• 書証として裁判例を付けないで！　裁判所の要望

  　訴訟提起すると、裁判所から期日調整の連絡がある。　ある地方裁判所から、次のような書類も一緒にＦＡＸされてきた。　　　　　　　　　　過払金返還請求訴訟の審理についてのお願い　過払金返還請求訴訟の審理について、下記の点についてご協力をお願いします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記　　裁判所から釈明のない限り、裁判例や最高裁判例は、準備書面等へはその存在を　指摘するにとどめ、判決文を引用しない様にし、また、書証としても提出しないようにし　て下さい。裁判例の存在を指摘をする場合には、一覧表形式で、裁判所名、判決日及　び公刊物掲載のものは出典を記録する方法によって下さい。　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・　　「裁判官の判断は各自異なる。多量の判決文を提出されても迷惑だけだ！」　「裁判官はプロ！最高裁の判例ぐらいは熟知している」　　　とでも言いたいのだろう。　　被告の金融業者でも、これでもかと、多量の判決文を束にして送り付けてくることが　ある。戦意喪失をするとでも思っているのだろうか？　判決に至るまでの事情はそれぞれ違う。無意味だ。　ともかく裁判所には評判が宜しくないようです。 　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）   　　

  2011.06.15

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• クラヴィス切替事件　最高裁でプロミス側逆転敗訴か！

   　ついに待ち焦がれていた最高裁の判決が出るようだ。 以下　毎日新聞の記事  消費者金融：プロミス側逆転敗訴か　最高裁が弁論指定　廃業した貸金子会社から債権を譲渡された消費者金融「プロミス」（東京都）に、都内　の債務者が子会社との間で生じた過払い金の返還を求めた訴訟の上告審で、最高裁　第２小法廷（千葉勝美裁判長）は弁論期日を９月２日に指定した。　債務者の請求を棄却した１、２審判決が見直され、プロミス側逆転敗訴の可能性が出て　きた。　　 　１、２審判決によると、債務者は９３年以降、子会社との間で借り入れと弁済を繰り返し　ていたが、子会社が０７年に廃業しプロミスが債権を引き継いだため、契約相手をプロ　ミスに切り替えた。　　債務者は０９年に提訴。１、２審判決は「債務者は契約を切り替える際、プロミスが子　会社の一切の債務（過払い金など）について連帯責任を負うことに関し、具体的な意思　表示をすることなく契約を結んだ」と債務者側敗訴の判決を言い渡していた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 　　思えば、１年半程前、当事務所は同種の事件で立て続けに４件の勝訴を勝ち取った。　そしてこのブログで紹介すると、大きな反響、全国の沢山の同業の士から問い合わせを　頂いた。　このころがこの事件の走りだった。　　しかし、甘くはなかった。控訴審（地方裁判所）で、次々に敗訴を言い渡されてしまっ　た。　全国からも勝った、負けたの声が聞かれるようになり、裁判所や裁判官　の判断は分かれた。東京地裁は完全にプロミス寄りだった。　すべて上告した。残念ながら、１件目は時期早々だったため上告棄却。しかし、その後、風向きが変わってきた。　残る２件はプロミス側が敗訴を察知して和解を申し入れてきた。　そして、こちらの完全勝訴的和解で決着した。　（ブログ参照） 　プロミス主導で行われたこの事件、消費者側が敗訴することはあり得ない。　　最高裁の判断を待ちたいと思います。　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）   　　　　　　　　　

  2011.06.14

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• 過払い請求　遠方からの依頼

   　「自分で請求したら半分しか返さないと言われました！」　　Ｍさんの最初の一言だ。　Ａ社に対する過払金は、元金で約６０万円と利息３０万円程の約９０万円　長い間、苦しい思いをして高金利を払い続けてきた。　それが半分の３０万円とは納得できるわけはない。　当事務所は、一切妥協しない。今まで殆んど満額取り戻している。　業者に嫌われようが、裁判官に嫌味を言われようが、依頼者のことを考えれば当然だ。　　　そんな、当事務所の方針をこのブログで知ったＭさんは、新幹線で2時間かけて、　＊県から来所された。 　遠方から、そして数ある事務所の中から当事務所を選んで頂いた。　誠に光栄でありがたいことだ。　期待を裏切らないよう、全力で頑張る所存だ。 　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）   

