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カテゴリ:徘徊日記「日帰りでお出かけ」
「一杯のかけうどん!」 徘徊日記 2019年 丸亀徘徊 その1
「青春18」という夢の呼び声に起された、2019年9月のある朝、シマクマ君は「JR網干」の駅に降り立ちました。 「こんなところで何してんの?」 改札を出て駅の中をウロウロしていると、後ろからうら若き女性から声! 「ええっと、あなたはひょっとして、女子大の?」 「そうそう、私。教育法の・・・。」 「このあたりにお住まいで?」 「ホントは竜野。でもこの電車、網干どまりやからおとーさんが迎えに来てくれんねん。で、何してんの?」 「ああ、青春十八してる。次の電車待ち。」 「どこまでえ?」 「四国、おうどん食べようかと思って。」 「ああ、讃岐うどんですね、この後、また、相生で乗り換えやね。あー、来たみたい。じゃあね、気を付けてね。」 ハイハイ、おとーさんによろしく。というわけで、ようやくやって来た播州赤穂行。相生で乗り継いで一息ついて、ノンビリ車窓の風景に・・・と思っていると…。 な、なんとオニヤンマですよ。もちろん車内の出来事。頭の周りをぐるぐる飛んで、目の前にとまりました。しようがないので、次の駅まで保護しましたが、これにはちょっと、いやかなり驚きました。 手に取って、デジカメを構えて、トンボを撮っていると、周りの人は不思議そうにしていました。こうこいう時でも、誰も声をかけたりはしないんですね。 岡山駅で「快速マリンライナー」高松行きにのりかえです。快速なのですが、先頭車両は二階建てで、指定席でした。ぼくは、もちろん普通車両です。 瀬戸大橋の車窓の風景。適当にシャッターを押していると、ピンボケばっかり。映っていたのはこんな風景でした。 実際は、もっといい感じですが、9月だという感じはほとんどしません。電車のなかは涼しくて、極楽です。 坂出ですね。瀬戸内工業地帯ですね。なんか、すごいですね。何がって、まあ、工業地帯の様子がなのですが、日ごろこういう風景あんまり見なれていないかもしれませんね。 坂出駅のホームから。通称讃岐富士なのでしょうか?たぶんそうなんでしょうが、あてにはなりません。大きい、小さいは別にして、この感じの山の形が、あっちこっちにある気がします。 下車駅に到着しました。「宇多津」です。ここから、当てずっぽうに歩きです。一つ手前の駅でしたから、たぶん西を目指せば丸亀です。適当な地図が一枚あるだけです。なんとかなるでしょう。マア、いつものことですし。 何だか、大きな川ですね。(後でわかりました、このあたりだけデカイんです。上流はそうでもない。) 安達川というんですね。これを渡れば丸亀市だそうです。目的地は、きっと、もうすぐです。しかし、カンカン照りなんです。倒れたらどうしよう? 「免許証、持ってる?」 「うん、でも、運転なんかしないけど。」 「知らないところで倒れたら、そこに住所書いてあるでしょ。」 朝、出がけにチッチキ夫人がいってました。こうなってみると、なんかリアルです。ホント知らん町やし。 おお、丸亀市です。やたら暑い町です。 これってアートですよね、いや、ちがうのかな。イヤ、アートでしょ。中央分離帯に立ってるんですが、解説は読めません。 ここを通り過ぎて、少し南に向かって歩くと、見つかりました、今日の目的地です。 知る人ぞ、知る讃岐うどんの名店「中村うどん」です。マア、たいていの讃岐うどん好きは知っているようですが。早速入店します。お昼を少し過ぎていましたが、行列というほどではありませんが、盛況でした。 「ひやかけうどん」を一杯いただきました。感動しました。透き通っているように見える麺。絶妙のコシ加減。気持ちのよいのど越し。コクがあって、それでいて、さっぱりとしたおつゆ。おいしいものというのはあるものなんですね。330円でした。ごちそうさまでした。 食べ終えて、店の前のベンチで一服しながら、ようやく考え始めました。 「さあ、これからどうしよう?」 とりあえず、今日の目的は果たしました。うーん、暑いけど、丸亀方面に歩いてみようか。要するに、電車に乗るだけ乗って、あとは何も考えていなかったのですね。 続きは「丸亀徘徊」(その2)で、どうぞ。 ボタン押してね! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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