猫との暮らし

島原からてくてくと歩きお昼前に壬生へ到着（近いっ！）
ここでいったん自由行動になります。
夫と私は、八木邸へ。芹沢鴨派５名と近藤勇派８名が京で宿として入った屋敷です。
こんなに長くこの浪士たちの面倒を見ることになる…なんて思わなかったでしょうね＞八木邸のご家族たち。特に食事の世話をする女性陣は、さぞや大変だったと思います。

入場料を払い　奥の部屋の方へ。十四～五人揃った所でガイドさんが　八木家に到着した浪士組の事～芹沢鴨暗殺の夜の事などをわかりやすく丁寧に説明してくれました（お子さんが聞いても大丈夫な様に配慮して　言葉を選んである所がとても良いです）
本で読んで知っていることなども、実際の場所でお話を聞くと　部屋の位置関係などつぶさにわかってなるほどなぁ…と。
昔　友人と来た時には確か門の前で写真を撮るだけだったので、今回、初めて屋敷内を見ることができて良かった。

その後、壬生寺へ。芹沢鴨と平山五郎、勘定方の河合耆三郎他　隊士七名の墓があります。
入場料１００円を箱に入れて　右手奥へ。それぞれのお墓に合掌。

そしてちょうど昼時になったので　四条大宮駅の方へ行き昼食です。
通りを見ると「鴨おろしうどん」の幟が！　「なか卯」という定食チェーン店さんの季節限定メニューです。４８０円で鴨肉たっぷり、大根おろしを入れていただく温かいうどんはとても美味しかった！考えてみたら朝早い新幹線の中でおにぎり食べてから　以降ひたすら歩き回っていたのでした。普段だったら　お腹空いたからもう歩けない！と泣きが入ってる所です(笑)

お腹も満足した所で、旧前川邸ショップへ。
前川邸は持ち主が変わられて今は（株）田野製袋所と個人宅になっていて　ご厚意で土日祝日のみ門を開けて　建物の外観などを見ることができます（邸内は見学不可です）
土間を改造して作られたショップで、屋敷の説明マップと手ぬぐいを購入。

それから集合時間までの間　八木邸に戻って屯所餅とお茶を頂きました。
（現在　八木家は和菓子屋さんを営んでおられる由）

八木邸では、入場券にお茶券が付いていて　店内奥で腰掛けてお茶とお菓子を頂けます。
さっき入場した時には人がたくさんいて混んでいたので　後でこようという夫の作戦がばっちりで。私たち以外もどなたもいらっしゃらなくて　のんびりと足を休める事ができました。
屯所餅には壬生菜が入っているということでした。粒あんが上品な甘さで美味しかったので
５個入りを一つ購入。
ツアーで一緒の方が”壬生の誠最中”をお裾分けしてくださって　こちらもとても美味しかったです。渋い緑茶によく合います(^^)

画像は、壬生寺の門