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テーマ:新撰組!(305)
カテゴリ:新選組!
旧前川邸のショップで満足したツアー一行は、光縁寺へ向かいました。
新選組の馬小屋がこのお寺の近くにあったこと、それからお寺の紋が山南総長の家紋と同じ「丸に右離れ三つ葉立ち葵」だったことから 当時の住職と交流が始まったと言われる縁の深いお寺です。 現在の住職さんは、明るくユーモアをまじえながら説明をしてくださるお人柄。 しかしお墓は見るところではなくてお参りする所…ということでわざと入りにくい入り口にしてあるとおっしゃってました。 本堂で浄土宗のお話、そして新選組のお話を伺いました。 山南さん他隊士の方達のご位牌に焼香させていただいて、その後、本堂の裏手のお墓へ。 お寺で頂いたパンフには埋葬されている新選組隊士関係者の一覧が順番に掲載されています。 一、野口健司 二、葛山武八 …そして三人目が山南総長自身です。 なぜなのか、組にとってかけがえのない人材であったはずなのに 何が起こったのか。 でも、今はただ総長のお墓に手を合わせて お寺を後にします。 油小路で壮絶な闘いをした藤堂平助、そして伊東甲子太郎も当初 こちらへ埋葬されたそうですが、後に高台寺党の仲間たちが戒光寺へお墓を移したそうです。二日目は、その戒光寺からスタートしたのですが、山間の静かなお寺で なぜか不思議とこちらのお寺がこの二人にはとても合っている…としっくり納得してしまった様な気持ちがしました。 冬の日は短いので、そこから貸し切りバスに乗り、まず二条城へ。 時間が押しているので大変申し訳ありませんが。ここは急いで見てきてくださ~い!…という幹事隊長の号令にみなさん「承知!」「承知!」…と言いながらバスを後にしていきます。もちろん私も元気良く「承知!」と叫んで小走りに出発。 さすが3連休の初日で観光の方達でごったかえしてますが、とにかく大政奉還の間を目指して全員山南走りです。(スカートの裾を押さえつつすり足ですすすすっと小走りに素早く移動のこと) で、目的の部屋の前に立って一言「消臭プラグの部屋!(爆)」 そこで満足して さらに山南走り! 全員時間ぴったりにバスに帰還し出発です。 京都守護職を拝命した松平容保公が1000人あまりの兵と京へ入り駐屯した、黒谷金戒光明寺へ到着したのは、冬の短い陽が傾き始めた頃です。 さらに階段を上り、息がきれてふと振り返ると 夕焼けに赤く染まる京の街が眼下に広がっていました。何ともいえず美しい景色です。 金戒光明寺では、京で亡くなった会津兵の方達のお墓へおお詣りして後 バスに戻り宿へ向かいました。 そして、夜の宴会。クイズ大会で大盛り上がりです。…例えばですね。 A.土方歳三が誂えた洋装のマントのお値段はいくらだったか? Q. 1.二両二分 2.五両二分 3.六両二分 4.八両二分 新選組の出納帳には、何故か土方さんの経費記入に関しては特に細かくきっちり書かれているんだそうです。これは絶対に土方副長が怖い顔して細々と指示して 勘定方に書いておけって言ったにちがいないですよねっ(笑)…なんてみんなで笑い合ってしまいました。 こうして楽しく充実の一日目が終了したのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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