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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2019.10.06
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​​ルドビク・バーナード「パリに見出されたピアニスト」シネリーブル神戸
​​​​ 10月の最初の金曜日の朝、悩みに悩んでこの映画を選択しました。おそらく音楽映画だろうというのが決め手でした。シネリーブルのアネックスホールです。
 パリの、どこかの駅のコンコース(?)、青年がピアノを弾いています。今はやりのストリート・ピアノというやつですね。曲はバッハかな?髭のハンサムな中年が興味深そうな様子で、ピアノを聞いています。青年が弾き終えて、近づこうとすると、お巡りさんらしき制服が3人で、青年目指してやってきます。ピアノを弾いていた青年は、脱兎のごとく逃げだして、お巡りさんが追いかける。映画はそんなふうに始まりました。
​​​ 驚くべきことに、最後まで「追っかけっこ」のような映画でした。ピアノコンクールでの成功というわかりやすい標的が設定されているのですが、お話のメインの標的の周辺では、先生と生徒、男と女、理想と現実、逃げるものと追いかけるものが入れ替わるだけで古典的というか、ありきたりというか、おそらく「アメリカ映画」だったら許されそうもないワン・パターンのビルドゥングス・ロマンです。筋を追っていると、たぶん腹を立てる人が出て来るに違いない展開ですね(笑)。​​​
 にもかかわらず、ボクにとっては、後味はさほど悪くなかったんです。理由は簡単で二つ思いつきますね。
 一つ目は音楽です。コンクールの課題曲がラフマニノフのピアノコンチェルトの2番なのですが、この曲が、「ありきたり」を倍化させるくらいありきたりの曲なのですが、そこが、かえってよかったですね。
 練習している様子を聞いていて、あるフレーズが響いてくると(ここを何楽章とか指摘できないところが、まあ、ボクのレベルですが)結構泣けるんですね。ぼくのようなミーハー愛好家は、手もなくやられてしまう曲なのです。まあ、音楽そのものの凄みということなんでしょうね。
​​​​ 二つ目は、「女伯爵」とか呼ばれているエリザベス先生役だったクリスティン・スコット・トーマス とかいう女優さんが気に入ったことですね。これも、実に、ミーハー的にはまりました。要するに好みの問題なのですね。​​​
 最後に笑ったのが、一丁前になったマチューのスーツ姿でした。フードのパーカーに比べて全然似合っていなかったですね。でも、まあ、大した問題ではありませんね(笑)。​​​
​​
​「まあ、こういうのもありかな?」​​
​​劇場を出て、元町映画館に立ち寄って「サタンタンゴ」の様子を聞いてしばらくおしゃべりしました。
​​「入ってる?お客さん?」
「うーん、ちょっと?」
「そうか、来週来るわ。大丈夫やろ。」
​「はい、お待ちしてますよ。」​​
​​ ​トコトコたどり着いた神戸駅で仕事帰りのチッチキ夫人とばったり出会いました。​電車に乗って、再びおしゃべり。​​
「映画行ったん?」
「うん、ピアノのやつ。なんかすごかったで、少女漫画みたいやねん。ビンボーな子が天才やねんけど、めっちゃ厳しい先生。まあ、ぼくはちょっとええなあいう感じやったけど」
「エースをねらえやん。」
「そうやなあ、音楽は悪ないけど、演奏の時の手と体は合ってなかったような気もするな。でも、音楽のんやからどう?」」
「エースをねらえかあ?やっぱりやめよ。」
​「うん、100円上がったしなあ。」​​
監督 ルドビク・バーナード

脚本 ルドビク・バーナード  ジョアン・ベルナール
キャストランベール・ウィルソン (ピエール・ゲイトナー)クリスティン・スコット・トーマス (エリザベス)ジュール・ベンシェトリ (マチュー・マリンスキー)カリジャ・トゥーレ(マチューの恋人)
2018年 106分 フランス・ベルギー合作 原題「Au bout des doigts」
​2019・10・04・シネリーブル神戸no33


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最終更新日  2023.12.24 21:41:14
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