  2011.06.13

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• 過払金の返還交渉に焦りは禁物です

    　過払金の返還交渉に焦りは禁物。　　「嫌なら和解しなくても良いよ！」というぐらいに、受身で構えていると良い結果がで　る場合がある。相手業者にもよるが・・・・・・。 　Ｔさんの過払い金は利息込の１２３万２，４３５円　裁判の期日が来週に迫っている。　相手の＊社は、何とか和解しようと焦っているようだ。本日３回の電話がある。こちらも　和解したい気持ちは山々だ。 　まず、第１回目の電話　　＊社　　「来週の期日のＴさんの件ですが」　　　　　　　「元金の９３万円で和解できませんか？」　　　私　　「無理です、今までそんな和解したことありません」　　　　　　　「せっかくお電話頂いたのに申し訳ありません」　　＊社　　「９５万円ではいかがですか？」　　　私　　「無理しないで下さい、こちらは別に和解を望んでいません」　　＊ 社　「いくら（の金額）なら？」　　　私　　「１２３万２，０００円なら和解しても良いです」　　＊社　　「検討してみます」 　第２回目の電話　　＊社　「金額はＯＫですが、返還は１０月になります」　　　私　　「それは、絶対無理です、せめて２カ月までです」　　　　　　「色々、骨を折って頂いてすみませんでした」　　　　　　「裁判官の判断にまかせましょう」　　＊社　「そうですか」 　第３回目の電話　　＊社　　「８月＊日の支払で稟儀取りました！」　　私　　「そうですか、お手数かけてすみませんでしたね！」　　　　　「本当に有難うございました」 　こちらとしても、狙い通り、好条件で和解ができてほっとした。　なお、相手業者は担当者の名誉のため伏字にさせて頂きました。　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）   

  2011.06.10

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• 　過払い請求　ロプロ（旧スタップィ）の現状

   　　「スタッフィ」と言えば旧ステーションファイナンス。親会社は阪急電鉄ホールディングだ　った。そしてＪトラストに売却され社名を「Ｊトラストフィナンシャルサービス株式会社」と変　更した。さらに、その後、Ｊトラストの子会社のロプロ（旧日栄）に吸収合併された。 　この会社も、ネオラインキャピタルグループの一員のため過払い請求の対応が悪い。　「過払い金は２割しか返さないと言われたんですが、本当ですか？」　良く相談の電話」を頂く。　そんなことはない。現に今日も、提訴中の案件で元金の９割の提案があった。　勿論、お断りしたが・・・・・・。 　提訴してじっくり攻めて行くのが肝心。引き延しのため控訴もしてくる。　先に疲れたら負け、判決が確定すれば満額返還してくる。 　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）    　　

  2011.06.08

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• 過払い返還交渉　アイフルの和解水準が上がってきた。

    　アイフルとの過払い訴訟に出廷する。本日で第２回目、何とか終結させたい。　　「どうしますか？」　裁判官が訴訟進行について希望を聞く　　「被告とはいつも和解に至りませんので・・」　　すかさず終結を求めたが、　　「せっかく、被告も来ていることだから（和解の）話合いを・・・」と裁判官。　裁判官の顔を立てて、和解室に。 　　司法委員を交えての話し合いは久しぶりだ。アイフルは和解する水準が上がってきた　と聞く。　噂どおり、元金満額近い提案をしてきた。しかし利息込のこちらの主張と１０万円程差が　ある。　　「分断もなく、過払い金も平成１８年１月１３日以後発生しています」　　「何も争いが無い案件です、こちらとしては和解する理由がないのです」　　「どうしてもというなら、提訴日から入金日までの利息はカットします」 　こちらの提案にアイフルは次の言葉が出ない、司法委員も和解は無理と判断する。 　法廷の戻ると、裁判官がアイフルと別の（事務所の）事件の和解条件が読み上げてい　た。　返還日は８月のようだ。 　こちらの事件は裁判官終結を宣言、今月末には判決言渡しになる。　アイフルは最近、控訴してくることも少なくなった。　また、この件は控訴される理由もな　い。そうなれば７月上旬には依頼者の手元に過払い金が戻ることになる。　しかし、アイフルのやることは分からない。まだまだ安心はできない。 　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中） 　 

