ゴジラ老人シマクマ君の日々
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シマクマ君
シマクマ君のゴジラブログへようこそ。今日は図書館、明日は映画館。あれこれ、踏み迷よった挙句、時々、女子大生と会ったりする。大した罪は犯さない、困った徘徊老人。「週刊読書案内」・「先生になりたい学生さんや若い先生にこんな本どう?」・「映画館でお昼寝」・「アッ、こんなところにこんな…わが街」とまあ、日々の暮らしのあれこれ、いたって平和に報告しています。
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14巻まで読んで、待つこと二ケ月、羽海野チカ「3月のライオン(15巻)」(白泉社)12月に発売されましたよ。 これが最新刊の最初のページです。少女マンガですねえ。ホント。それで、最後のページがこれです。 月島でもんじゃ焼きを食べて、みんなで歩いて帰る様子です。おそらく墨田川にそった遊歩道で、向こうに見えるタワーマンションなんかは、東京の人にはわかる風景なんでしょうね。 ぼくには2019年夏の、東京お出かけ徘徊で「歩いたことがある」ような気がする風景なのがうれしいシーンでした。
このマンガが出た頃、12月の末に「ハッピーアワー」という映画を観ましたが、あれは「神戸」が舞台で、六甲山、三宮、東灘の山沿い、ポート・アイランド、多分、芦屋川、ああ、それから有馬温泉、暮らして、馴染んでいる町の実景がスクリーンの上に物語の場所として映し出されるのは、馬鹿みたいに思われるかもしれませんが、ちょっと違った感じがしますね。 地下道を歩いていて、外に出ると、いつもの場所なのに、ちがったところに出てきたような感じがすることがありますが、あんな印象でした。 このマンガも、将棋の世界を描いているのですが、主人公の「零くん」や、お人形さんのような絵で描かれていますが高校生になった「ヒナちゃん」の淡々しい心のさまを読者の印象に刻み込みながら、彼らが住んでいる町が、ふと、東京のどこかにあると感じさせるところが肝なんじゃないかと思います。
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