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ダニー・ボイル「イエスタデイ」パルシネマしんこうえん
2019年の夏ごろ、OS系で公開されていた映画です。すぐに夜の番組になってしまったので、やめた記憶がありましたが、パルシネマが素早く二本立てにしてくれて、さすがと大喜びしていると、愉快な仲間のピーチ姫が言いました。 「エド・シーランって知ってる?」 という訳で、そのシラン名前が、何者なのかという課題を抱えてのパルシネマでした。見たのはダニー・ボイル監督の「イエスタデイ」でした。 映画館とかの、こういう人を集める商売の方は、今は大変でしょうね。予想通り、かなりスキスキのパルシネマでした。 なんと、あの、「ビートルズ」が消えてしまった世界で、唯一その曲を知る存在となった1人の、多分、インド系のさえないシンガー・ソングライターと、 「ああこの子どこかで見たことがある!」 といきなり思った。気真面目そうな、女子マネージャーの、まあ、荒唐無稽な恋のお話でした。 主人公はヒメーシュ・パテルという、イギリスでは人気の俳優らしくて、お相手の女性は「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー 」にも出ていたリリー・ジェームズですね。この女性はとても役にあっていて、感じが良いと思いました。その上、劇中に登場する一流ミュージシャン、エド・シーランを本物のエド・シーランが演じていて、実際に歌います。その上、何故か、死んだはずのジョン・レノンが、そっくりさんで登場したりもします。 「イギリスの人とかにはウケルんやろうな(笑)」 そんな、一寸冷めた気分で見ていました。ビートルズの曲は「イエスタデイ」から始まって、まあ、いろいろ出てきますが、ぼくには、なんだか、素人カラオケのようで、乗り切れませんでした。 でもね、見終わった感想は悪くないんです。理由は二つあるんですが、一つはエド・シーランという初めてのミュージシャンのアカペラを聴いたことです。いっぱい歌が出てきましたが、だからこそ、このシーンは圧倒的でした。 二つ目は、いろいろあった最後のシーンでビートルズのある曲を子供たちが声を合わせて、大声で歌っているのを聞いたことです。結局、ここで涙がこぼれ落ちてしまいました。 というわけで帰宅するとこの会話です。 「どうやったん?」ユー・チューブで聞かせると、大声で歌いだしたチッチキ夫人でした。(答えはこの記事の追記で) 監督 ダニー・ボイル 製作 ティム・ビーバン エリック・フェルナー マシュー・ジェームズ・ウィルキンソン ロバート・カーライル (何故か:ジョン・レノン))
この歌声がエンディングで響いて納得!というわけです。ジャックは学校の先生に逆戻り、エリーとの間に二人のおチビちゃんもいます。いい話じゃないですか。 ボタン押してね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.05.21 22:47:57
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