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テーマ:仕事しごとシゴト(23732)
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誰の事って?
それは旦那の仕事に憧れて、4月から東京の師匠の所に修行に行った若者の事です。 昨日、電話がかかってきて、「辛いから辞めたい。」だって。 貴方ねぇ、まだ10日よ10日。10日しか生活して無いのにもう辞めたいってねぇ。。 学校も始まってないのにもう辞めたいだって? なんでも思い描いていたものとのギャップが激しく、寮生活も厳しくやっていく自信が無いと。 希望としては東京の叔母の所から職場に通いたいんだそう。 だから最初に言ったじゃない。「東京の修行は想像以上にキツイぞ。」って。 叔母さんとこから?へっ!甘ちゃんもいいとこ。 旦那は「今、R(その子の名前です)の友達だってみんな同じ状況なんだぞ。」って やんわりと説得していましたが、内心ハラワタ煮えくり状態でしたでしょう。 確かに東京の師匠の所は辛いと思う。 朝7時~夜は10時位まで、分刻みの生活。 小さい家で男7~8人が共同生活でプライバシーも無い状態。 職場でも怒鳴られるなんて毎日何度もあるだろう。 だけどねぇ。。。 この仕事は人の体を治す仕事なんだよ。 こんな程度で挫けるようじゃ人の体は治せないんだよ。 それに今から挫けてるようじゃ、どの世界入ったって同じでしょう。 世の中に出て生活していくって、厳しいんだよ。それがわかるかな? 東京の師匠はとても厳しい。 多分その辺の刑務所の方が居心地が良いんじゃないか、って思う位厳しい所だ。 でも師匠の所から先輩達が何人も巣立って入ってる訳だから、決して耐えられない場所では 無いんだよ。それを10日間で結果を出してしまうのはあまりにも早すぎるとは思わないかい? 4月から社会に出た人は誰しも今、不安・緊張・重圧で一杯な事だろう。 でもこれは誰しも通る道。これから逃れようとしてしまっては前に進まないんだよ。 自分が歩いて行こうと決めた道をすぐに止めないで欲しい。 歩き出したからには何かを見つけて欲しい。 帰ってくるのは簡単。もう道が出来ているんだから、歩き心地も良いだろう。 でも前が見えない道を突き進んで得る物は後でとても大きな物になる筈だよ。 R君、それに気がついて欲しいな。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月11日 09時29分35秒
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