  2011.06.07

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• 過払い交渉　ネオラインの非常識な提案　非常識な言葉

    　「お宅の事務所は厳しいのはわかりますが、どこの事務所もこの位（の金額）で和解をお　　願いしておりますよ！」 　　ネオラインキャピタルの担当者から、またも非常識.な過払い金返還の提案がある。　丁寧にお断りするが、　「依頼者の意向はどうなんですか？」　なおも、食い下がってくる、　「受任する際、依頼者の意向を確認していますし、当事務所の方針も説明しております」 　しかし納得しない様子、そして担当者は、いささか興奮気味に次の一言を発する。　　「その都度、確認していないんですか？そういうことですね！」　これには頭にきた。　「私は依頼者の代理人ですよ！」　「確認する、しないは、私と依頼者の問題ですよ！」　「貴方に関係ないでしょう！」　担当者もようやく納得して電話を切る。 　　本人の最も利益のため行動するのが代理人の使命だ。必要な時には相談することも、　意向を確認することもある。　しかし、敵対関係である相手方に、そんなことを、いちいち報告する義務はない。 　　なお、この業者からはすべて判決を確定させて、入金日までの過払い利息を含んだ　満額の返還を頂いている。それが依頼者の希望だからである。 　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中） 　 

  2011.06.06

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• アイフルとの過払い訴訟　「受任通知」が催告と認められ時効中断

    　昨日のアコムに続き、今回はアイフルの件です。　この会社との過払い訴訟も和解ができず、すべて判決で決着する。そして控訴してくる　ことが多い。　Ｓさんとの控訴審の判決書が届いた。 　Ｓさんは完済してから１０年が経過する１カ月程前に来所された。　アイフルの開示を待っていたら、時効を援用されて過払い金は消滅してしまう。　とりあえず、時効中断するため、即、受任通知を発送した。　当事務所は受任通知に「催告」の文言を入れている。 　そして、履歴が届いてから、過払い金を確定のうえ提訴した。 　「こんなのは時効中断の文書にあたらない！」アイフルは当然争ってきた。　一審ではこちらの主張が認められた。 　そして控訴審でも、裁判官は次のように判示して時効の中断を認めた。　民法１５３条の「催告」とは、債権者が債務者に対して債務の履行を請求する意志を通　知することである　と解されるところ、証拠「受任通知」（甲３）によれば、本件受任通知には、「本書面をもっ　て過払い金の返還請求の催告を致します。」との文言が記載されており、これにより、被　控訴人Ｓが控訴人に対して本件取引から生じる過払い金の返還を請求する意志がある　ことは明らかであるから、本件受任通知の送付は「催告」に当たる。　そして、本件受任通知が控訴人に到達した６か月以内に本件訴訟を提起したことから、　本件請求債権の消滅時効についても、同通知が到達した日に時効中断事由が生じたも　のということができる。 　　時効が迫っている時、または完済した日が定かでない場合は、過払い金額がわから　なくても、「受任通知」で　本人請求の場合は「通知書等」で、とりあえず催告をすること　が重要です。その後、６か月以内に訴訟を提起すれば時効は中断します。 　　民法１５３条の「催告」は，履行を請求する意思の通知と解されるが，後日さらに明確　な中断事由の生ずることを時効中断の要件とするのであるから，同条の「催告」，すな　わち，履行を請求する意思の通知とは広く解するのが至当というべきである　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（我妻栄著『新訂民法総則（民法講義１）』465頁）　「参考」　第１５３条　催告は、六箇月以内に、裁判上の請求、支払督促の申立て、和解の申立　て、民事調停法 若しくは家事審判法 による調停の申立て、破産手続参加、再生手続　参加、更生手続参加、差押え、仮差押え又は仮処分をしなければ、時効の中断の効力　を生じない。　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中） 　 

  2011.06.02

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• 　過払い訴訟　利用明細書の記載が決め手で一連が認められる

   　アコムとの過払い訴訟は和解できず、ほとんど判決で決着する。　最近、毎日のように特別送達で判決書が届く。　Ｋさんは取引の途中で、１年９カ月の空白期間がある。　分断が認められてしまうと、第１取引は時効を援用されて逆に債務が残ってしまう。　心配もあったが、これも完全勝訴した。　やはり第１取引の完済時の「ご利用明細」の記載が決めてになったようだ。 　裁判官は次のように判断して一連一体取引と認めた。　　「お取引明細書（履歴）」（甲第１号証）の平成１４年７月７日（第１取引完済日）の備考　欄に「無利息残発生４４６円」との記載があり、「ご利用明細」には、「今回のお取引で　ご完済となりました。千円未満の残金は無利息残高とさせて頂きます。（利息はつきま　せん）またのご利用後のご返済時に精算させて頂きます。」と記載され、原告への再融　資を想定していたと認められる。　　ＡＴＭでは千円未満の入金処理はできない、そのため「預かり金」または「無利息残　金」として未精算のまま残ってしまう場合がある。　過払い訴訟を提起するときは、履歴や「利用明細書」の記載にも注意する必要がある。　　　なお、以前書いたように、このアコムの場合、取引履歴に「解約」の文字が無い限り　解約扱いにはしていない。   判決文全文 　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中） 　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2011.06.01

