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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2019.04.26
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​ハロルド作石「7人のシェイクスピア」(第1部小学館・第2部講談社)
 2019年の6月のことです。我が家の「愉快な仲間たち」の一人、ヤサイクンが日曜の朝早くやってきて、紙袋いっぱいの漫画を二袋も置いて帰りました。
​​​ これで、有意義な日曜日を、ということなのでしょうか、はたまた「父の日」プレゼントなのか、断捨離とやらの結果なのか、ともかく、覗いてみると、その中にハロルド作石「7人のシェークスピア」(第一部全6巻小学館・第二部1巻~5巻講談社)が入っていました。​​​
​ ハロルド作石が、おバカ高校生マンガ「ゴリラーマン」講談社漫画賞をとってからもう20年以上が過ぎました。​
 ​​​いかれた天才サウスポー「ストッパー毒島」、感動の「ロックバンド・マンガ」(そんなジャンルがあればだけど)「BECK」、ぼくは、どれこれも、みんな、愉快な仲間たちの読みのこしを読んできましたが、新たなラインナップに「7人のシェークスピア」が加わったわけです。​​​
​​ 第1部全6巻が数年前に完結していて、その後「RiN」(講談社コミックス)の連載をどこかにしていることは知っていましたが、それも一緒に入っていました。ワオ!!ですね。 (「RIN」の感想は表題をクリックしてくださいね。)​​
​ ​​さて「7人のシェークスピア」ですね。不思議な題名なのですが、第一部は少年時代から商人として暮らしていた青年シェークスピア​のお話です。シェークスピア研究史では「The Lost Years」と呼ばれているそうですが、その時代を描いていています。しかし、ここでは、まだ題名の秘密はわかりません。ただ、第二部のおもしろさを堪能したいなら、ここを読んでおかないと話にならない仕組みになっています。​​
​​
​ ​​​第二部では、エリザベス朝のロンドンで劇作家として名を成していくシェークスピアですが、「リチャード3世」に始まる戯曲群が世に出てゆく姿を描いています。​​​​

​ 題名の下には、新たに「NON SANZ DROICT」と、たぶんフランス語で書かれています。のちに彼が手に入れることになるシェイクスピア家の紋章に刻まれている文字らしいのですが、英語に直せば「not without right」です。​直訳は「権利がないわけではない」くらいでしょうか、でもよくわかりませんね。「7人のシェークスピア」という最初の謎が、第二部を読み進めていて、ようやくわかったぼくの頭では、これが何故ここに加えられたのか理解できません。このマンガの題名の二つ目の謎です。​​​
 わかっている人がいらっしゃれば、ご教示願いたいと思います。
 歴史的に実在の人物を伝記のように描いている作品だし、実際の劇中のセリフが、どんどん出てくる展開だからでしょうか、作中に「シェークスピアとその時代」という、マンガの進行に熱中している人が読むかどうかはわからないのですが、当時の世相や、お金、食べ物や、暮らしに関して、実に学究的なコラムが入っています。
​ 書き手はれっきとしたイギリス史の専門家、指昭博という神戸外国語大学の学長さん。こう書くと、ちょっと引く人もいるかもしれないが、ご心配なく。学習漫画ではありません。​
 ​ハロルド作石を知っている人でも知らない人でも、きっと納得する「読ませるマンガ」です。マンガは、演劇や映画と同じで、こうやって書いていくと、くそおもしろくないことになってしまうのですが、それは案内人の実力がないからであって、作品の罪ではありません。お読みになれば、きっと納得いくと思いますよ。乞う、ご一読。(S)​​2018/06/18

​追記2019・11・23​
「7人のシェイクスピア(9)」​・​「7人のシェイクスピア(10)」は、それぞれ表題をクリックしてくださいね。

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最終更新日  2023.05.29 09:31:41
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