徘徊日記 2019年 わが街-2 「須磨 鉢伏山あたり」
「須磨 鉢伏山あたり」 徘徊日記 2019年 わが街 その2 今日は朝から空が明るいのです。 今日は2019年、2月最後の日曜日です。冬の到来以来、すっかりお出かけから遠ざかっていて、やる気の出ないシマクマ君も、同居人のチッチキ夫人に誘われて二人徘徊です。 目的地は、須磨、鉢伏山です。 もちろん、須磨浦公園からロープウェイに乗ります。 ロープウェイで空中に上がっていくと、海がかすんでいます。春霞でしょうか。高所恐怖症の気味のあるチッチキ夫人も、満員のロープウェイでは騒げません。辛抱して、南に向かってひろがる海をじっと見つめています。言葉通り「あっ」という間に(ウソだけど)頂上です。展望台には見向きもせず、さっそく二人してトイレ探しです。 しばらく海を眺めて、山頂の石碑を確認して旗振山へ。「こっちに行ったら、坂道上がったり下ったりやけど。」「だいじょうぶ、なんとかなる。」 旗振山に登る坂道を上っていると、山の中に黒いノラくんを発見しました。 「あっ、ネコおんで。」 「えっ、どこ?」 「ほら、あっこ。なんで、こんなとこおんねやろ?」 「ホンマや、向こうに、もうヒトリおるよ。」 「ヒトリちゃうやろ、イッピキやろ。写真撮ったろ。」 「飼い猫ちゃうの?なんか、ゼンゼン、こわがれへんよ。」 「だれが飼うねん。いうても山の上やで。でも、落ち着いてんなあ。」 旗振山の頂上(?)には茶店があって、なんとバーベキューかなんかしてる人もいます。目の前の木立には金柑の実がいっぱいついていて、近くでウグイスが「大騒ぎ」のように鳴いています。 神戸の街が一望できる、板の腰掛に二人で座っておにぎりのお昼ごはんです。目の前には金柑の実が鈴生りです。なかなかええ気持ちの風が吹いてきて、ちょっとかすんではいるけれど、それも、まあ、春霞です。エエ見晴らしでした。「神戸駅どこ?」「もっと、左ちゃうか。ほら、あっこにガラスの青いビル見えるやん。」 にぎやかな宴会を繰り広げている一団を後にして、さて、山上の梅畑は、というと、さすがにこれはまだまだでした。 歩いている道のわきに、ネコ用の水飲みと猫缶が置いてあります。 「茶店の人が、エサやってんのとちがう?」「そういうことやな・・・歩いて、塩屋まで降りて行ける?」「うん、大丈夫。」「無理やったらやめるで。結構あると思うけど。下りのほうが、ヤバないか?」「大丈夫、いける。」 久しぶりの山道を二人でよたよた歩いて降りました。知らない道は遠いですね。塩屋北町の表示まで下りて、もうすぐかなと思ったのですが、そこからも案外の距離があるように感じました。 商店街のはずれにある「アキラッチ」というピザ屋さんまでたどり着いて、ヤサイクンやサカナクンの幼なじみでピザ屋さんになった、店主のオーヤンと再会です。チッチキ夫人は大喜びでピザを焼いてもらい、お持ち帰りしました。ついでに塩屋駅前で鬼平さんのコロッケも買って、二人ともご機嫌です。 なかなか充実した「春一番」の徘徊でした。 「さあ、今度はどこに行こうかな?」追記2021・10・04ピザ屋さんの「アキラッチ」は、コロナ騒動の中でも頑張っている様子で、もう少し塩屋駅の近くに移転したようです。追記2023・04・26 アキラッチさんは頑張っています。冷凍ピザを始めて、山田ストアとかでも売っています。通販のピサも始めたようです。お商売がうまくいことを願っている今日この頃です。 追記 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑) ボタン押してね!