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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2019.04.06
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​​​​ ​NTLive ハロルド・ピンター「誰もいない国:NO MAN‘S LAND」​​KAVC
出演
​ イアン・マッケラン、パトリック・スチュワート、オーウェン・ティール、ダミアン・モロニー​
2016年・イギリス
演出 ショーン・マサイアス​
作  ハロルド・ピンター​
​​​ ナショナルシアター・ライブ第2弾はノベール文学賞の劇作家ハロルド・ピンター「誰もいない国」。​​​
 今回のナショナルシアターライブは神戸アートヴィレッジセンターで見た。​​​というのは、KAVCがハロルド・ピンターの芝居を観る前に、「ナショナル・シアター・ライブ 『誰もいない国』解説講座」と銘打って、日本でのピンター研究、紹介、翻訳の第一人者、喜志哲雄さんの3週にわたっての解説講座という面白い企画をやっていて、それに参加しちゃったのだ。。​​​
以下がその概要
​  講師 喜志哲雄(京都大学名誉教授)​
 ​第1回 ピンター劇の現実認識​
 『部屋』、『誕生日のパーティ』などの初期の作品を採り上げて、現実がこれらの作品でどのように捉えられているかを吟味する。
 ​第2回 ピンター劇の言葉​

 『管理人』や『昔の日々』の台詞を材料として、ピンター劇の言葉が従来のリアリズム劇の言葉とどのように異なっているかを検討する。
 ​第3回 集大成としての『誰もいない国』​

 『誰もいない国』の現実認識と言葉の両方を吟味する。この劇の中心人物二人は詩人ということになっており、ピンターは言葉の使い方について種々の実験を試みている。
 というわけで、この講座に通って鑑賞するという模範生を演じたわけなのだが、まず、この講座が面白かった。
 ヤン・コット『シェイクスピアはわれらの同時代人』ピーター・ブルック『なにもない空間』の翻訳者として、四十年前から名前だけは知っていた喜志哲雄さんだが、八十歳を優に超える高齢ということもあって、「大丈夫なのかなあ?」と少しばかり心配して参加したが、全く杞憂。​​​​​
 ユーモア、社会現象に対する鋭い皮肉を交えながらの講義、なによりも、素晴らしい、その「声」。やはり、授業は声だ。​

 第二回には「煙が目にしみる」をはじめとする劇中歌を、「あの、私、酔っ払ってるわけではありませんが」と、てれながらも、自ら歌うというサーヴィスぶりで、聞いていたぼくは心の中で拍手喝采。恐れ多くて、親しく話しかけたり、お礼を言うようなことはできなかったが、久しぶりに本物の学者の「講義」に出会えてラッキーだった。​
 さて、お芝居の方はというと、向こうでは有名な役者らしいのだが、この、主役の二人が素晴らしい。

​​ 詩人を自称する詐欺師イアン・マッケランと、地位を得た作家だが、認知症の老人パトリック・スチュワート(詐欺師とか認知症は、ボクが、そう思っただけで、実際にそうなのかは、もちろんわからない。)の会話。何が本当のことか、ホントにわからない世界がじわじわと浸透していく。そのわからなさが、見ているぼくに微妙な緊張を強いる。次に、やってくるのが困惑。​​
 ​「エッ、どうなってるの?どうして追い出さないの?」​
 調子よくしゃべり続ける訪問者に対して、怒りを発する老作家の表情から目が離せなくなる。そこに、作家の同居人たちの意味不明な長広舌が加わる。この英語のセリフのやり取りに、字幕を見ながらのぼくは、うろたえてしまうでした。
 「この人たち、どうなってるの?誰に、何を、語りかけているの?ええっ!誰もいない国って、ひょっとして、そういうこと?認知の作家の、妄想だけじゃなくて?みんな、そうなの?」

 困惑とともに暗転、幕。
 会話中心の展開なので、予習がないと何が起こっているのか、きっとわからなかった。実際、何もわからなかったし、なにも納得しなかった。しかし、変なものが残った。何だこれは。
 「これがピンターなんだなあ。」​​​

 「シブイナー!」
 チラシの写真は、パトリック・スチュワートが禿の親父で、イアン・マッケランが白髪の眼鏡ね。​

 この映画には、幕が下りて、カーテンコールが終わって、出演者と演出家が、劇場の観客の前でおしゃべりをするというオプションがついていて、それがまた面白かった。
 しかし、​英語が出来たらよかったのになー」​とつくづく思ったのでありました。

追記 2019・06・30
イアン・マッケラン「リア王」を、ナショナルシアターライブで観ました。マッケランが素晴らしい俳優で、とても、あれこれ言える人ではないと知りました。「リア王」については別の記事を書くつもりですが、この芝居の二人について、よくわかっていなかったことを痛感して、返す返すも残念です。
 まあ、こうやって、見ていくしかないんでしょうね。
​​​​​イアン・マッケラン「リア王」の感想はこちらをクリック​してください。​​​

     

    
     
     
 
​​ ハロルド・ピンター早川演劇文庫は1~3があります。ただ、「誰もいない国」新潮社の全集に当たらないと読めません。​​

 追記
 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑)​​

 
    
2018-08-21


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最終更新日  2024.02.27 21:58:06
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