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カテゴリ:映画 アメリカの監督
ピーター・ファレリー 「グリーンブックGreen Book」OSハーバーランドシネマ
とはいいながら、今日は初体験。OS神戸ハーバーランドシネマ。ここに、映画館があることは知っていたが、場所がわからない。神戸駅からハーバーに向かう地下に降りる。 「そうや、ここのインフォメーションに、昔、高校の玄関で座り込んでいた、おナカがイタかった少女がおるはずや。」 案内所の前を横目で通り過ぎるが、どうも、そのような女性はいない。 ヤレヤレ・・・・ ウロウロ、きょろきょろ、エスカレータに乗ったり降りたり、看板に注意して、漸くたどり着いた。 水筒のコーヒーで一息入れていると始まった。 ピーター・ファレリー 「グリーンブックGreen Book」。いっぱいに広がった水色の画面に、カタカナで「グリーンブック」、字幕は戸田奈津子。 「なんじゃこりゃ?おっ、懐かしい名前やな。まだ生きてはるんや。エー、ぼくより二十は上やったかな?」 「ふーん、これが、キャバレーというもんか。」 なんか、そういうシーンから始まった。好きなタイプのイタリア系。ああ、こういう強面ふうなのにどこかいい加減ポイ人好き。 なんか、すごいところに住んでる黒人のお金持ちっポイ人が出てきた。なんか、この人、北海道の大泉なんとか君に似ている。どこかウソっぽいところがおかしい。 なんか、「イタ公」くんは、ちょっとド肝を抜かれているみたいだけど、なんとか対等に頑張ってる。貧乏人はお金持ちが嫌いだ。いいねえ! なんか、「この自動車すごいねタイプ」のアメ車に二人が載ってる。いろいろある。そこから、アメリカってこうなんだという話が満載。見ているぼくは、でも、そんなには驚かない。そんなもんだろうと思ってる。 アメリカってそうなんでしょ、というより、「どこも、相変わらずそうなのかもしれないよな。」と、ふと思ったり、「しかし、まあ、アメリカはアメリカやろ。」と思い直したり。やっぱり、ムッとする気分がわいたり。 おしまいの方で、大泉君ポイほうのピアニストがクラッシクの曲を弾く。はじけまくって弾いている。ノリノリなんてのんびりしたもんじゃないなこれは。知ってる曲の感じなのだが、曲名がわからないのが残念。 でも、ドッと来た。いろんなことが固まりで胸に来た!涙がジワー。 「ウマイ!」 「ありがちやんけ」とタカをくくっていたのに、すっかりはまっている。いい気分。 変なまとめ方で申し訳ないが、「人生は複雑」、でもね「人と人とが友達になるっていうのはシンプルなことなんだ。」 「そうだろ!」 そういうことでした。 映画館を出たところで、30年前からの知人夫妻に、何年ぶりかで出会った。同じ映画を二人で見ていたようで、でも感想はいわなかった。 「ひょっとして、違う感想だったら・・・」 そう思っていたような気がする。 「なんだ、友達じゃないか。そんなこと気にするのかよ。」 イタ公のオニーさんがそういいそうだ。ホント情けない。 脚本を書いているのが、ニック・バレロンガ。発音しにくい名前の「イタ公」の息子だか、孫だからしい。もう一度笑ってしまった。 追記 映画評論家?の町山智浩さんが「フライドチキン」の件(くだり)について、アメリカでの歴史について「奴隷である、被差別である黒人の食べ物」である由来を語っていらっしゃったと、ピーチ姫から聞いて、やっぱりそうだろうと思った。あそこは、大切なシーンだったんだ。 ついでに、ドクターが最後に弾く、クラッシクの曲についてたずねた。 「うーん、私も気になってん、知ってんねんけど、なんやったっけ?」 いつものことながら、頼りになりませんな。弾いたことある曲やろ。聞いたことあるぞ。 監督 ピーター・ファレリー Peter John Farrelly 製作 ジム・バーク チャールズ・B・ウェスラー ブライアン・カリー ピーター・ファレリー 脚本 ニック・バレロンガ ブライアン・カリー ピーター・ファレリー 撮影 ショーン・ポーター 美術 ティム・ガルビン 衣装 ベッツィ・ハイマン 音楽 クリス・バワーズ キャスト ビゴ・モーテンセン(トニー・“リップ”・バレロンガ ) マハーシャラ・アリ(ドクター・ドナルド・シャーリー) リンダ・カーデリニ(ドロレス) ディミテル・D・マリノフ(オレグ) マイク・ハットン(ジョージ) 原題 「Green Book」 2018年 アメリカ 130分 2019/0308・osシネマno1 追記 ところで、このブログをご覧いただいた皆様で楽天IDをお持ちの方は、まあ、なくても大丈夫かもですが、ページの一番下の、多分、楽天のイイネボタンを押してみてくださいね。ポイントがたまるんだそうです(笑) ブログ村ボタン にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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