|
マイケル・グレイシー「グレイテスト・ショーマン」パルシネマ新公園
毎日通っていた仕事をやめて、映画館に通うようになって一年が過ぎようとしている。好みなのか、気が合うのか、だんだん通い慣れたところに繰り返し行くようになって、なんとなく気分がマンネリ化してしまいつつある。 映画館に行くこと以上に外に出ることが目的だったりするわけだから、最寄り駅をかえたり、近所を徘徊したり、気分を変えようと思うのだけれど、なかなか難しい。 ところが、座席に座って始まる映画は、今まで、あんまり見たことがなかったタイプのミュージカル仕立てだったりして、目を見はる。見たのはマイケル・グレイシー監督の「グレイティスト・ショーマン」。 なんか、舞台か、広場か、客席の後ろにシルクハットで、ど派手な燕尾服の男が、向こう向きに立ってて動き出す。 ダン!ダダン!ダン!ダダン! 客席が一斉に足踏みして重厚でリズミカルな響きが広がって、もうこっちの気分は鷲掴み。 うまいなあ・・・・ 映画が始まって、男の回想。仕立て屋の少年と少女との出会い。少女の父親が少年に容赦のない平手打ち。 「うちの娘に近づくな!」 何だか怪しげな手口で金を手に入れながら生きのびてきた、かつての少年P・T・バーナム(ヒュー・ジャックマン)は、娘になった少女チャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)を略奪、駆け落ち。 「うーん、やるなあ。」 「こっちも、おそる、おそる見ていたフリークスやったけど、、まさに、これが私!やもんなあ。髭ヅラの大女が素晴らしいってなんやねん。これが、アメリカ流なんかなあ。すごいなあ。エエ声しとんなあ。あのひげ女。」 「二本ともよかったで!」 湊川公園の陸橋から煙草を喫いながら西を眺めると、夕日が沈みかけていて、大開通りの信号が、ずっと向うの高速長田の駅まで青やった。 もうすぐ、春かなあ・・・ 監督 マイケル・グレイシー 追記2019・12・05 「ゲティ家の身代金」はこちらをクリックしてくださいね。 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.22 11:34:06
コメント(0) | コメントを書く
[映画 オーストラリア・ニュージーランドの監督] カテゴリの最新記事
|