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November 16, 2008
カテゴリ：式部的読書語り
 太陽に魅せられた花嫁 「太陽に魅せられた花嫁」ヴィレッジブックス １１０２年イングランド 見る者を溺れさせるすみれ色の瞳と絹のような黒髪を持ち 騎士さえも馬から落ちるほどの美貌と名高い 貴族の娘ジェイミー 彼女は父親の犯した失態のため ある日スコットランドの辺境の領主との結婚を命じられる 相手は強大な兵力を誇り 妻殺しの噂がささやかれる粗暴で危険な男アレック 風習から価値観なにもかも異なる 見果てぬ地での人生を歩みはじめた ジェイミーにとって愛など芽生えるはずも無かった そう、あのくちづけに身を焦がされるまでは… 舞台となるのは西暦1100年初頭の スコットランドは高地地方（ハイランド） ハイランダーものを読んでいるとどうしても ゲール語を聞いてみたくなります ホンモノはどのような発音なのでしょうか？ ゲール語 この日本語の響きだけでもうっとり なんて魅惑的な音霊なのでしょう  メダリオンに永遠を誓って 「メダリオンに永遠を誓って」ヴィレッジブックス 1119年 イングランド貴族の美貌の娘ブレンナは 親が定めた結婚のため 顔も知らぬ男の元へ旅立とうとしていた だが道中彼女はハイランドの戦士を名乗る男に さらわれわが耳を疑う事となる 「おまえの望みに応えよう。おまえは今日おれの妻となる」 粗野で傲慢で危険なほど魅力的な男 それはかつて幼いブレンナが憧れを抱き 無邪気に求婚した相手並居るハイランダーの中でも 粗暴さで名を馳せる一族の首領コナー・マカリスターだった 復讐のために略奪された花嫁と愛を知らない戦士 やがて心通わせはじめた二人を予想外の悲劇が遅い… 前作『太陽に魅せられた花嫁』の一年後から このお話は始まります マカリスター家の城が何者かに襲われ 彼の父親をはじめとする 殆どの兵士たちが殺され奇跡的に生き残った この物語の主人公コナー・マカリスターは 『太陽に魅せられた花嫁』のヒーロー アレック・キンケイドに保護され彼の弟として育てられる このお話もさることながら前作のヒーロー、ヒロインの アレックやジェイミーも登場する所がツボ そしてコナーの親友のクィンランとクリスピン 彼らもまた好い味醸し出していて さすがジュリー・ガーウッド！上手いです（笑）  ほほえみを戦士の指輪に 「ほほえみを戦士の指輪に」ヴィレッジブックス １３世紀初頭 イングランドの片田舎で 孤独な生活を送る娘ジュディスは ハイランドに嫁いだたったひとりの親友 フランシス・キャサリンから もうすぐ赤ちゃんが生まれるという報せを受け取る 自分のお産の時にはそばにいてほしい それは母親と祖母を難産で亡くした フランシス・キャサリンが幼い頃 ジュディスと交わした大切な約束だった 時を置かずハイランドからジュディスを 迎えに現れたのは屈強で無骨な戦士イアン 親友の義兄であり若き氏族長でもある彼は 心乱されるほどハンサムな男 けれどある秘密を抱えたジュディスが決して 心奪われてはならない相手だった… フランシス・キャサリンとジュディスの女同士の友情 を軸にジュディスとイアンのロマンスありのこの作品 私は大好きです ジュディスはまるで韓国のドラマ、 チャングムの誓いの主人公チャングムのようですね さていよいよ ブロディック・ブキャナンの登場です（笑） イアンの腹心であるブロディック  ブロディックとラムジーのイングランドへの狩  のその後は如何に（笑） いよいよお次はブロディックがヒーロー   黄金の勇者の待つ丘で（上）  黄金の勇者の待つ丘で（下） 「黄金の勇者の待つ丘で」上下巻ヴィレッジブックス 幼くして家族を失い 心優しいおじに育てられた美貌の娘ジリアン 彼女はかつて父を死に追いやった 貴族アルフォードからおじの命と引き換えに １４年前に生き別れた姉を探す出すように命じられる 彼の真の目的は ジリアンの父が死の直前に姉に託したあるもの イングランドのジョン王が亡き愛人のために 作らせたと言ういわくつきの至宝にあった ジリアンはアルフォードの城に幽閉されていた 少年アレックをひそかに助けだすと 彼の話を頼りにハイランドにいる 一人の戦士のもとへ旅立つ それが獰猛さと無情さで名を馳せる男 逞しく危険な魅力に満ちた男であると知らずに ジュリー・ガーウッド描く中世ハイランダー物 第四弾 ついにブキャナンの出番です（笑）前作『ほほえみを戦士の指輪に』から ８年後の話としてこの物語は始まります 前作で登場のブロディックがヒーローの本作 ラムジーそしてイアン＆ジュディスも登場する 心にくい演出（笑） うーん こうもハイランダー物ばかり読んでいると 行きたくなりますよ、スコットランド  次のオリンピックはイギリスですし 貯金して参りますかね、 スコットランド＆アイルランド、ハイランダーの旅に（笑） お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
November 17, 2008 11:01:30 PM
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