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2024.09.28
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​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​小梅けいと「戦争は女の顔をしていない(5)」(KADOKAWA)​
 2024年9月マンガ便の1冊です。スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ原作を、マンガ家の小梅けいとさんがコツコツと描き続けている「戦争は女の顔をしていない」(KADOKAWA)第5巻です。
 このマンガでもいいし、岩波現代文庫原作でもいいです。
​​​まあ、お読みになっていただきたい!​​​
​ というのが今回の読書案内の主旨です。他には、何もいうことはありません(笑)。
 戦争から、半世紀ほどたって、一人の女性が戦争を体験した女性たちに、一人、一人、インタビューして、それを記録した、ただそれだけの結果です。
 もちろん、どういう問いを発し、どういう答えがあったか、取捨選択もあるでしょうし、作家なりの、作品として成立させるための取材の意図の反映もあるでしょう。しかし、そこに響いている「声」を聴いてほしいんです。それは、やはり作り事ではないとボクは思います。
 何もいうことはないといいながら、メンドクサイことをしゃべっていますが、この5巻で印象に残ったのはこのエピソードです。
 パルチザンの連絡係だったワレンチーナ・エヴドキモヴナ・Mという女性の告白のシーンです。彼女のも従軍し、行きて帰ってきましたが、捕虜になったことを糾弾され、戦後7年間も収容所暮らしをさせられた人です
​​戦争が始まる前に軍隊の幹部を抹殺してしまったのは 誰なの?
戦争が始まる前に赤軍の指導部をつぶしてしまったのは
わが国の国境はしっかり守られていると国民に請け負ったのは 誰?

​訊きたい・・・
もう訊けるわ

私の人生はどこへ行っちゃたの

私たちの人生は?​
 ​​​レーニン亡き後の党派闘争を勝ち残ったスターリンの独裁への「歴史」の途上にあった戦争ですね。​​​
​​​​​​​戦後40年スターリンは失脚し、ソビエト・ロシア崩壊してしまったの時点で、ようやく、「もう訊けるわ」という声が響いています。しかし、次ページの彼女の結論は​​​​​​​​
でも私は黙っている
夫も沈黙している
今だって
怖いの
私たちは怖がっている
恐怖のうちにこのまま死んでいくんだわ
悔しいし恥ずかしいことだけれど…
​ アレクシエーヴィッチは勿論ですが、絵を描いている小梅けいとが、この「声の響き」を何とか伝えようとしていることに、ボクはホッとします。
​​​​​​​ この記録が日本語に訳されて10年ほどたちました。主人公たち語った戦争から80年です。で、今、主人公たちの世界では再び戦争が始まっています。90年前に、主人公たちが振り返った、その同じ戦争を始めた極東の島国では、戦後「誰?」と問うことを忘れ、80年の歳月の果てに、歴史を振り返ることを疎んじる風が吹きすさんでいます。どうなることやらですね(笑)。​​​​​​​
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最終更新日  2024.09.28 11:42:31
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