長田悠幸・町田一八「シオリエクスペリエンス 14」(BG COMICS)
「ゆかいな仲間」のヤサイクン、2020年の1月のマンガ便に「シオリエクスペリエンス(14巻)」(BGコミックス)が入っていました。2019年の年末に出たばかりの最新号ですね。
13巻で「Bridge To Legend」、通称BTLコンテストの一次予選を勝ち抜いた「SHIORI EXPERIENCEシ・オリエクスペリエンス」なのですが、今回は、振出しに戻った感じですね。でも、見開きのページがかっこいいんです。
言わずと知れた「アビー・ロード」のジャケットの、あのアビー・ロードですね。
さて、マンガですが、ダサい高校教員、本田紫織さん、27歳が率いる「シオリエクスペリエンス」ですが、BTL一次予選も、読者としては予定通り、勝ち抜いて、二次予選はどうなるのかしらというところなのですが、今回は一次予選突破の御褒美で、、格上バンド「タピオカズ」のツアーに前座として参戦して、大きなステージで、一からの苦労の始まりです。
本田詩織さんが27歳という設定なのは、27歳で早世した伝説のギタリストにちなんで、今年中に「伝説」にならなければ・・・というわけなのですが、ジミー・ヘンドリックスのジャック・インという「裏技」で着々と「ビッグ」に成長しています。
14巻も長田悠幸さんお得意の「絵だけ」ページで、なかなか、盛り上がっています、が、今回は海の向こうのアメリカのお話しがポイントのようですね。
で、アメリカなんです。向うでもBTL一次予選は始まっています。そこには「ニルヴァーナ」のカート・コバーン、そして、あのジャニス・リン・ジョプリンという伝説の二人がジャック・インするバンド「The27Club」が登場して余裕で勝ち抜いているらしいんですね。
二人が登場しているページがこれです。
まあ、マンガ家さんとしては、そろそろ「ゴール」の段取りを見せてくれているようなんですが、14巻の最終ページも意味深です。
これって、上で出てきた「アビー・ロード」の横断歩道ですよね。次回はイギリス予選の話なんでしょうか?そういえば「ローリング・ストーンズ」のブライアン・ジョーンズと「ドアーズ」のジム・モリソンという伝説の人が、まだ残ってますよね。
さて、どうなるのでしょうね。楽しみっちゃア、楽しみですよね。
追記2020・02・09
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