ゴジラ老人シマクマ君の日々
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シマクマ君
シマクマ君のゴジラブログへようこそ。今日は図書館、明日は映画館。あれこれ、踏み迷よった挙句、時々、女子大生と会ったりする。大した罪は犯さない、困った徘徊老人。「週刊読書案内」・「先生になりたい学生さんや若い先生にこんな本どう?」・「映画館でお昼寝」・「アッ、こんなところにこんな…わが街」とまあ、日々の暮らしのあれこれ、いたって平和に報告しています。
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ヤサイクン「マンガ便」最新版、「7人のシェイクスピア」最新号です。エリザベス朝のロンドンでは、ストレンジ卿一座対海軍大臣一座の間で、熾烈な劇場闘争が繰り広げられているのは、前号からの続きです。 マンガで繰り広げられている演目は「ヘンリー6世」。シェイクスピア初期の史劇で、大ヒットとした作品らしいのですが、前半の山場はイングランドの将軍トールボット親子の死に別れの場ですね。
All these and more we hazard by thy stay. All these are saved if thou wilt fly away. 「お前がとどまることで全てが危険にさらされ、お前が逃げることで全てが救われるのだ。」
息子ジョン・トールボットはご覧の通り、父の目前で戦死。父もこの戦いで戦死します。対戦相手は、あのジャンヌ・ダルクです。シェイクスピアの名セリフ山盛りのシーンが続きますが、マンガは役者の演技の蘊蓄で引っ張ります。 このあと、攻守逆転したイングランド軍は魔女ジャン・ヌダルクを捕らえ火炙りの刑が舞台上で繰り広げられますが、本当に火を焚いたのでしょうね、当時の舞台は。 もっとも、このジャンヌの描き方あたりから、ちょっと、「大人のマンガ」化の雰囲気が広がり始めます。だって、胸の描き方、ちょっと、「おいおい」という気がしません? さて、第10巻の後半は喜劇「恋の骨折り損」なのですが、腰巻でうたっている通り「禁断で真実の恋」が始まります。「大人のマンガ」全開ですね。文豪シェイクスピアの恋というわけですが、相手は女王の侍女ジョウン・ブラント。エリザベス女王の宮廷で「恋」はご法度なのですが、「Love is a Devil」の始まりがこのシーンです。 やっぱり、巨大な胸の描き方に笑いそうですが、その後どうなるかって?はい、フル・ヌードの濡れ場に突入しますが、まあ、そのあたりの展開はお読みいただくしかありませんね。 しかし、あの手、この手、ハロルド君も頑張ってますよ。ホント、よくベンキョウしてはりますね。 「7人のシェイクスピア」(第九巻)へはこちらをクリックしてください。 「7人のシェイクスピア」の最初はこちら。 追記2023・02・15 久しぶりに過去の掲載記事の修繕をしています。
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