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テーマ:時代小説がダイスキ(438)
カテゴリ:読書・本
両国広小路にある水茶屋の娘、お初と 本所の青物屋 栄蔵との恋物語。
恋敵の出現やアクシデントで二人の距離はどんどん離れて行くように見えて…。 で、結局 まあ納まるところに落ち着くわけですが。 栄蔵もお初も浮ついた所がなくて しっかり者。 生真面目でなんだか物足りない(笑) 終盤 真面目な栄蔵が身を持ち崩す…様な暮らしぶりもあるのですが。 それも 今ひとつ暮らしぶりもよくわかりません。 恋敵のおふじの性格が一番わかりやすいです。 何不自由なく暮らしてきたお金持ちの我が儘娘。 自分の思うように振る舞うし、自分の要望が通るのが当たり前だと思っている。 大店の一人娘だから、婿養子を取って家を守るのが自分の生き方…というのも よく理解している。 で、結局、婿養子に来るはずだった男は、元カノに 刺されて命を落としてしまう。う~む…ものすごくあっけない結末でした(^^;) お初の兄と店に勤めるおせんの祝言は、母親の急逝を機に お初の口利きで とんとんとんと進んでしまうし。 登場人物の特徴が掴みにくくて みんな平坦で面白みが無いですね。 いっきに読む事ができましたが、特に感想が無いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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