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• 過払い金返還交渉　利息組入れ方式だと過払い金が多くなる

   　　ある業者から、Ｔさんの過払い請求の件で電話ある　　　早い！　昨日、請求書を送ったばかりだ。　　業者　　　　「元金での和解お願いできませんか？」　　　　私　　　　　「１０４万３，５５２円ですか？」　　業者　　　　「いや、利息を組み入れない元金の７７万円です」　　　私　　　　　「とても、無理です」　　Ｔさんの請求額は元金は７７万２，７２２円　利息が２２４、２９５円の合計９９６，７２５円。　しかし、過払い利息をその都度、元金組み入れると　組入後の元金が９８０，３９９円、未　充当利息が６３，１５３円で合計１０４万３，５５２円と過払い金が多くなる。　当事務所はすべてこの組入れ方式で請求する。　交渉で有利の立場に立てるからである。 　　交渉は続く　　業　者　　　「それでは元金に半分利息を付けますから」　　　私　　　　　「１０４万円のですか？」　　業　者　　　「いや、７７万円の・・・・・」　　　私　　　　　「そんな和解、今までしたことありません」　　業　者　　　「他の事務所は、その条件で和解しています」　　　私　　　　　「他は他です。」 　　　　　　　　　「駄目なら、訴訟させていただきます」 　交渉がしばらく続く、そして、先方主張の元金と利息満額の　９９６，７２５円で和解となる。　「訴訟されると大変なんですよ、弁護士を頼まなくてはならないので・・・」　最後に業者の担当者の本音が出る。 　こちらとしても、訴訟は費用もかかるし手間もかかる。　この和解金額なら、訴訟してもしなくても、依頼者に返る金額はほとんど変わらない。　そして返金が最速の６月ということも魅力だ。　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中） 　 　

  2011.05.31

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• 過払い本人請求　　各業者の対応

   　　山本さん（仮名）は、自分で履歴を取り寄せ、過払い請求を試みた。　　ところが各業者の対応は惨憺たるものであった。　　　まず、レイクとニコスが元金の７割、エポスカードが同じく６割７分、そしてプロミスとアコ　　ムは５割、アイフルに至っては２割しか返還できないと言ってきた。  　　苦しい中、支払ってきた過払い金。　　「こちらが支払に苦しいとき一切減額してくれなかったのに！」　　　山本さんは納得できず来所された。 　 　　過払い利息も相当付いている。満額近く取り返したら、報酬、費用等を引いても　　　元金は本人の手元に戻ることになる。 　　当事務所の方針、各業者の現状を説明すると、　　「全額取り戻して貰えるならお願いしたいんですが！」と正式受任となる。　　本人請求の場合、各業者の対応が悪くなっていると聞くが、これ程ひどいとは驚いた。　　これらの業者は、訴訟も視野に入れて徹底的に攻めていけば、ほぼ満額回収できる。 　　　本人請求、本人訴訟もお勧めだが、、自分では無理だと思ったら、費用対効果も考え　　て、専門家に依頼した方が良い場合もあるようです。　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中） 　  

  2011.05.30

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• 神奈川簡裁も馴染みになった！

  　　  昨日に続き、ＳＦコーポレーションとの過払い訴訟のため神奈川簡裁に出廷する。 　訴訟は原告（依頼者）の住所地、または被告（相手業者）の本社所在地、若しくは　取引した支店所在地を管轄する裁判 所に提訴することができる。　ライフの本社が同裁判所の管轄内のため、この裁判所にも、度々提訴することはあっ　たが、今度は、ＳＦも同管轄内に移転したため、馴染みの裁判所になってしまった。　　最初（第１回期日）は、１、２分程の訴状陳述と次回の期日を決めるためだけに、往復３　時間掛けて出廷することになる。　　これも、依頼者にできるだけ多くの過払い金を取り戻してやることの第一歩だ。　　また、４人の司法書士がフル回転できるので何の問題もない。　不利な事ばかりではない、依頼者の住所地に関係なく数人が共同で訴訟提起できる。　　それから、最近、これらの業者ではないが、原告の住所地の管轄に提訴すれば、単な　る引き延ばしのため、被告本社所在地に移送申しだてをしてくるのが流行っているよう　だが、このような嫌がらせをされる心配もない。　 　　ＳＦもライフも和解が不可能なため、判決まで突っ走ることになる。　今後、しばらくは、この裁判所への出廷は続くだろう。　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中） 　  

