ゴジラ老人シマクマ君の日々
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シマクマ君
シマクマ君のゴジラブログへようこそ。今日は図書館、明日は映画館。あれこれ、踏み迷よった挙句、時々、女子大生と会ったりする。大した罪は犯さない、困った徘徊老人。「週刊読書案内」・「先生になりたい学生さんや若い先生にこんな本どう?」・「映画館でお昼寝」・「アッ、こんなところにこんな…わが街」とまあ、日々の暮らしのあれこれ、いたって平和に報告しています。
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「これ、読んでんの?」 「うん。海街ダイアリィとおんなじやな。」 「どこが?」 「親がおれへん三姉妹やん。あっちはオバーちゃんやったけど、これはオジーちゃんが大人で、とびこんでくんのが、血はつながってないし、男の子というのが違うけど。」 「ふーん、でもこれ少女マンガと少年マンガの合体やろ。もう、少女マンガはええねん、私は。」 「少女マンガって?」 「相変わらず、目ーキラキラウルウル描いてるやん。」 「うーん、そこか。まあ、そうやな。ほんなら、将棋のとこ読むの?」 「少年マンガのパターンやから読めるやん。もう一つあったやろ、番外編?灼熱のなんとか。」 「あ、それも読まな。でも、ぼく、この子ら嫌いちゃうわ。」 我が家で、「3月のライオン」を読んでいないのは、ボクだけだったわけで、所有者のピーチ姫や出資者のチッチキ夫人はもちろんのこと、愉快な仲間のヤサイクンやアーちゃんママも、一時、お持ち帰りで読んでいたようで、小学生のチビラ一号、コユちゃん姫も読んだフシがあります。 まあ、遅れてきた老人シマクマ君も、漸くということなんですが、はまりましたね。なんといっても、主人公たちの周りに、老人以外、まともな家族が一人も出てこないところに、妙に納得しました。その上、主役のあかりさん、ひなちゃん、モモちゃんの三姉妹も、天才少年桐山零くんも、実は、零くんの義理のおねーさんの香子さんも底なし沼のようなところに立っているんですよね。 これが第1巻の最初のページです。次のページはこんな感じ。 ここで「ほら、あなたの居場所なんてこの世のどこにもないじゃない?」と言い切っているのが中学生だった零君の4歳年上の香子さんなんですが、結局、彼女も「居場所」を失ってしまいます。 突き詰めてしまえば、このマンガは「居場所」の争奪戦を描いているともいえると思うのですが、まあ、だから、「どうなるのか?」と14巻まで一気に読んじゃったわけですが、マンガ自体は、なんとか、あやうい「明るさ」を維持し続けているところに読ませる理由があるんでしょうね。 第1巻で語りはじめられた「物語の始まり」から、ちょうど二年くらいがたったところが14巻なのですが、実は、ここまで読んで「3月のライオン」という題名の意味が、ぼくには、まだわかっていません。 読み落としているだけかもしれませんが、わかるところまで読むしかなさそうですね。 「ああ、早く15巻でないかなあ!」
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