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カテゴリ:徘徊日記「神戸・元町・三宮」あたり
徘徊日記 2021年6月9日 「ちょっとお散歩 布引の滝あたり その4」
貯水池で一服し、さあ、帰り道です。堰堤のわきを下り、谷川沿いの道に出て、ふと、谷川に目をやるといました! 「おーい、おったで、おったで!」 「何がよ、えー、あー、かわいいやん。」 焦ってカメラを取り出しますがピントがあいません。 「あっ、あっちにいってしまうよ。」 イノシシくんですね。実は六甲山の周辺には案外出没するのです。昔、王子動物園の柵というか、動物たちが住んでいる檻の外を徘徊していたイノシシの親子を見たことがありますが、今回は新神戸の町並みがすぐそことは言うものの、「そうそう、君たちはここで暮らしているよね。」という、一応、山のなかですから、驚くほどのことではないのかもしれませんが、出会えると嬉しいものです。 チッチキ夫人は思わず、意味のよくわからないことを叫んでいました。 「ああ、ワタシもあの子と一緒に、ここらへんで暮らしていたいわ!」 もちろんぼくは「ここらへん」で暮らしたいとは思いませんので、まあ、その時は、円満な形で別居という方向性を探りたいと思います。 さて、帰り道は、この川沿いの道を少し東にそれてみました。 神社ですね。祭られているのは弁天さんでした。筆塚とかもありました。 当然、狛犬さんもいらっしゃったのでパチリですね。 上が「阿」さんで、下が「吽」さんですね。なんか、笑えませんか?歯並びが悪いというか、不細工というか、口がやたら大きくて唇が分厚いというか、狛犬さん相手に、こういうハラスメント発言はいけませんね。 「バチが当たりますよ!」 というのは重々承知なのですが、やっぱり笑えますね。 この近所には紫陽花も咲いていました。 人影もなくていい雰囲気なのですが、やたらけばけばしい山門があって、驚きました。 実はここは徳光院という、かなり有名な、禅宗のお寺の裏庭だったようですね。表にまわれば国の重要文化財の多宝塔も見物できたようなのですが、知らないのですからしようがありません。 まあ、イノシシに喜んでいるコンビのお散歩ですから、お寺の方はまたの機会ということですね。 で、このまま、新神戸に戻って、映画の後の半日散歩はそろそろ終わりですが、実は、もう一軒寄り道しました。 立ち寄ったのは、三ノ宮駅の北側に二宮商店街という昔なじみの町並みがありますが、そこの北東あたりにある二宮神社です。 神社ですから。もちろん「阿吽」のコンビの方がいらっしゃいます。で、当然「阿」さんをパチリ。 「吽」さんをパチリというわけですね。 先程の、山のなかの「阿吽」コンビに比べると、やはりビルの中に座っていらっしゃるだけあって、シャレていらっしゃいますね。 まあ、優劣があるわけではないでしょうが、個性に欠けるというか、ちょっと負けていらっしゃる感じですね。 ああ、そうそう、本殿はこちらです。 手水場の向こうに、なんか、印象的なご神木もありました。クスノキですかねえ。 というわけで、ようやくお散歩終了でした。三宮からは高速バスで帰ってきましたが、自宅についた時は6時を回っていました。珍しく行動的な一日でした。(笑)
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最終更新日
2024.01.25 21:09:31
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