ゴジラ老人シマクマ君の日々
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プロフィール
シマクマ君
シマクマ君のゴジラブログへようこそ。今日は図書館、明日は映画館。あれこれ、踏み迷よった挙句、時々、女子大生と会ったりする。大した罪は犯さない、困った徘徊老人。「週刊読書案内」・「先生になりたい学生さんや若い先生にこんな本どう?」・「映画館でお昼寝」・「アッ、こんなところにこんな…わが街」とまあ、日々の暮らしのあれこれ、いたって平和に報告しています。
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黄金の魚 Der Goldfish 1925 おおきなさかなはおおきなくちで ちゅうくらいのさかなをたべ ちゅうくらいのさかなは ちいさなさかなをたべ ちいさなさかなは もっとちいさな さかなをたべ いのちはいのちをいけにえとして ひかりかがやく しあわせはふしあわせをやしないとして はなひらく どんなよろこびのふかいうみも ひとつぶつのなみだが とけていないということはない
選ばれた場所 Auser wahlte Statte 1927 そこへゆこうとして ことばにつまずき ことばをおいこそうとして たましいはあえぎ けれどそのたましいのさきに かすかなともしびのようなものがみえる そこへゆこうとして ゆめはばくはつして ゆめをつらぬこうとして くらやみはかがやき けれどそのくらやみのさきに まだおおきなあなのようなものがみえる
死と炎 Tod und Feuer1940 かわりにしんでくれるひとがいないので わたしはじぶんでしなねばならない だれのほねでもない わたしはわたしのほねになる かなしみ かわのながれ ひとびとのおしゃべり あさつゆにぬれたくものす そのどれひとつとして わたしはたずさえてゆくことができない せめてすきなうただけは きこえていてはくれぬだろうか わたしのほねのみみに
せめてすきなうただけは きこえていてはくれぬだろうか わたしのほねのみみに
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