ゴジラ老人シマクマ君の日々
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シマクマ君
シマクマ君のゴジラブログへようこそ。今日は図書館、明日は映画館。あれこれ、踏み迷よった挙句、時々、女子大生と会ったりする。大した罪は犯さない、困った徘徊老人。「週刊読書案内」・「先生になりたい学生さんや若い先生にこんな本どう?」・「映画館でお昼寝」・「アッ、こんなところにこんな…わが街」とまあ、日々の暮らしのあれこれ、いたって平和に報告しています。
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今日のお目当てはジョニー・デップです。映画のお好きな方には、笑われるでは済まないでしょうが、彼の主演映画を映画館で観るのは生まれて初めてです。 だいたい1980年代の半ばから、2018年まで、40年間にわたって「映画館」から遠ざかっていた結果です。 彼は1963年生まれらしいですから、ぼくよりほぼ10歳年下の俳優ですが、ちょうどその年代から、現在30代の俳優さんが盲点です。 三宮でアメリカ映画とかを観た帰りに、元町映画館に立ち寄って、たとえば「ホアキン・フェニクスって、他、どんな映画に出てるの?」とか「ライアン・ゴズリングって有名?」とか尋ねると、受付のオニーさんがニコニコ教えてくれたりするわけで、それで、少しづつ覚えているのですが、この映画のジョニー・デップとかは別格です。 何本も作られた、彼が海賊の親玉を演じた映画は主題歌も大好きだし、顏だって覚えています。好きな顔です。でも、映画館で見たことはなかったのです。 というわけで、映画が始まりました。「グッバイ、リチャード!」です。 診察室でジョニー・デップが医者と話しています。ここから10分間ほどの、予告編でも見せているシーンに、映画館のジョニー・デップがいました。 ぼくでも、少しは知っている海賊の親玉のイメージはありません。英文学の大学教授です。素顔で出ているかのような印象ですが、ちがいますね。とても心惹かれる「役者」の演技です。納得しました。 監督のウェイン・ロバーツは若い人のようです。物語を映像ではなく、主人公の「セリフ」というか、演説で引っ張ろうとしたところに無理があったのではないでしょうか。役者は揃っているのにメリハリを欠いた落ち着かない映画でした。まあ、しっかり勉強してくださいという感じでしたね。 ともあれ、ジョニー・デップの映画は、当分、探すことになりそうです。体の動かし方、歩き方がいいのです。映画館ではなかなかやらないのでしょうね。 監督 ウェイン・ロバーツ 製作 グレッグ・シャピロ ブレイデン・アフターグッド ブライアン・カバナー=ジョーンズ 脚本 ウェイン・ロバーツ 撮影 ティム・オアー 美術 アニー・ビーチャム 編集 サビーヌ・エミリアーニ 音楽 ブライス・デスナー アーロン・デスナー キャスト ジョニー・デップ(リチャード英文学教授) ローズマリー・デウィット(妻ヴェロニカ) オデッサ・ヤング(娘オリヴィア) ダニー・ヒューストン(同僚ピーター) ゾーイ・ドゥイッチ(教え子クレア) ロン・リビングストン(学長ヘンリー) 2018年・91分・R15+・アメリカ 原題「The Professor」 2020・08・31シネ・リーブル神戸no65
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