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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2020.06.18
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100days100bookcovers no5
​​​レイモンド・カーヴァ―「頼むから静かにしてくれ」(中央公論社)​

​             ​(箱装表紙)​

​​ 北極光の光るアラスカから始まりましたが、モンブランが白くそびえ立つアルプス連山、そこから幻想の城のような九龍城へと、世界を一巡り。さあ、どうなるのかと思っていると香港から船に乗って村上春樹。中々快調で楽しい展開ですね。
 
面白がりの三人は、トリオ漫才よろしく、投稿した記事をめぐって、ああだ、こうだ、と40年前の国文科「読書室」さながらの喧々諤々です。
 
​​記事を読んでくれている読者の方がいればきっと思っているでしょうね。 

「頼むから静かにしてくれ!」

 というわけで、4日目はこの本です。
​ ​レイモンド・カーヴァ―「頼むから静かにしてくれ」
(村上春樹訳・THE COMPLETE WORKS OF RAYMOND CARVER 1 ・中央公論社) 
​​​​​

​​​​​​​ ​「中国行きのスロウ・ボート」(中公文庫)​という文庫本の題を初めて見た時、これってなに?ってひっかかったのが「スロウ・ボート」でした。「貨物船」のことなのですが、何度読んでも忘れてしまうんです。村上春樹の最初の短編集で安西水丸さんの装幀ですが、文庫本になったのは1986ですね。
 ​​​​
​​今読み返すと「習作」感にあふれていて初々しいのですが、当時、新人作家だった村上春樹が入れ込んでいた作家のひとりが、アメリカの新人作家​レイモンド・カーヴァ―​です。​​
 
​​​​村上春樹より十歳年上ですが、​「頼むから静かにしてくれ」​で評価されたのが70年代の中ごろでした。短編小説と詩を書いた人ですが、1988年に、確か50歳で亡くなってしまいました。彼の死後、その仕事をすべて訳して紹介したのが​村上春樹​です。
 この本は​カーヴァ―全集​の一冊ですが、デビュー以来の初期の作品がすべて網羅されています。収録作品は、今では、新書版の​「村上春樹翻訳ライブラリー」​でも読むことができますが、表題作の​「頼むから静かにしてくれ」​の邦訳はこの本が最初だと思います。​​​​
 ​
​​子どもが二人いる夫婦の一晩の話ですが、一気に読み手の心をつかむ沈黙の描き方はこの作家の天性のようなものを感じますね。村上春樹はこの作家にかなりインスパイア―されたのではないかというのが、ぼくの勝手な想像ですが、「スロウ・ボート」の語り手と少女の会話の場面の「間」の描き方なんかはよく似ている感じがしますね。​
 
​​そういえば​カーヴァ―​には​「ぼくが電話をかけている場所」​という作品があって、村上が翻訳して最初に本にした彼の短編集の題になっていますが、​「ノルウェーの森」​「ぼくが電話をかけている場所」がわからなくなるお話しだった辺りにも影響を感じます。​​
​​​​​ この本の話に戻りますが、B5判というのでしょうか、辞書サイズの箱装で装丁​和田誠​です。​
             (箱装の裏表紙)
             (本冊表紙)   
 箱の裏表紙、本冊にカヴァーはありませんが、表と裏の表紙に「鮭」と「ネコ」イラストがあってとてもオシャレな作りです。
             (本冊裏表紙)
​​​​
​ それではSODEOKAさん、よろしくね。(T・SIMADA2010・05・15)
追記2024・01・17
 ​100days100bookcoversChallengeの投稿記事を ​​​100days 100bookcovers Challenge備忘録 ​(1日目~10日目)​​ (11日目~20日目) ​​​(21日目~30日目)​という形でまとめ始めました。日付にリンク先を貼りましたのでクリックしていただくと備忘録が開きます。​​​​



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最終更新日  2024.01.17 23:00:38
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