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カテゴリ:徘徊日記「日帰りでお出かけ」
ザ・ライブ!「木村充揮」ハンキ―パンキー食堂徘徊日記 2019年5月18日(土) 鈴蘭台あたり
今日はチッチキ夫人と二人徘徊です。待ち合わせは新開地、湊川公園5時30分。公園は「神戸まつり」でにぎわっているのですが、なんだかもの珍しい気分でうろうろしました。 新開地のMARUIラーメンで腹ごしらえ。昔はよくやってきて食べたのですが、夕方にならないと始まらないので、最近はご無沙汰です。中華そばともやしラーメンに、それぞれ納得した二人はいざ神戸電鉄、新開地駅へ向かいます。 鈴蘭台駅で下車して、きょとん!としてしまいました。駅が新品になってしまっていたのです。二階の窓から線路沿いに東の方を見ていると看板がありました。 「おーい、あそこや、あそこや。」 「あっ、ほんま。すぐやん。すぐそこやん。」 お目当ての「ハンキーパンキー食堂」は駅のすぐ北側(東か?)にありました。 本日の「二人徘徊」のメインコース、「憂歌団」のボーカル「木村充揮」のライブ会場に無事到着です。お店は、もはや満席。前のほうに偶然空いていた二人並びの席を見つけて着席しました。ライブなんて、二人で来るのは初めてです。ドキドキします。 どんどんススム「木村」くんの酒量に合わせてこちらもビールがどんどんススみます。 木村君は7時過ぎに、イメージのとおり、ひょうひょうと現れて、始まりました。休憩を挟んで3時間近くの熱演でした。懐かしのヒット曲「おそーじおばちゃん」もしっかり歌って、ブルースに歌謡曲、軽妙で、実に「大阪な」おしゃべり。ハンキ―パンキーのマスターがピアノで参戦、ママさんがエプロンをとって「オーッ、パチパチ」というほかないボーカルを披露してくれました。二人ともプロ?! チケットセットの「おやき」を頬ばりチッチキ夫人 「きむらくん、エライ痩せてるねえ。」 唐揚げをかじってシマクマ君 ビールを一口でグビグビ。 「ほら、みてみい、Tシャツ、ちゃんとアイロン当たってるで。」 紫蘇ジュ―ス、ゴクリ。 「ホンマやね。まともに暮らしてるんやね。それにしても昔の釜ヶ崎の空気やわ。しゃべりも声も、飲み方も。」 わけのわからない当たり前のことを感心して、ひそひそ、時代錯誤おしゃべりも楽しいものです。「木村」くんの歌やトークもよかったのですが、お店のママさん雰囲気が感動的でした。楽しい夜を過ごしてお店を出ると、目の前を神鉄電車がゴー!。 「懐かしいなあ。何年振りやろ?」 「駅、新築してるねえ。」 お店の前で、神鉄電車を写真にパチリ。すると後ろから、聞き覚えのある声。 「おい、送るで。」 振り向くと、チケットを贈ってくれた「ヤサイクン」がひょっこり立って笑っています。 「ええー、どないしたん?」 「いや、ちょっと、遅そなるから、困るやろ。送ったるわ。」 「わざわざ来てくれたん?」 「いや、三宮からここ近いねん。トンネル越えたらすぐや。」 「そうなんか。わるないなあ。助かった。」 帰り路は名谷越えて、ピューと、あっという間。自動車は速い、あっという間に御帰宅でした。 ちょっと上がって、コーヒー一杯で帰っていったヤサイクン。 「アホいうことはないやろ。ちょっと覗きたかったんちゃうか。嬉しいこっちゃで。」「アホやな、気ィ遣こて。今日仕事やったはずやのに。」 なんか、いつか、思い出しそうな、親切が身に染みる「鈴蘭台二人徘徊」の結末でした。 2019・05・18 夜 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.22 23:06:11
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