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September 13, 2007
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カテゴリ:式部的読書語り

戦後少女マンガ史
『戦後少女マンガ史』ちくま文庫 米沢嘉博 著

いつものように某書店をふらふらしていたら
「ぎょぎょっこれはっ」
思わず懐かしく購入しちゃいました。

著者米沢嘉博さんは約30年にわたり
コミケ(コミックマーケット)の代表を務め
去年10月に急逝、
多くのファンが涙し話題になったことが
記憶に新しいと思います。
その米沢さんの伝説のデビュー作であります。

第一章 少女マンガ前史
第二章 少女マンガ幼年期の始まり
第三章 密室の構築
第四章 生活の中の少女群像!
第五章 おしゃれとラブの時代
第六章 少女マンガの完成に向けて
第七章 少女マンガ黄金時代
第八章 モブシーンの開幕
第九章 限りなく今


大体私が少女マンガを読む時代になったのは
この章で言うと第七章少女マンガ黄金時代からで
この文庫を半分読んだ所にあたる。

少女マンガ黄金時代
いい時代に生まれたものです
いま思えば
本当に良い作品が多かった。


高橋真琴の絵や水野英子のファイヤーは
読んだ記憶が無く(笑)
水野英子やわたなべまさこは
絵が苦手でした。
だから後の佐々木丸美の原作の漫画
恋愛今昔物語のコミック本は買わなくて
後に臍を咬んだものだったが…。

小学生の時はりぼんをよく読み
中学生の時は少女コミックと
マーガレットを読んでいました。
集英社の雑誌、りぼんやマーガレットでは
田渕由美子、陸奥A子、大矢ちき、
田中雅子、木原敏江
そうそう木原敏江はのちに
秋田書店の雑誌プリンセスで
「アンジェリク」を連載していた時は
胸をときめかして読んでいたものでした
他に新撰組を題材にした「天まで上がれ」
そして「摩利と新吾」
少年たちが光り輝いていました

西谷祥子のとあるマンガを読んで
あまりにも敵方の女の子が憎らしくて
それ以後彼女の作品は読まなくなったり(笑)
一条ゆかりの「砂の城」は面白いけれど
やはり敵方の女の人にムカッ
「キャンディキャンディ」も
名前忘れたがテリィの相手の女優に
イライラししながら読んだ
そんなマンガたちも有りました。
こう言う時案外作者は思惑通りと
喜ぶのかも知れないけれど。
今こういうマンガを
昼ドラにするとすごく視聴率
上がるんだろうけどね(爆)

小学館の雑誌、少女コミックでは
上原きみこのマンガが好きでした。
「ロリイの青春」「カプリの真珠」「炎のロマンス」
少女コミックの発売日が待ち遠しく
巻頭カラーで始まるときには、
もうページを捲る手が震えたものです。
萩尾望都の「ポーの一族」や
竹宮恵子の「風と木の詩」
岸裕子の玉三郎シリーズ、
倉多江美の「ぼさつ日記」、
名香智子の美女姫シリーズ・・・。
こうしてみると講談社系のマンガは
あまり好きではなかったのかも。
大和和紀の「はいからさんが通る」は
私が初めて自分で買ったコミック本
あとセブンティーンやプチセブン系列は
あまり読んでいなかったですね。


だんだんお姉さんになっていくと
プリンセスや花とゆめに
雑誌は移っていきました。
三原順「はみだしっこシリーズ」
山田ミネコ「ハルマゲドンシリーズ」や中山星香
森川久美、山岸涼子の「妖精王」「アラベスク」
青池保子の「イブの息子たち」は最高です!
花郁悠紀子なぞは
本当に大人になってからハマりました。
リアルにハマりたかったと臍を咬んだり。
夭折された才ある漫画家
花郁悠紀子にしろ三原順にしろ
もっと作品読んでみたかった、と思う次第。

時を同じくして少女小説・SF小説にもハマる
集英社のコバルトブックシリーズや
小説ジュニア、秋元文庫

そうして待望の(笑)
「コミックJUN」後の「JUNE」、小説ジュネ
少年愛を中心とした雑誌が衝撃のデビューを飾る。
ううっ、第一次少年愛ブームでしょうか、
今となってはボーイズラブと名称も変り
当時とはなんだか
崇高さがちがうのではないかと言うのが
個人的意見であるが。


なんだかんだと、
懐かしい香りのする本。
思わず完読。
面白かった。








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最終更新日  September 13, 2007 11:36:16 AM
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