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カテゴリ:徘徊日記「神戸・元町・三宮」あたり
「神戸、春の雨」 徘徊日記 2019年 新開地あたり
今日は戦中から戦後、神戸の繁華街の代名詞、新開地を歩いています。ここには地下鉄の駅があります。よく考えてみると、この駅、正式には何と呼ぶのか知りません。 神戸電鉄の起点と終点があって、山陽電車、阪急、阪神も乗り入れているのですが、「阪急新開地駅」とは言わないような気もするのですね。 その新開地駅から高速神戸駅にかけて地下道があって、これを「メトロこうべ」と呼ぶのは知っています。薄暗い通りにそって古くなった卓球場と、神戸学院だったか、地元の大学生が書いた壁画があったはずです。露天ではありません。だって地下道です。壁際にずっと本を並べている古本屋さんが昔からありました。 地上を歩けばの神戸を代表するピンクゾーン福原の柳筋や桜筋の門前を通ることになります。お寺とかの参道ではないのですが、実際、通りの名を書いたアーケード型の門が今でもあるのですが、昔の、何というか、ちょっと気恥ずかしくなる猥雑な賑わいはありません。 記憶では地上は明るくて地下は暗かったのですが、春雨模様なので、ひさしぶりに地下を歩くとちょっとリニューアルされていました。 「卓球場も改装してねんや、通りも明るくなったよな。おっと、壁画が変わっとるやん。」 「そごうデパートの前を市電か。市バスはおんなじや。青いのは阪神バスかなあ。」 ちと休め 張子の虎も 春の雨 夏目漱石 忙しい世間は、何が何でも新しくなりたいらしいですね。そういえばトラは春から休んでばっかりちゃうか。 追記2020・05・06 今年は「トラ」だけじゃなくて、みんなが休んでいます。当初、ここのところ鳴かず飛ばずの若トラが、やり玉に挙げられて気の毒でしたが、もう古い過去のことのように時間が経過しています。 時間は経つのですが、何の灯も見えない雰囲気が続いています。これは、やはり歴史的事件になりそうですね。 ボタン押してね! にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.22 23:01:26
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