  2011.05.26

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• 自己破産は究極的な債務整理方法

   　「ありがとうございました、こんな気持ちになったのは暫くぶりです」　破産で免責を勝ち取ったＳさんの第一声。　　今まで見たことがない笑顔、別人のようだ。　Ｓさんが初めて事務所に来られたのは３年程前、多大な債務お抱え、顔は生気がなく、　目は虚ろだった。 　「どうしても返していきたいです！」「車は生活に必要です！」　車のローンも１００万円程残っていた。　自己破産だと愛車は引き揚げられてしまう。それを決断できなかった。　Ｓさんの強い希望で任意整理を選択した。 　　昼夜、返済のため働いた、しかし今の世の中そんなに甘くない。　思わぬ失業、そして借金が徐々に体を精神を蝕んでいった。 　「本当に必要なのは何か！」　Ｓさんは、ようやく気が付いた、再度、自己破産での仕切り直し、そして少し遅れたが　「０からのスタート地点」に立った。　不思議なことに、悩まされていた軽いうつ状態も全快したという。 　なお、愛車は手放したが、安い中古車を購入、不自由のない生活を送っている。　「今度はお金を貯めて新車を買うんだ」　Ｓさんの目は輝いていた。 　「本当に必要なのは、車か？自宅か？それとも家族か？　」　ローンの残っている車、家は貴方の物ではない、負の財産だ。　自己破産は他の債務方法と比べてそんなにデメリットはない。　そして「０」からのスタートができる。究極の債務整理方法だ。　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中） 　  

  2011.05.25

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• ＳＯＳ！　債務の一括請求される！

     　午後、緊急の相談の電話あり。 「明日まで支払わなければ一括請求をすると言われました！」「どうしたら良いでしょうか？」 　　どうやら、前の事務所で任意整理をしたとき、分割和解に応じないこの業者だけは対象　から外したようだ。そして、そして高い利息のまま払い続けてきたが、ついに息詰まってし　まった。 　「今でも一括では払えないでしよう？」　「心配することないですよ」　「無理言っているのは相手ですから・・・・」　「すぐ、事務所に来て下さい！」 　ようやく相談者も安心したようだ。来所の予約をして電話を切った。 　　多重債務者の経済的更生を図ることは、社会的な要請でもある、しかし、そんなことは　お構いなくぶち壊してしまった業者。　　一括で払えるなら債務整理をしない。　裁判をされても、判決を取られても、払えない　ものは払えないのだ。　 　　最近は、そんな自分たちの暴挙に気づいたのか、最終的には「分割で結構ですか　ら・・・・」と再度提案してくるようになった。　　

  2011.05.24

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• 東日本信販　取立てに早朝訪問！

  　　　「もう支払う必要はありませんよ！」　　私の言葉が終わるか終らないうちに、　　「朝、払ってしまいました！」とＡ子さん。　取立ての訪問を受けたのだ。　　相手は東日本信販、１０年を超える取引、残金は僅か残っているだけ。　　引直し計算をすれば過払いなるはずなのに・・・・・・。 　　Ａ子さんは続ける。　　「朝　８時頃突然きたので驚きました」　　「いくらでもと言うので、２，０００円払ってしまいました」 　　貸金業規制法では、午前８時から午後９時までの回収のための訪問は違法ではない。　　８時になるのを待っていたのだろうか？ 　　また、過払いなのに請求をしても、暴力や威圧的な回収を迫らないかぎり、不法行為が　　認められるのは難しい。 　　しかし、訪問事態が恐怖に感じることもある。　　本当の借金の額の告知義務がないのも問題だ。  　　Ａ子さんに限らず、同社から訪問の取立てを受けたという話は良く聞くので、気を付けて　頂きたい。 　　なお同社の過払い請求の対応は、利息込の満額の返還は難しいが、どこかの業者のよ　うに２割、３割ということはなく、ある程度の金額は返還する。 　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中） 　　　　　

  2011.05.23

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• ＣＦＪとの過払い本人訴訟　争点は不動産担保ローンに切替

