ゴジラ老人シマクマ君の日々
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シマクマ君
シマクマ君のゴジラブログへようこそ。今日は図書館、明日は映画館。あれこれ、踏み迷よった挙句、時々、女子大生と会ったりする。大した罪は犯さない、困った徘徊老人。「週刊読書案内」・「先生になりたい学生さんや若い先生にこんな本どう?」・「映画館でお昼寝」・「アッ、こんなところにこんな…わが街」とまあ、日々の暮らしのあれこれ、いたって平和に報告しています。
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ちばてつや「ひねもすのたり日記4」(小学館) ヤサイクンの5月の「マンガ便」に入っていました。ここの所読み続けているちばてつやの「ひねもすのたり日記」の第4巻です。 執筆時期が、現在と重なっているので、マンガ家ちばてつやも「コロナの時代」を生きていらっしゃいます。 1939年の1月生まれですから、82歳ということですね。埼玉県にある芸術系の大学の先生もなさっているようで、現役ですね。マンガでは、あまり触れていらっしゃいませんが、感染に不安を感じざるを得ない後期高齢者ということで、感染の蔓延が笑いごとでは済まないストレスフルなお年といっていいと思います。 というわけなのかどうか、そこはわかりません。しかし、今回は病気の思い出話集となっていまして、「首の骨の捻挫」に始まって、「極度な眼精疲労」、「網膜剥離」、「耳鳴り」、「心筋梗塞」、「脊椎狭窄症」、「狭心症」、「大腸がん」、それから、「喫煙と禁煙の苦しみ」と、まあ、笑って書くのには抵抗のありそうな病名も、複数あるわけで、生まれてこの方、病院とは縁遠い暮らしをしてきた当方としましては、どっちかというと
「元気が出ないなあ・・・」
という第4巻でした。 「マンガ便」を届けてくれたヤサイクンが、荷物を手渡すときにいっていました。
「なんか、世の中や自分の体に対する不安がにじんでいて、ちょっとダルイ!」
その通りでしたね。でも、若いヤサイクンとは違って、ちばてつやの次の世代に連なる人間の目には、ある意味、実に正直な作品だともいえるわけで、そういうファンの一人であるシマクマ君には、それはそれで楽しめる内容なのでした。 追記2024・08・22 第1巻・第2巻・第3巻・第5巻・第6巻の感想はこちらをクリックしてくださいね。
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