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最近周りに合わせられるようになった分、
こだわりも薄くなって来た気がしている。 大学卒業後すぐの、 不器用で、 クソ真面目で、 でも真っ直ぐで、 純粋で、 夢に真剣だった自分…。 あの自分の持っていた熱っぽさは 大志は どこに行ったのだろう。 今の自分が学んで来たことに、 意味と感謝を感じるから、 あの時に戻りたいとは思わないけど、 失った何かは大きい。 グルグル グルグル 目が回っていた。 フと、携帯にメールが入ってきた。 着信音が鳴った瞬間、大事なメッセージのように思えて、すぐに開けてみた。 沖縄で塾講師していた時の、 中学校時代の私によく似た女子生徒から、 実に一年ぶりのメールだった。 「ミサ先生~、覚えてますか? 急にミサ先生の顔が浮かんで、 私のこと忘れてないかなーと思って☆」 あっけない無邪気なメール。 まるで、中学時代の自分から言われたような気がして、 思わず爆笑して泣けてしまった。 「モチロン!忘れてないよっ」 出来すぎてるなと笑いながら、 偶然の一致に感謝して、 中学時代の自分に返事した。 「ちゃんと一緒にいるよ。忘れないでね。」 そう時空を越えて伝えてくれた15歳の私を心の中で抱きしめた。 さぁ、一緒にどこに行こうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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