   　ＣＦＪとの過払い本人訴訟、Ａさんに同行する。 　争点は無担保ローンから不動産担保ローンへの切替。 遠路から飛行機で出廷したＡさんのことを思えば、絶対負けられない。　審理が始まる。　　Ａさんは原告席へ、自分は審理の内容を一言も聞き洩らさないため、一番前の傍聴席　を陣取る。　準備書面を陳述した後、　裁判官　　被告ＣＦＪに向かって、　　　　　　　「不動産ローンへの切替ですよね？」　ＣＦＪ　　　「他社への返済のための貸付です」　裁判官　　「そういう事でなく、同日でしょう切替は？」　　　　　　　「和解の提案はどうなんですか？」　ＣＦＪ　　　「今のところ有りません。」　　　　　　　「この事務所は厳しいんです。なかなか和解しないんです！」　裁判官　　「司法書士は関係ないんです、代理人でないんだから・・」　　　　　　　急に裁判官の口調が激しくなる、そして原告Ａさんに向かって　　　　　　　「提案があったら検討はするでしょう？」　Ａさん　　「今のところ和解するつもりはありませんが、検討はします」　裁判官　　「それでは、次回までお互いに話し合って下さい」　　次の期日を決めて終了となる。裁判官の心証は非常に良い。　　よっぽどの和解案でなければ受ける必要はないだろう。　　Ａさんと今後の綿密な打合せをして裁判所を後にする。 　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中） 　　　　 

  2011.05.19

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• 業者との包括取決めは利益相反行為！

    　「無理です！」「そういうことはできません！」　長いこと受話器を持った担当司法書士の淡々とした声が聞こえる。　ネオラインキャピタルとの過払い金返還交渉。相手は電話を切ろうとはしない。 　「何回も何回も電話しているんです！」　「いい加減に和解ができないんですか？」　「依頼人全員が満額の返還を望んでいるわけでないでしょう？」 　　当事務所は同社の2割、3割の和解提案には一切応じない、最後には判決を確定さ　せて満額回収している。その事に対しての抗議だ。 　そして、思わぬ提案が！　「債務が残った任意整理の依頼者にたいしては利息をカットしますから、過払い金もあ　る程度の金額で和解してくれませんか？」 　包括和解の申入れだ。　勿論、担当司法書士は断った。　過払い請求をしている依頼者には、債務が残っている他の依頼者のことは関係ない。　その逆も同じだ。片方の依頼者が得をすれば、その一方は不利益を受ける。　まさしく利益相反行為、絶対やってはいけない事だ。他の業者からも同様の申し入れが　あるが、一切お断りしている。　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）　　　　　　　　

  2011.05.18

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• 過払い訴訟　ＣＦＪとほぼ満額で和解

   　　ＣＦＪとの過払い訴訟のため＊＊簡易裁判所へ出廷する。 　すでにＣＦＪからは一部入金があり、請求残額は３１万円弱。 　裁判官　　「被告から入金があったようですが、それで（和解）は無理ですか？」　　私　　　　「はい」　裁判官　　「被告はもう少し何とかなりませんか？」　　　　　　　　「原告はあとどのくらい希望ですか？」　　私　　　　「依頼者はある程度のお金が入金になったので急いでいません」　裁判官　　「今日は終結できませんよ！」　 　裁判官の顔色が変わった。　（　これはまずい！　ある程度の金額で和解させようとしている！）  　　私　　　　　「すみません、被告とはいつも訴外で和解の話合いをしていますので・・・。」　裁判官　　　「わかりました。次回の期日を決めますので、それまで話し合って下さい」  　　強烈に和解を勧める裁判官、和解とは争いのある紛争をお互いに譲歩して早期解決　すること。　本件は分断等の争点はなく和解する必要がないのだ。　まして、一部の過払い金が入金になっているのだから焦ることはない。 　予想通り、夕方、ＣＦＪの担当者からの電話ある。　　　　　「今日の件ですが、そちらの（事務所の）方針はわかっています」　　　　　「３０万＊千円でなければ無理でしょう？　それで和解します」　　とあっさり和解となる。 　　当事務所の和解水準は、請求額の利息込満額の端数カット。　「そんなのは和解じゃない！」相手業者から、また裁判官から嫌味を言われることがあ　るが、この方針を徹底している限り、和解交渉の際、大きく軸がぶれることはない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マイサイト　過払い請求・債務整理の手引き　（無料相談実施中）　　　

  2011.05.17

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