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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2019.04.15
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​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ピーター・モーガン「ジ・オーディエンス 」 神戸アートヴィレッジセンター ​
​​


 神戸アートヴィレッジでナショナルシアターライブを上映したり、カルチャーを開いたりしてくれていて、このシリーズにすかっりハマってししまいそうだ。​​​先週「アマデウス」に感激して、その勢いで今週は「The Audience」​​
​​ まず、オーディエンスの意味が解らなかった。王の謁見、まあ家来とかと出会うことだろう、という程度の知識。
 イギリス現代史に、さほどの知識があるわけでもなく、ポスターの女優さんを知っているわけでもないし、もちろんピーター・モーガン『クィーン』(原題: The Queen)の脚本家で、『クィーン』という映画が、アカデミー主演女優賞をはじめ、大評判だったことももちろん知らない。​​

 だから、全く期待していなかった。まあ、エリザベス女王のそっくりさん女優の、地元ウケの芝居だろうと、たかをくくっていた。
​ スクリーンにイギリスの劇場の観客席が映し出されて、暗くなる。最初のシーンから、ちょっと意表をついている。一人の執事、ふたりの召使。椅子を並べるだけで、面白い。女王(ヘレン・ミレン)が登場する。


 ​「見ろ、やっぱりそっくりさん芝居じゃないか。」​
 日頃、関心があって、よく知っている人というわけではないから、あてにはならないのだが、舞台に立って、歩いて、座って、話しかけている女性が、ぼくの中の写真や映像のイメージとしてのエリザベス2世に、本当に、よく似ている。
 劇場の実況中継なので、あっちの客たちの反応がわかるのだが、エリザベスと会う首相たちについても、登場すると、とてもウケている。笑いが起こって、それがほとんどコメディのような反応だ。

​ 「きっと、この首相たちも似てるんだ。うーん、知らんし。あっ、チャーチルや。うーん、ジーさんやな、葉巻の人しか知らんし。これはサッチャーやな。あんまり似てないのに、みんな笑うなあ。しゃべるたびに、妙に受けるな。そうか、言いそうなことを言うてんのか。嫌われとんのや、きっと。」​​
​ 女王の衣装や、それを年齢と一緒に着替えて見せる、女優の早替わりとか、若いときのふるまいから、老いてゆくヘレン・ミレンのうまさにも引き込まれてゆく。少女時代のエリザベスと、バーサンになった彼女の、舞台の上での二重写しのシーンの作り方も面白い。​
「イギリスのお客さんたち、おお喜びやないか。」
 などという客観的気分はだんだん忘れて、舞台のとりこになっている自分が、少々照れ臭い。
 役者たちのあいさつも終わり、映画のエンドロールが回り始めて、驚いた。ぼくはイギリスとエリザベス女王のファンになっていた。
​​​ 自国の、生きている王族の長を主役に据え、実に、堂々とその「伝記的」・「人間的」真実に迫ろうとするピーター・モーガンの脚本もすごいけど、演出したスティーヴン・ダルドリー、演じる役者も、機嫌よく見ている客たちもすごい。それを許した、エリザベス2世もすごい。​​​
 人間に対する、とても上等な信頼がそこにはあるにちがいない。何とも言えない、いい気分になる舞台だった。
 帰ってきて、調べてみると、首相たちもよく似ていた。
「そりゃあ、笑うはずだ。」
「そうか、サッチャーエリザベスと同い年で、そりゃあ、言い合いになっても不思議じゃないわけや。その上、先に死んでる。女王さんも、ある意味、寂しいんやろうな。いや、芝居やし。」
「なんか、ええ国やなあ、イギリスは。」
「ジ・オーディエンス The Audience」
 出演:ヘレン・ミレンHelen Mirren・リチャード・マッケイブRichard McCabe 他
 演出:スティーヴン・ダルドリーStephen David Daldr y
 脚本:ピーター・モーガンPeter Morgan
上映時間:2時間38分 ※途中休憩あり
受賞
 トニー賞2部門受賞 
   演劇主演女優賞 ヘレン・ミレン
   演劇助演男優賞 リチャード・マッケイブ
2018/10/18
​​追記2020・01・08​​
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最終更新日  2020.12.06 11:47:00
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