～あるがままの愛しさ～　しぃ・こーちんぐ

ボクネンさんがギャラリーにやってきた。

彼のギャラリーで働くようになってからもうすぐ1年になるが、
沖縄で制作活動に励む彼に会うことは少ない。

もともとガイアシンフォニー4番を見てから本人を大好きになり、
その後絵に惚れ、ありがたいことに仕事のご縁をもらった。
だもんだから、こうして直接会えるのは、やっぱり嬉しいものである。

それにしても、1年数ヶ月ぶりの作家来場日だけあって、
ギャラリーはあっという間に人、人、人。
購入したお客様の絵に裏書をするボクネンさんの、
一筆一筆に注目が集まる。
いたずらっ子が落書きを楽しむかのように、さらさらさらっと
絵を書き上げる様子は、確かに見入ってしまう。
（でも、展覧会だから絵を見てね。笑）
購入者本人に会い、話をしてから受けたインスピレーションで
描くのだから、まさに、オーダーメイド、世界に一枚だけ。

う～～～ん、なんともうらやましい！！！

ボクネンさんと話しているお客様、作品を見ているお客様、
どの人もみんな幸せいっぱいである。

「あぁ、この人は、この絵は、本当に人を幸せにするんだなぁ･･･」

自分は、絵とお客様のご縁を結ぶことで、
幸せを届ける役割があるんだ、と、
改めて思った。

もっともっといい仕事がしたい。
いい作品を届けたい。

ビジネスを通じて人と社会を幸せにして、
そうして自分も幸せになるって、
なんだかとっても難しいことだと思っていたけど、
小さな一歩が踏み出せた気がする。



そうそう、同居先のお母さんが、サプライズで
来てくれたのも嬉しかったな。
作品に裏書をしてもらい、一緒に、はい、パチリ。