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テーマ:親心・・・。(834)
カテゴリ:痛い。。。
思春期の男の子って、難しいですね。
私は10歳年下の弟がいるのだけど、 彼との時間を共有するのは、中々タフである。 面と向き合ってシリアスな話をするには、 関係が浅すぎる。 かといって、単純な会話をしようとしても、 趣味が違うので、全くお互いワクワクしてこない。 「一緒に何か楽しいことをしよう!」 と思っても、 彼の好きなカードゲームのルールは ちんぷんかんぷんだし、 私の好きな映画は彼には退屈なようだ。 それでも 「あなたのことが好きだよ。大事だよ。」 ってのを伝えたくて、 一生懸命話を合わせたり、 おどけて見せたりするのだが、 そのたびにしら~~っとした目で 見られてしまう。 「むきー!おまえの話に合わせて、 なれない英語で頑張っているんだよー! だれのためだと思うのさー!!!」 (心の叫び) しかし、まてよ。 これでは、まるで思春期の私に対応していた 父親にそっくりではないか。 中高の私は父親に対して怒りがあって、 それを表現しようと無視したり、 ことあるごとに小馬鹿にしたり、 揚げ足を取って生意気言ってたなぁ。 そんな私に、父親はいつもおどけていたり、 「あいらぶゆ~」って近づいてきたな。 「こんなに怒っているのに、どうして気づかないんだ! どうしてヘラヘラと笑いかけてくるんだ!」 って、彼の対応に更に腹がたったもんだ。 うーむ。 どれだけ父親が頑張ったか、今更ながら胸が痛む。 共通の話題もなくて、 どう話しかけていいかわからなくて、 せめて気にかけていることを伝えたくて、 仕事後の疲れをもちつつも、玄関のドアを開けて、 「ただいま~、スウィートハニー♪」 って目いっぱい明るいフリして入ってくる父親。 うぅう。。。泣けるぜよ。 本当によく頑張ってくれたと思う。 子育てって大変だ。 いや、ほんとに。 自分の思春期を思い出しても、 弟と深い感情について話し合うまでには なかなか時間と労力がかかりそうだ。 でも、とりあえず一個気づいたこと。 私は、「弟のため」に生きないでいいということ。 彼から無理に話を聞きだして、 楽しんでいるフリしても全く意味がない。 (ホンキがどうか、彼はお見通しだ。) 「一緒に話をして楽しい、仲の良い姉弟」 という理想像にしばられすぎていたよ。 もっと自然に、ただ一緒にいればいいや。 仲良くなれなかったら、それでいいじゃない。 (だって、そうなんだもん。) 遠慮なく私の好きなこともするから、 あなたの好きなこともしよう。 ねぇ、弟よ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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