～あるがままの愛しさ～　しぃ・こーちんぐ

最近犬に囲まれています。

動物とどう接していいかわからない私には
なかなかチャレンジフルでスリリングである。

妹の家には、ヨークシャテリアのチャーリー。
私が行くと興奮して飛び回り、嬉しさのあまり
そそうをしてしまう。

興奮のあまり跳ね回るチャーリーを後ろから抱きかかえても、
ひたすらそそうを周りに撒き散らすチャーリーに、
ついたあだ名が「スプリンクラーチャーリー」。
（連日の雨で十分に湿っているので、スイッチを切ってくれ。）


弟の家にはビーグルのロクシー。
この子はとにかくなめるのが好きだ。
私が家を訪ねると、まずはヘビータックル。
（あのー、青タンできるんですけど。）

そして手のひらから始まり、ほっといたら
足の指の間までなめてくる。
美人ちゃんなので、多くの男が彼女の手中に落ちたはずだ。

美人だからだろうか、どこかしらなまいきで、
気まぐれでそっぽむくことが多いのだが、
あるとき私が泣いてたら、側によってきて
優しくなめてくれた。

「感情がわかるんだね。なんてかわいいの。。。」

嬉しくて、私も犬のように四足で跳ねてみた。

「ほら、ロクシー、一緒に遊ぼう！」

苦手だと思っていた動物に、私が心を許した瞬間。
それが命取りだった。

　キラッ☆

四足になった私を目にした瞬間、ロクシーの目が光り、
私の腕にしがみつき、立ち上がって腰を振り出したのである！！

　ががががーーーーーん。

「うぎゃ～～～！！・・・！・・・　・・　・」


再び動物嫌いに戻った私であった。
（つーか、ロクシー、君、雌でしょうが！！）