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ゴジラ老人シマクマ君の日々

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2021.11.16
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アレクサンダー・ナナウ「コレクティブ 国家の嘘」シネ・リーブル神戸 シネ・リーブルの予告を見ていて、「ウン?」と思っていると、映画好きの友人たちの評判が聞こえてきて、「そうか、そうか」という気分で出かけてきたシネ・リーブルでした。
​​ 映画はルーマニアアレクサンダー・ナナウというドキュメンタリーの監督の作品で、病院経営者と薬品会社、政治家が結託して、市民の命をもてあそびながら、闇の金儲けに勤しむ世界を、ドキュメント、あからさまにした作品、「コレクティブ」です。​​
 驚いたことが二つあります。
​​ 一つは、登場人物たち、新聞記者のトロンタンやその仲間、改革派の若い大臣ボイクレスクという人たちが、まるで俳優のようだったことです。​​
 いつものようにぼんやり見ながら、ドキュメンタリィーではなくて、普通のミステリー映画だと思い込んでしまいそうでした。それは、たぶん、「出来事」を捉えているカメラのある場所のせいだと思います。
 新聞記者たちの会話や、大臣の執務室での会話、それぞれ、オフレコに近い会議の内容が直に映し撮られる場所でカメラが回っていて、本当に撮っているのです。で、そこの会話がミステリー映画のセリフのようなのでした。
 二つ目は、結末です。政治家や医療関係者のありえない程の腐敗が報じられているさなかに行われた選挙の結果、勝ったのは、なんと汚職まみれの政治家たちだったことです。
 ぼくは、2021年秋の衆議院選挙の直後この映画を見ましたが、「日本」という国の選挙結果と、「ルーマニア」という国のこの映画の結末がそっくりだったことに客席から転げ落ちそうな気分になったのでした。
​ 映画監督の森達也さんが、この映画についてこんな発言をしておられるのをネット上に見つけました。​
 ​すごい映画を観た。まずはこれに尽きる。誰だってそう思う。次にあなたは思う。
なんてひどい国だ。私たちの国はまだましだ。でもならば考えてほしい。
 私たちの国は記者会見が一般公開されていない。自分たちの執務をドキュメンタリーで撮られることを了解する大臣もいない。
 つまり日本ではこんな映画は作れない。ならば同じことが起きてもわからない
 一人でも多くの人に観てほしい。そして気づいてほしい。権力監視について私たちの国は圧倒的に遅れているのだと。
 たとえば、この国には、コロナ騒ぎに乗じて役にも立たないマスクを配った総理大臣がいましたが、そこで動いた何百億だか、何千億だかの公金の行方は闇のかなたという現実があります。
​ 公共(?)テレビ放送は、投票率が上がるのを阻止することが目的のように、選挙戦報道をオミットするかのような、意図的な放送を繰り返し、民放は程度の低さの極限を目指すかのような、インチキな政治家・政治評論家のおしゃべりや、これでもかとを謂わんばかりの、文字どうりバカげた「お笑い」を流し続けています。​
​​ 森さん「権力監視について私たちの国は圧倒的に遅れているのだ」とおっしゃっていますが、むしろ、誰が意図しているのかわかりませんが、腐敗権力にとって一番都合のいい「愚民政策」政策を明るく受け入れている「権力崇拝」においては、世界の先頭を走っているのだという方がいいのかもしれませんね。
 ハヤリ言葉で言うなら、「自己責任」を弱者に押し付け、無能な「ダメージ・コントロール」能力をさらけ出しながら、自らの責任を糊塗する「リスク・マネージメント」言語を​​、政治家のみならず、メディアも弄んでいるということなのでしょうが、
明るく楽しいディストピアが着々と進行しているのは間違いないようですね。
 いやはや、それにしても、この国の医療や福祉の美名の下にも、きっと、この手の腐敗が進行しているに違いないのですが、暴くカメラは出現するのでしょうか。
 しかし、この映画に関して言えば、ここまで「奥深く?」カメラを駆使して暴いた​アレクサンダー・ナナウ監督​​手!​でした。
監督 アレクサンダー・ナナウ
脚本 アントアネタ・オプリ
アレクサンダー・ナナウ
撮影 アレクサンダー・ナナウ
編集 アレクサンダー・ナナウ  ジョージ・クレイグ  ダナ・ブネスク
音楽 キャン・バヤニ
キャスト
カタリン・トロンタン(新聞記者)
カメリア・ロイウ
テディ・ウルスレァヌ
ブラド・ボイクレスク(新任の保健大臣)
ナルチス・ホジャ

2019年・109分・G・ルーマニア・ルクセンブルク・ドイツ合作
原題「Colectiv」
2021・11・09‐no106シネ・リーブル神戸no126

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最終更新日  2024.08.07 19:46:03
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