ゴジラ老人シマクマ君の日々
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シマクマ君
シマクマ君のゴジラブログへようこそ。今日は図書館、明日は映画館。あれこれ、踏み迷よった挙句、時々、女子大生と会ったりする。大した罪は犯さない、困った徘徊老人。「週刊読書案内」・「先生になりたい学生さんや若い先生にこんな本どう?」・「映画館でお昼寝」・「アッ、こんなところにこんな…わが街」とまあ、日々の暮らしのあれこれ、いたって平和に報告しています。
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ヤサイクン、五月のマンガ便です。ハロルド作石「7人のシェイクスピア(12巻)」が届きました。表紙はエリザベス1世の肖像です。 ここのところ続いていた、ロンドン劇場戦争がついに決着しました。 その展開が12巻のメインですが、折角ですから内容は本冊をお読みいただくこととして、今回はキャラクター一覧図を載せておきましょう。 さて、21世紀の現実の世の中は新コロちゃん騒ぎをいいことに、機を得た大衆煽動家たちが跋扈し、陰謀政治の準備を着々と整えているかに見える様子です。 が、奇怪至極な政治といえば「エリザベス1世」統治の16世紀末期のイングランドの政治情勢は、素人世界史では有数のシーンと言えるでしょうね。 要するにわけがわからないことがあっちでもこっちでも起こっているわけです。たとえば、12巻の後半、バージン・クィーンと呼ばれて、生涯未婚だったエリザベス1世が、その生涯で最後に寵愛したといわれるエセックス公についての描写があります。 歴史を少し齧っている目から見れば、このシーンでの、7人のシェイクスピアの一人、詩人で預言者リーの役回りは面白いですね。寵愛したエセックス公をエリザベス女王は、結局、どうしたのか。歴史的には、ここから一波乱も、二波乱もあるわけです。 そういえば、マンガを配達してきたヤサイクンが珍しく質問していました。
「エリザベス女王ってプロテスタントなん?」
この質問はむずかしいですね。皆さん、正解をご存知でしょうか。ぼくにはわからないですね。 イングランド国教会の歴史はカトリック教徒弾圧の歴史だったようですが、エリザベス女王は何をしたのか? この後、マンガはエリザベスの宗教政策に纏わるお話しへと展開するようですが、イギリス国教会という、独特のキリスト教信仰の形が出来上がるには、まだまだ時間がかかるようですが、この当時のエリザベス女王の宗教観の真実が、ここから解き明かされていくのでしょうか。 ハロルドさんも、ベンキョウしていますね。歴史は事実は上手に重ね合わせているようですが、ベンキョウしないと書ききれない「歴史マンガ」の一面を窺わせて、ホント、興味津々です。 追記2020・05・17 「7人のシェイクスピア」(第1部)・(9巻)・(10巻)・(11巻)の感想はそれぞれ、ここをクリックしてくださいね。 追記2023・02・15 記事を修繕しました。
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